授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

あなたの教師としての原風景は何ですか

2019-12-31 00:51:55 | Weblog
あなたは何で教師になろうと思ったのですか。
おそらく、誰かの影響を受けたり、きっかけとなる出来事があったと思います。
それが原風景です。

僕には、三つの原風景があります。

一つは子どもの頃、いじめられて泣き虫て、いつも担任の先生に助けられていたこと。
何でいじめられたかは忘れたけど、放課後、学校に戻り、教室で仕事をしていた担任の先生に、泣きながら訴えた事を覚えています。担任の先生は、微笑みながら僕の話を聞いて
くれました。西陽が入る教室でした。

二つ目は、両親が教師で、幼い頃に連れて行かれた学校で、父が部活の指導で生徒に慕われていて、その背景の夕陽が美しかったこと。

三つ目は、大学の時に、教育学部の仲間たちと、教育を変えると毎晩議論を戦わせたことです。時に掴みかかりながら言い合い、時に肩を組みながら話し、そのまま朝まで議論したり、疲れて雑魚寝してしまったり。

しかし、実際に教師になると、忙しさや、教育のブラックな状態で、教育を変えるという信念は揺らぎました。

辞めたいどころか、死にたいと思った事もあります。何年も担任をさせてもらえなかった時期もあります。それでも教師を辞めなかったのは、三つの原風景から、やはり自分の仕事は教師しかないと思えたからです。

今、僕の経験を、ツイッターやフェイスブック、ブログで書いています。

ささやかながら、僕の経験が、本になり、子どもたちや保護者、若い教師たちの助けになればと思っています。

あなたの教師としての原風景は何ですか。
教師に疲れたとき、ぜひ原風景を思い出してみて下さい。

理科のエレメントは問題解決学習?

2019-12-28 18:40:24 | 体育
理科の授業は、問題解決学習に即したエレメントがあります。

あれ?問題解決学習は、アウトプットが先だから、よくない方法だと、算数で書いてたよね。
そんな声が聞こえてきます。

算数の公式や、割り算の仕方、グラフの書き方なんて、習わなければ分かりませんよね。日常生活では、あまりインプットできない教科なのです。

理科は算数と違い、日常生活に即した学習。自然や生活の仕組みを解き明かす教科です。
だから、日常の生活そのものが理科のインプットになります。私たちは生まれた時から、様々な生活体験を通して、科学的な事象を見て感じて来ているのです。

理科の授業は、それらの事象から共通点や法則性を発見していく学習です。
だから、アウトプットから始める問題解決学習が有効なのです。

理科の授業はざっくり、観察と実験に分けられます。

観察は、観察してインプットした情報を、絵を描き、文章化し、アウトプットする授業になります。

実験の授業のエレメントは以下の通り。

学習問題を立てる。
予想する。
実験方法を考える。
実験する。
結果を書く。
考察し、まとめる。

言い方や順序は違う場合がありますが、ほぼこのエレメントで理科の実験で授業することができます。詳しく別の機会で。

授業のベストバランスは7:3

2019-12-28 00:42:04 | Weblog
教師が3で子どもが7
子どもの活動時間を確保して、
30分は子どもに活動させましょう。

例えば、算数なら、練習問題、ドリル各10分。
例題指導も、発問指示で半分以上10分は子どもに作業させましょう。間違っても20分全部教師の説明で終わらないように。

逆に、算数の問題解決学習なら、子どもの活動が30分になるという人もいるでしょう。しかし問題解決学習は、たった一問を45分かけてやる授業。できる子は1分で解くし、わからない子は45分わからないまま。練り上げで説明されても、自力解決出来ずやる気をなくしているから、嫌々聞くだけ。嫌々聞く事は、頭に入りません。やり方がわからないに時間だけ取っても、子どもに力はつきません。

以前に、体育の授業は子どもの運動時間をたっぷり取りましょうと書きました。具体的にはやはり7:3。45分のうち30分以上は運動させましょう。

他の教科も7:3。30分以上は子どもに活動させる。それが子どもに力をつける、よい授業です。

算数のエレメントは実は二つだけ

2019-12-27 04:34:15 | 算数
学習のエレメントは、たった二つ。
インプットとアウトプットです。

国語で言えば、読む、聞くがインプット。
書く、話すがアウトプット。

算数のエレメントはたった二つ。
例題と練習問題です。
例題がインプット。
練習問題がアウトプットです。

例題で解き方の基本型をインプットし、
練習問題で基本型を使い、または応用して解く、つまりアウトプットするのです。

計算も、図形も、数量も、表とグラフも、全て二つのエレメントで授業は進められます。

実は、算数には、間違いの授業方法があります。
問題解決学習という方法です。

問題把握、自力解決、練り上げ、まとめという方法を取ります。
これは、日本中で行われていますが、学習のエレメントとして成立してません。

問題把握は、要は問題文が出でめあてを出すだけ。インプットにはなりません。

自力解決はアウトプットです。しかし、インプットなしにアウトプットしろと言うのは無理な話しです。漢字を教えずに、漢字を書けと言うのと同じです。

練り上げは、話し合い。自力解決できた子の説明を聞くので、インプットになります。しかし、自力解決できるのは予習してきた子や塾で先に教わった子がです。

まとめは、公式化するので、インプットです。

わかりますか?解き方を教わらずに解けと言うのです。インプットしないでアウトプットしろという授業なのです。順番が逆なのです。

試行錯誤して、自分で解けたとき、授業が楽しくなると、問題解決学習をする先生はいいます。では、解けない子はどうでしょうか。
自己肯定感が下がるばかり、算数が嫌いになります。

実は僕も昔は問題解決学習をしていました。授業は楽しくなく、子ども達は学力がつかずに算数嫌いでした。

今は違います。
学習の順序の1.インプット、2.アウトプットを守った学習方法をしています。
算数は、例題でインプットし、その後練習問題でアウトプットするから、問題が解けて授業が楽しくなり、自己肯定感が上がるのです。

「算数が好きになった」
「俺、算数ができるようになった」
「先生、ありがとう」
そんな声を毎年かけられます。


国語の四つのエレメントとは

2019-12-27 03:50:50 | 国語


国語の学習を構成する四つのエレメントは、読書話聞(どくしょわぶん)です。
読書は、本を読む事じゃないですよ。
読む、書く、話す、聞く
です。

このうち一つが欠けてもいけないし、偏るとバランスよく学ぶことができません。

教科書を読む。

ノートに書く。

意見を話す。

話を聞く。

これらが各10分ぐらいずつ配置できるように授業を組み立てましょう。

話すこと聞く、話し合いとして20分取ってもいいですね。

ダメな授業の典型は、教師が教科書を読み、教師が内容を説明するだけで終わってしまう授業。これでは、子どもは聞くだけで終わってしまいます。
教科書は、教師も範読として読むけど、子どもに読ますことも必要です。こんな当たり前のことをしてない教師が実はいるんです。
また、説明は子どもにさせればいいんです。簡単な発問を繰り返して、たくさんの子に短く何度も答えさせれば、話すと聞くができます。

ダメな例としてもう一つは、ノートに書かせない授業。自分は板書をたくさんするけど、子どもに書かなくてもいいと言う教師。結構いるんです、これが。
板書は、ノートに書き写すためにするんです。板書計画イコールノート計画です。

じゃあ、作文教材はどうするの?というあなたは、書かせっぱなしの先生ですね。
作文教材だって、教科書に書いてあります。それを子どもに音読させます。教師の発問で、どんな作文を書くのか話し合い、子どもに内部情報が溜まってからかかせるのです。いきなり書かせるのはNGですよ。

漢字指導は、1時間まるまるやるものではないです。子どもは飽きちゃいます。授業の初めか終わりに五分ずつやればいいんです。1週間で30分くらいはできます。集中した5分×5日は、飽きてしまう45分×1日より、時間は少ないけど、漢字を覚えてくれますよ。

このように、国語は、読書話聞の4つのエレメントのバランスを意識して授業しましょうね。

教師こそMB理論を学んでオシャレになれ

2019-12-27 03:02:11 | 仕事術
教師って、世の中からどう思われてるかわかりますか?

ダサい、です。

テレビの学校を舞台にしたドラマを見て下さい。
主役はともかく、普通の先生は、上下ジャージ、またはネクタイにジャージです。または金八先生のように、明るいグレーのスラックスに茶系のジャケット。派手なネクタイにチョッキ。それが教師の一般的なイメージです。

昔ならばいざ知らず、今は保護者はオシャレな平成生まれのギャル達。ダサい格好してたら、それだけで教師は見下されます。

また、若くて痩せてて背が高く顔が小さい先生なら、それだけでいい印象を持たれます。今は見た目重視社会ですから。

でも僕は昭和生まれの胴長短足顔でか、ポッコリお腹の中年体型です。それだけで子ども達や保護者からマイナスの印象を受けます。

そんな僕が、ある時から、保護者に、
「先生、オシャレですね。」
「先生、その服カッコいいですね。」
などと言われるようになりました。
また、以前よりも信頼関係ができるようになった気がします。

子ども達から、特に高学年女子から、
「先生、その服かわいい。」
「先生、その服どこで買ったの?」
「先生、痩せたでしょ。」
などと言われるようになりました。
高学年女子と、オシャレについて話ができるなんて、まさかあるとは思いもよりませんでした。

ついでに、同僚からも同じような事を言われ、「オシャレ番長」なんてあだ名がつけられました。

じゃあ、僕はどうやってオシャレになって変われたか。

それは、MBさんの本やメルマガを読んで、その通りにしたから。MBさんの肩書きは色々ありますが、メンズファッションブロガーで、メンズファッション作家などなど。ファッション最近ではYouTubeもやっているので、是非見てみて下さい。イチオシは、監修しているマンガ「服を買うならこんなふうに」。

メンズファッションを論理的に解説し、ファッションは方程式だと言うので、我々教師には特に理解しやすいです。
例えば、ドレスとカジュアルのバランスは7:3。
例えば、カッコよく見せるシルエットはYライン、Iライン、Aライン。
例えば、モノトーンプラス一色。
などなど。
MB理論はわかりやすく、ユニクロやGUで僕らをカッコよくさせてくれます。

本当は、MBさんのことは教えたくないんだけどね。

注意点が一つ。それは、MBさんにハマると、ハイブランドの高額な服を買いたくなる事。僕は沼にはまりました(^◇^;)


ライフワークバランスは7:3が理想です

2019-12-27 02:25:01 | Weblog
ワークバランスは1/3
仕事8時間
ライフのバランスは、2/3
睡眠8時間
プライベート8時間
が理想です。

しかし、実際は10時間以上働いてませんか。
残業代も出ないのに。

その分、睡眠は6時間。
睡眠は諸説ありますが、7.5〜8時間が理想と言われます。
個人的には、睡眠6時間を切ると、仕事に影響が出ます。

プライベート8時間だけど、朝食と通勤で1時間。退勤と夕食で1時間。家事で1時間、風呂などで1時間取ったら、残り4時間です。

このうち、1時間を勉強に当てられれば、1年で365時間。3年で1000時間です。
1000時間費やせば、何事もプロになれると言われます。

さて、ここまで引いて、残りは3時間。皆さんは何をしてますか。
テレビ?ゲーム?だらだらと過ごしてませんか。
それとも、家族との団欒の時間としてますか。

どちらにせよ、貴重なプライベートの時間、有効に使いたいものです。

睡眠とプライベートの時間を確保するには、やはり仕事が定時で終わるよう、自分で働き方改革をしなければいけません。

僕のブログは、教師の働き方改革が満載です。
是非読んで、一つでも試してみて下さい。

長期の休みに必ずする3つのこと

2019-12-25 00:48:00 | Weblog
冬休み、充実してますか。何もしないと、すぐに大晦日、お正月が来て、冬休みが終わりますよ。やる事をリマインダーにして、どんどん進めましょう。

さて、そのリマインダーに入れて欲しい、長期休みにする事は3つあります。

まずは心身のリセット&リフレッシュ。とにかく休み疲れを取ります。
年の瀬は、疲れ溜まってます。僕たちはブラックな仕事(笑)なので、心身共にリフレッシュは欠かせません(年齢的にも)。身体のメンテナンスは整体がオススメです。日曜日、久々に行って来ました。かなり押す所なので痛かったですが、終わると身体が軽くなります。

次に普段できない事をやる。好きな事や新しい事で、気持ちを切り替えモチベーションを高めます。
例えば、クリスマスは何かしましたか?自分へのご褒美プレゼントを買ったり、ケーキを食べたり。
僕は、妻がクリスマスツリーや飾り付けをしてくれて、気分を盛り上げてくれます。夜は妻がクリスマスディナーを作ってくれました。美味しかったです。毎年ディナーを工夫してくれて、夫婦で楽しんでます。
また、イルミネーションとクリスマスプレゼントを買いに、東京に行く予定。楽しみです。

ついでに、やり残した事を片付けちゃいましょう。冬休み初日の午前だけで、ずっと行けなかった病院に行き、帰ってから締め切り間際の原稿執筆して送りました。やる気になれば、どんどんできますよ。

最後に仕事の準備。インプットとアウトプットに努めます。
正月三が日を過ぎると、大体仕事に行きたくなります。
三学期初めの3日間は、ブロンズの3日間といいます。この3日間は教師も子どももやる気満々。しっかり計画を立てて臨めば、よいスタートがきれます。

よい冬休みにしましょうね!

廊下に立たせる先生が犯罪者?

2019-12-23 16:38:23 | 学級経営
令和の世の中になっても、廊下に立たせる先生がいるようです。
それって、やった先生が罪に問われる場合がありますよ。

まず、子どもの教育権の剥奪になります。子どもには、授業を受ける権利があります。を義務教育では、子どもの教育権を侵害する事は禁じられています。廊下で立ってたら、授業を受けられませんよね。では、教室内で立たせるのはいいかと言うと、それも違います。

次に、体罰となる場合があります。
学校教育法に、「殴る・蹴るなどの懲戒、正座・直立等特定の姿勢を長時間に渡って取らせるような肉体的苦痛を与えるような懲戒を禁ずる」という内容があります。立たせる先生って、5分で終わることはまずありません。30分や1時間、平気で立たせます。教師は平気ですが、子どもは苦痛です。苦痛の時間は、1分が10分にも感じます。これは体罰と言われても仕方ありません。

廊下に立たせると、令和の世の中では、法令違反で訴えられたら、先生は体罰をした犯罪者になりますよ。

もちろん、子どもが悪いことをしたから立たせるのでしょう。しかし、注意の仕方、反省の仕方も色々あります。廊下にまじめに立っている子は、それほど問題のない子です。口で注意するだけで充分です。

問題は、教室内で他の子の学習権を妨げるほど邪魔をする子。廊下に出したい気持ちもわかります。そんな時は、校内電話で応援の先生を呼びましょう。教室の子どもたちには自習させ、他の先生に自習監督を頼んでから、空き教室で邪魔した子の指導をしましょう。指導は学習ですから、学習権の侵害にはなりません。時間が経ったり移動したりすることで、邪魔をした子も落ち着くかもしれません。間違っても、教室の子たちを放置して邪魔をした子の指導しちゃダメですよ。教室の子たちの学習権の侵害にならないように。

燃え尽きないための3つのすること

2019-12-22 08:04:51 | 仕事術
仕事の夢を見る、休日も仕事の事を考える。あまり良い状態ではありません。大抵、仕事に問題があって悩んでいる証拠。燃え尽き症候群の可能性あり。リフレッシュが必要です。今日は、燃え尽きないための3つの処方箋です。

1.出来るだけ定時で帰る

残業してますか。僕は18時までには退勤すると机に貼り、大体守れています。同僚の中で、1、2番に帰ることが多いです。隙間時間に、やることをちょっとでも進めていると、結構退勤時間までに終わるものですよ。効率よく仕事して、無駄な時間をなくしましょう。

仕事を持ち帰ってますか。僕も昔は、たくさんカバンに入れて家で遅くまで仕事してました。でも、業界で不祥事が相次ぎ、パソコン作業が中心になって、紙媒体は持ち帰らなくなりました。また、USBメモリも、業界の不祥事等やサーバー化で使えなくなりました。それ以来仕事は持ち帰りません。それで困ったことはないですよ。

‪2.仕事モードとプライベートモードの切り替え

朝起きて、顔を洗って、今日一日のスイッチを入れます。
帰宅したら、顔を洗って、その日の汗を流して、仕事モードからプライベートモードに切り替えます。
そうそう、家に帰ったら、ルームウェアに着替える。これも、スイッチを切り替える方法。
ちなみにお風呂が僕の寝るモードへの切り替え。生活にメリハリがつきますよ!

金曜よるの晩酌で、1週間のストレスをリセット。
金曜日は、今日一日がんばれば、明日はお休み!昔は花金、はプレミアムフライデー。金曜の夜はがんばった自分にささやかなご褒美を用意しましょう。スイーツでも、外食でもよし。僕は缶ビール。一日、顔晴れで過ごせば、美味しいビールが待ってます!


3.休みは好きなことをする

あなたにサードプレイスはありますか。家庭や仕事場と違う第三の場所。趣味や特技のサークルやコミュニティは、気の合う仲間と楽しんだり、自分を高めたりする、あなたらしい場です。退勤後や休日、サードプレイスで輝きませんか。

それから、年中行事を楽んでますか?春は花見、夏は海水浴(流石に近年ってない)や花火大会、秋は紅葉狩り、冬はイルミネーションとクリスマスとお正月初詣。お彼岸などでも墓参りのあと食事に行くなど楽しんでます。季節も感じ、毎年ワクワクしますよ。

記念日には、必ずお祝いすることで、絆と幸せを感じることができますよ。

でも、仕事やプライベートが充実してくると、なかなか睡眠時間が取れません。そんな時は、土日に起きる時間を遅くするだけでもリフレッシュできます。寝だめは効果ない説がありますが、気持ち的には有効です。


若い頃は、寝る間も惜しんで仕事してました。年齢を重ねるにつれ、疲れや寝不足が取れなくなり、身体を壊すようになってきました。無理は禁物です。ライフワークバランスを心がけましょう。