授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

「理科は感動だ」感動ある授業に必要なコツ2・3・4

2010-05-12 05:16:24 | 理科
2.飽きるほど触れさせる

磁石・電気などの単元は、自由に触れさせる中から、
多くのことに気付いていく「自試行」という方法もあります。
たっぷり時間を与え、ものをたくさん用意し、自由に触友だちと情報交換します。

観察単元も同じです。
特に3・4年生は、たっぷりと時間を取って観察をさせたいです。

虫眼鏡、ミニ図鑑は必須。

虫眼鏡を使うことで、一つの場所を集中してみることがきます。
拡大することで、見えなかったものが見えてきます。

図鑑を使うことで、目のにある生き物の特徴を見ようとします。
図鑑でしらべたことを確かめるために、また生物を見ます。
図鑑がなければ、通り過ぎるだけです。

ミニ図鑑であれば、1冊400円程度。
学級で購入するか、教師が班に1冊ぐらずつは、用意しておきたいです。


3.授業のシステムをノートで
(実験編)

授業は、基本的に教科書通りに行います。
ところが、教科書通りに授業するという事ができない先生が多いんです。

子どものノートを見れば、一目瞭然です。
実験単元であれば【問題・予想・実験図(必要なもの)・実験・結果・まとめ】
が書いてあるかです。

教が授業をする流れも、同じです。

基本的に、このノートのフォーマットは、実験単元でれば、どれでも使えます。
つまり、毎時間の授業の流れが安定し、子どもも科学的思考流れが理解されやすいのです。

 【実験ノートのフォーマット】左右見開き2ページで。

(左ページ)

日付・ページ数

学習問題

予想

実験図


(右ページ)

結果

気付いたこと

まとめ

(感想)



実験図を書かせたあと、
「班全員で持ってきなさい。全員合格したら、実験道具を貸ます。」
と指示します。
すると、いい加減に書いていなかった子が書かざるを得なくなます。

また、「実験図に書いていないものは貸しません。」とすることで、
抜け落ちな書くことができます。

授業の最後も、「片付けた班から、ノートを持ってきなさい。
全員がハンコをもらっ班から教室に帰ります。」と指示すれば、
片付けのし忘れ、ノートの書き忘れをチェッすることができます。

毎回ノート指導を続けることで、子どもから
「理科がわかってきた得意になった!」という声が聞かれてきます。

システムが定着することで、感動のある理科授業になります。


4.授業のシステムをノートで
(観察編)

観察カードのフォーマットは以下のようにしています。

日付・年 組 番・名前

天気・気温・観察場所

観察したもの

絵を描く欄

文章を描く欄
(大きさ)
(形)
(色)
(におい)
(手触り)
(その他)

観察したものの絵を描くときには、観察したものの観察したもののみを大きく書かせます。

よく、子どもは、絵日記風に人間や太陽、じょうろなども書きますが、
それでは科学的な技能は育ちません。

虫眼鏡を持たせて、大きく細かい所を書かせるのです。
うまく書いている子を紹介することで、みんながまねします。

また、文を書く所には、最初は書く観点を入れておきます。
「大きさ」「色」「形」「におい」「手触り」「その他」などです。
示しておかないと、大きさ「はやく大きくなってね」などの気持ちを書いてしまいがちです。

科学的な視点を最初に与えることで、
どんなことを観察したらよいかを子どもたちは学んでいにおいきます。

この観察カードは数回使い、観察の観点をつかんだら、
大きさ・形などの言葉を消して、印刷するようにします。


感動ある理科授業は、何も大がかりな特別な実験が必要なわけではありません。
教科にある実験観察を必ず行い、
全員ができるようになるちょっとした工夫を取り入れるこで、感動ある授業になるのです。

「理科は感動だ」感動ある授業に必要なコツ1

2010-05-09 22:27:50 | 理科
1.ものを用意する

当たり前ですが、ものがなければ、理科じゃありません。
観察・実験など。
実際のものを見て、触って、実験観察するから、感動するんです。

しかし、中には面倒くさいとか、どこにあるかわからないとか、
使い方がわからないとかで、教科書にある実験観察をやらないで、
黒板を写すだけ、プリントをやるだけの教師がいます。
理科離れ、理科嫌いが叫ばれるわけです。

少なくとも、教科書に書かれている実験道具は、理科室にあるはずです。
理科主任や理科専科に聞けば、どこにあるかわかるはずです。
教科書の実験を全部やるだけで、子どもたちは、理科が好きになりますよ。

さて、その、ものですが、できれば、全員分用意させたいです。
磁石や豆電球など、全員用意できるものであれば、できるだけ用意します。

キットなどを購入してもよいです。
ただ、キットを用意するときの注意は、単なる工作にならないようにします。
必要なものを必要なだけ、箱からだし、他のものは使わないようにします。
でないと、子どもは遊んでしまいます。

もし、全員に用意できないようなものであれば、演示実験になります。
物理系の実験は、でっかくダイナミックにおこないたいものです。
鉄製スタンドでビー玉をぶら下げる振り子と、
理科室の天井からつるしたドッジボールの振り子、
どちらが子どもたちに感動を与えるかは、言わなくてもわかるでしょう。

反面、科学実験は、安全に配慮し、必要最低限の大きさにします。
実験方法も、教科書に準じて行い、予備実験を必ずします。
沸騰実験や、酸素の発生など、予想以上に時間がかかります。
そして、どんなことに気をつけたらよいか、予備実験をすることで、気付くのです。

班で実験を行わせる場合は、必ず交代で全員が実験に参加するようにします。
一人の子が全部やって、他の子は見てるだけにならないよう、全員に役割分担を与えます。

家庭訪問心得

2010-05-08 10:57:05 | Weblog
昨日で家庭訪問が終わりました。

今年は、ありがたいことに、クレームは1軒も無し。
例年は、1、2軒はあるものなんですが。
無事に、黄金の1ヶ月を乗り越えた証拠かなあと思います。

まず、絶対外せないのが、「時間を守る」こと。
現在、たいていの保護者が、何かしらの仕事をしています。

貴重な仕事の時間を、家庭訪問のために休みを取っています。
仕事先に頭を下げて、休ませてもらっているのです。
その時間の給料はもらえないのです。
遅れるわけにはいきません。

そう思いながらも、今年は、話が弾み、
少しずつ、遅れました。
(なぜかは、あとで書きます。)
それでも、「ごめんなさい。次の家庭がありますので。後日あらためて話を聞かせて下さい。」
と声をかけ、家をあとにします。
勿論、すぐにメモし、あらためて、出向きます。

前もって、ゼンリンなどの住宅地図をコピーし、
貼り付けて、学区の巨大地図を作っておきます。
そこに、住所をもとに、家の場所を探し、色ペンで丸をつけます。
次の年は、別の色で丸をつけます。

出来るだけ、行ったり来た理がないように、地図にコースを鉛筆でうすく書きます。
勿論、兄弟の時間とずらしたり、保護者の希望を入れます。
この地図は、異動するまで重宝します。

家庭訪問をするときは、カーナビと、この地図と、家庭調査票を
すべて使って家を特定します。

それでも、不安なことがあります。
学区がニュータウンなので、同じような家が多く、表札や住所表示のない家もあるので、
結構迷います。
子どもや保護者が外に出て、待っていてくれることもあり、
そういった場合は、「助かりましたー。ありがとうございます。」と心から言います。

そうでない場合、チャイムを押し、「○○小学校の○○です。○○さんですか?」
とこちらから言います。
「○○さんですか?」と先には聞きません。学校の教師と名乗れば、
まちがえていたとしても、悪い印象は与えません。

現在、学校から「玄関先で」と言われることもあります。
私の学校はそうではないので、促されれば、遠慮せずに上がります。
しくこく「いえ、玄関で」というと、逆に距離感、緊張を生んでしまいます。

最初に、緊張をほぐすために、世間話から。
「すてきなお庭ですね。」「広いリビングですね。」など
お世辞でなく、ぱっと印象に残ったことを口にすると、
保護者も嬉しいので、リラックスしたムードになります。
「そんなことないですよ」と謙遜されても、
「花がいっぱいで、気持ちいいですよ。」「子どもの絵も飾ってあって、嬉しいですよね。」
など、付け足します。
ほめられて、嬉しくない人はいません。
そこから、会話が弾みます。

1/3くらいは、保護者の方から、家での様子を話してくださいます。
その場合は、聞き役に回ります。そして、すべて受け入れるように相づちを打ちます。
「へえ、そうなんですか!」「だから○○さんはやさしいんですね。」
など、笑顔で、リアクションします。

1/3くらいは、質問してきます。「学校ではどんなですか?」
1/3くらいは、こちらから話すのを待っています。
その場合は、学校でのその子の様子を話します。それも、いいことだけを。
「○○君は、お手伝いをいっぱいしてくれるんですよ。」
「○○さんは、良く休み時間に、私の所に来て、いろいろ話すんですよ。」
などなど。

悪いことは、最初には言いません。
最初から、子どもの直してほしい所を言ってしまうと、
親ですから、かちんと来ます。
そういったことは、会話が弾んできたら、さりげなく言います。

多くの場合は、子どものいい所を言っていると、
「でも先生、うちの子はこういう所があるんですよ。」
と、保護者の方から、直してほしいことを言います。
そこで、「学校でも、こうなんですよ。」と言いやすくなります。
でも、悪い所はしつこく言わずに、「でも、がんばってますよ。」
と切り返します。

会話が続かなくなりそうなときは、質問して、話を引き出します。
「お家では、どんなお子さんですか?」
「お手伝いは、するのですか?」
「家で、勉強はしますか?」
「習い事は、されてますか?」

そして、必ず聞きたいのが、
「生まれたときから、何か病気とか怪我で、配慮しなければ行けないことはないですか?」
家庭環境調査票にも書かれてはいますが、あえて聞くことで、
くわしい様子もわかりますし、
保護者と一緒に取り組んでいくという意思表示にもなります。
何もない場合でも、「・・・だから、びしびしやって下さい。」な
どと、エールをもらえる場合が多いです。

お茶菓子が出される場合もあります。
学校から、もらわないように、と言うお達しが出る場合は遠慮します。
我が校は、そこまではありません。
でも、出されて、手をつけないのも、失礼かなあとも思うので、
私は、飲み物だけ頂くようにしています。
しゃべるので、喉が渇きます。
お菓子は、手をつけないようにします。
そう、自分の中でルールを決めることで、
あとで「うちのは食べた」「うちのは食べなかった」という噂を布石マス。
でも、当然トイレに行きたくなりますが、そこは合間の時間に学校によったり、
コンビニで借りたりします。

最後に、「学校やクラスに要望等はありますか?」
と聞きます。
いろいろ出されますが、即答はせず、
「わかりました。検討します。他のご家庭の希望もありますので、そうなるかわかりませんが、善処します。」
などと答えておきます。

車に戻り、家から離れてから、メモを取ります。
当たり前ですが、保護者の前では、メモは取りません。

昔は、保護者のいうことに
「でも・・・」「それはこういう事なんですよ。」などと言ってしまったことがあります。
しかし、そういった保護者とは、たいていその後うまくいきません。
だから、今では、絶対に言わないようにしています。

たとえ、厳しいことを言われたとしても、
「そうだったのですか。」「気付きませんでした。」
「申し訳ありません。」「ご迷惑をお掛けしました。今後、気をつけます。」
など、謙虚に徹します。

保護者にとっては、家庭訪問が担任と直接、たっぷりはなせる最初のチャンス。
そこで、1年間の教師の印象が決まってしまいます。
謙虚に、伺わせていただく、話を聞かせていただくという姿勢で、
そして、協力して、子どもたちを育てていこうという視点で、
話をするように努めます。

そうすれば、家庭訪問は、自分の味方を増やす、絶好のチャンスとなります。

講座案内「TOSSデー千葉」5/9午前中

2010-05-07 22:54:33 | 講座・セミナー
明後日、千葉でTOSSデーを行います。
私は、理科を担当します!

「明日からの授業が楽しくなる 20のネタ」

目玉は、体育名人・根本正雄先生の特別講座です!

5/9、午前10時から、

千葉長沼コミュニティセンター


講座日程

NO 開始時間 教科 テーマ
1 10:00 学活 学級の雰囲気がよくなる 学級経営術
2 10:10 英会話 教師も子どももALL ENGLISH!楽しく話せる英会話
3 10:20 国語 音読七変化。いつのまにかすらすら読める音読指導
4 10:30 社会 社会の導入はこうやる!教科書を使って知的な導入の原則
休憩 (10分間)
5 10:50 理科 「理科は感動だ」感動ある授業に必要なコツ
6 11:00 音楽 いつの間にか子どもが熱中!楽しい音楽指導
7 11:10 道徳 子どもが真剣に考える。本物の資料を使った道徳授業
8 11:20 体育 根本正雄直伝!苦手な子も楽しくなる体育の授業
休憩 (10分間)
9 11:40 図工 図工が苦手なあの子も驚くほどの作品に仕上がる絵手紙の指導法
10 11:50 仕事術 Happyアフター5。5時に帰れる仕事術
11 12:00 学級経営 クリエイティブな活動が活発に 会社活動
12 12:10
(20分) 特別講演 学校を変える!根本正雄流学校づくり

申込み・詳細はHPで
http://www8.ocn.ne.jp/~yu-naka/chiba/chiba2010_day.html

係活動のシステム化 1

2010-05-05 22:29:01 | 講座・セミナー
1.教師がいなくても子どもたちだけで1日過ごせることをイメージする
 教師に成り立ての頃、係活動は子どもたちに自分のやりたい係をあげさせ、自由にやらせていましたしかし、子どもたちは自分たちで立候補した係なのに、全然やらなかったのです。「○君、何で仕事しないんだ!」「窓を閉めてない!□君を呼び戻せ!」などと、叱る場面が多くなりました。やっていない係の仕事は、放課後自分がやる羽目になった。「これは、係の仕事にしておけばよかった」と思うこともしばしばあった。
 今から思えば、自分の力量の低さが恥ずかしくなる。係は、ただ作ればいいのではないのです。きちんとした論理、システムを考えて作るんです。
『なぜ、係活動が必要なのか。』
 係活動は
「教室でのあらゆる仕事を全員で分担する」
ということなのです。そのためには、
「教師がいなくても子どもたちだけで1日過ごせることをイメージする」
のです。
 まず、始業式の前に、子どもたちが朝学校についてから、夕方帰るまでの動きをノートに書き出してみます。窓を開ける、宿題を集める。ハンカチやティッシュをチェックする。
いっぱいあると思います。それらが、係の仕事になります。
 低学年であれば、始業式のあとに、教師が係を示してやればよいと思います。でも、中学年以上であれば、ぜひ子どもたちから、係を出させたいものです。その方が、自分たちで決めた係だ、とやる気になってくれるからです。
 そのために、係を決める前に、子どもたちに朝学校についてから、夕方帰るまでの動きを、去年はどうだったか聞きます。クラス解体があった学年では、様々な動きが報告されます。その中で、「窓が誰があけていたの?」などと聞けば、「窓係!」など、今までの係を教えてくれます。それを黒板に板書していけばいいのです。おおよそ、教師が必要だと思っていた係が出るはずです。それでも出ない場合は、教師から「チョークを持ってくるのは?」などと聞いて、「じゃあ、チョーク係ね」などと係の仕事にします。
 子どもたちは、「それは日直の仕事だ」と言うときがありますが、あまり日直の仕事を増やさない方がいいと思います。やりきれないから。

給食について

2010-05-04 22:54:57 | 講座・セミナー
私が子どもの頃、給食は全部食べないと片付けることができませんでした。
その上、全部食べた子から、おかわりができるのです。
私は、好き嫌いが多かったので、食べるのが遅くなりました。
好きなものが出ても、おかわりはできませんでした。
その上、嫌いなものが食べられずに、昼休みが無くなることもしばしばでした。
給食は、大体好き嫌いのないやんちゃな子がいつもおかわりをしていました。
給食時間は弱肉強食です。
その頃は、給食時間が嫌でした。
食べ物の恨みは恐ろしいのです。

現在、上記のような給食システムは、登校拒否を生みます。
嫌いなものを「食べてご覧」と言っただけで、
「給食が嫌だ。学校に行きたくない」という子どもがいて、
親もクレームをつけてきます。

現在の社会情勢では、嫌いなものを無理矢理食べさせない方がよいです。
だいたい、子どもの頃嫌いでも、大人になって食べられるようになることもあります。
「給食センターの方たちが、心を込めて作ったのですから、ひとくちだけ、食べましょうね。」
その程度でオッケーです。

さて、本題の給食当番ですが、1年間同じシステムで行うことが基本です。
当番の仕事は変わらないので、1年間同じ班で行います。

最初のうちは、必ず教師が給食着を着る所から、
給食室(配膳室)に片付ける所まで、つきます。
全員が給食当番を経験するまでは、教師がついて指導するのです。

特に、食缶は教師がよそります。
子どもたちは、食缶の配膳の量がわかりません。
大体お玉大盛り1杯です。
汁物の時は、具が下にたまっています。
かき混ぜてからよそったり、具でひとすくい、汁でひとすくいの場合もあります。
1ヶ月ぐらいやっていると、大体の目安がわかってきます。


おかわりは教師が仕切ります。
必ず教師がつきます。
人気のないおかずから希望者を募り、じゃんけんでおかわりする人を決めます。
負けたら、他のおかずにエントリーはできません。
やんちゃな子が、じゃんけんに負けて、我慢を覚える場面です。

最後に食缶のおかずをほんの少し残しておき、
どうしてもほしい子にスプーン1杯だけあげます。
そうすることで、やんちゃ君も納得するのです。

給食時間は必ず守らます。
給食委員会や給食室、給食センターの方、
そして遊びたいクラスの子どもたちの時間を奪うことになります。
きちんと趣意説明して、時間内に食べ終わるようにさせます。
そのために、前もってデザートを食べていい時間、おかわりの時間、
最後の1分黙って食べる時間などを確保します。

給食当番でない子の動きもきちんと把握しておきます。
給食時間は休み時間ではありません。
教室や廊下で遊んでいる子がいないよう、前もって趣意説明しておきます。
手洗い係を作って、全員が手を洗ったかチェックさせます。
手洗いが終わったら、この時間は、
連絡帳を書いたり、係の仕事をしたり、読書をしたりする時間にします。

それから、教師は子どもの席で給食を食べます。
私は、各班を1日交替でまわります。
子どもたちとコミュニケーションを取るためと、食事の様子を把握するためです。

教育相談期間などがあれば、一人ひとり教卓に呼んで、いっしょに食べます。
そうすることで、教育相談も一緒にできます。

日直の仕事

2010-05-02 23:05:00 | 講座・セミナー
私のクラスの日直の仕事を紹介します。

日直は、毎日交代で、クラスの生活を仕切ります。

日直の仕事はできるだけ少なくします。
あまり多いとやることがわからなくなります。
多くて10個程度です。

係の仕事にできるものは、係の仕事にします。
逆に、係の仕事にないものは、日直がやるようにさせます。

朝の会、帰りの会は、できるだけ短く。
「今日の反省」や「悪かったこと」などネガティブな内容はしません。

毎時間の挨拶はさせません。
その時間がもったいないです。
やり直しなどしていると、授業時間が減るし、クラスの雰囲気が悪くなります。
毎時間同じ教師に挨拶をする必要はないと思います。

専科の先生には、「教えていただく」のだから、挨拶をさせます。

その代わり、
朝の挨拶、給食の挨拶、帰りの挨拶はしっかりさせます。
これは、礼儀としてしっかり教えます。

やり直しも1回ぐらいはさせてもよいと思います。
1,2回であれば、子どももたちも引き締まります。
しかし、しつこくやると、逆効果です。

日直には学級日誌を書かせる。
これは、教師にとって、とても便利です。
とくに週案を書くときに。 

日直が全員一回りしたら、席替えをします。
30人クラスだと大体1ヶ月に1回席替えとなります。

たくさんの子と仲良くなるために、席替えが多くてもよいと考えます。
ただ、クラスの実情に応じてです。

日直の仕事を、札にして掲示をして、できたら裏返すようにしています。
仕事をした科しないか、一目でわかります。

勿論、これは一例です。
参考になれば幸いです

ペーパーチャレランはどの子も熱中する

2010-05-02 01:26:46 | Weblog
2.ペーパーチャレランはどの子も熱中する

雨の日に、手軽にチャレランが出来るようにと開発された、
ペーパーチャレラン。

これは教育雑誌「教室ツーウェイ」(明治図書)で毎号掲載されています。
そして、全国のランキングも載っています。

このペーパーチャレランが、数年前、
慶應義塾大学医学部の「統合失調症の訓練プログラム」に
最適だという事が学会で報告され、最優秀となりました。

医学部の根本教授によると、たくさんの教材の中で、
ペーパーチャレランだけが効果があったといいます。なぜでしょうか。

他の教材は、答えが一つとなる「収束的思考」です。

それに対し、ペーパーチャレランは、答えが無数に存在する
「拡散的思考」です。

同じプリントでも、やるたびに答えが違い、点数が上がっていく。
これが、大人も子どもも熱中し、くり返しやりたくなるのです。

ペーパーチャレランは、現在「教室ツーウェイ」「向山型算数教え方教室」に
連載されているほか、先出の東京教育研究所などでも冊子が販売されています。

サイトで検索しても、いくつもヒットします。

チャレランで盛り上がる教室作り

2010-05-02 01:23:12 | 講座・セミナー
1.チャレランで盛り上がる教室作り

30人31脚って知っていますか?
あれは、もともとチャレランの種目だったのです。
チャレランは、チャレンジランキングの略です。
日本全国から集められた、たくさんのミニゲームの結果を、
全国的にランキング形式に発表するものです。

結果は、事務局に報告し、ランキング化されるのですが、
報告しなくても、隙間時間に出来るミニゲームは、
教室を楽しいモノにしてくれるはずです。

どんなチャレランがあるかというと、昔はいくつもの本が出されていました。
アマゾンなどのネット書店で検索すると、まだ販売しているかもしれません。
また、TOSSランドhttp://www.tos-land.net/から
「東京教育研究所」にアクセスすると、
「チャレラン・遊びの大百科」という冊子やCDを購入することが出来ます。

やんちゃな子も熱中する10のネタ

2010-05-02 01:16:52 | 講座・セミナー
今日はTOSS全国1000会場一斉セミナーin君津市
「やんちゃな子も熱中する10のネタ」が行われました。

簡単に、様子を紹介します。

ふれあい囲碁、おもしろかったです。
黒板に簡単にマス目を書いて
教えられるのですね。
資料の様々な紹介も参考になりました。

辞書引きは、楽しかったです。
3年生で、辞書を使うようになるので、
最初に楽しく指導して、使いこなしたいと思います。

社会は、地図帳を使ったネタ。
全員が熱中する地名さがしと、
教科書の写真と地図をリンクさせて、様々な情報を読み取る作業。
そして、グーグルアースに地図を貼り付けて活用する方法でした。
(私の講座です。)

算数の難問は、子どもの思考力を鍛えます。
ちょっと難しいから、子どもたちは熱中します。

図工は、スクラッチ技法を行いました。
画用紙に印刷した絵にクレヨンで塗っていきます。
最初に印刷したモノで練習し、
その後に本番、自由に絵を描かせるのが良いと思います。
私もやりましたが、とにかく楽しい。

理科は、給食で出る紙カップの活用。
洗って、干して取ってけば、理科にも使えます。
偏光板を使って、影の万華鏡
分校版を使って、虹の万華鏡
オアシスを使って、ミニ生け花。
実際に作って、参加者から歓声が上がりました。
(私の講座です。)

名句百選かるた。
季語の種類で分けているのがいいですね。
絵でもとれる所がいいです。
低学年向けかな。

学活の係活動、特に会社活動は、
大変参考になりました。
5月に係活動を見直そうと思っているので、
大変助かりました。

チャレラン(チャレンジランキング)、ペーパーチャレランは
盛り上がって良かったです。
大人でも、熱中していましたね。
(私の講座です。)

外国語は、カードを使った会話のゲーム。
違うカードだからこそ、コミュニーションを取ろうとする。
なるほどです。