授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

教務が絶賛!屋根の上の白い猫

2009-10-29 00:20:37 | Weblog
学級通信を教務、教頭に見ていただいている。

今日、教務から話があった。

「この学級通信の、絵の指導法、とってもいい。
 若い先生方に読ませたいから、コピー取らせてもらったよ。
 みんなに配るけど、いいかな?」

ありがたい話である。
多少、校内で、認められ始めたのかなあと、感じた。

以下が、その学級通信の文面である。

芸術の秋到来!ということで、10月は図画工作に力を入れました。3年2組は、物語の絵「屋根の上の白いねこ」を描きました。
私は、子どもの頃、「自由に絵を描いてご覧なさい」といわれると、何を描いていいかわかりませんでした。自由に描きたいと思っても、頭の中のイメージと画用紙に描かれる絵があまりに食い違い、くやしい思いをしました。なぜそうなるのか、教師となった今ではわかります。「描き方」を学ばなかったからです。子どもの中には、そういった、自由に描かせても、どう描いていいか分からない子も多いのです。そこで、この教材では、基本の描き方を一つ一つ教えました。

第1幕:ねこの練習
まずは、練習用の画用紙に表情のあるねこの顔を描かせました。次に、しっぽを描き、胴体を曲線でつなぎます。その次に、前足、後ろ足を描き、曲線でつなぎます。これで、踊る楽しいねこが描けます。

第2幕:本番のねこ
その後、本番の紙にねこを描かせました。一度練習しているので、どの子も大きくのびのびと描けました。次に、ねこのみを彩色します。ひとつのことに集中することで、気が散らず、ていねいに彩色できます。色は、白と、白にちょっと赤・青・黄を混ぜた4色で縞模様や、水玉模様に塗り、すてきなねこが出来ました。

第3幕:屋根
次に、屋根の描き方です。鬼瓦、瓦の曲線、屋根の重なりなど、図鑑を見せながら、描かせました。色も、瓦ごとに3種類ぐらいの色を作り、塗り分けました。ここは、瓦1枚1枚ていねいに描き、塗り分けるので、根気のある作業でしたが、子どもたちはがんばりました。

第4幕:月夜
 最後に、月を描きました。画用紙の真ん中でなく、左右どちらかに描くと、いい感じになります。黄色い月に少しづつ色を混ぜ、グラデーションにしました。暗い夜空に、黄色い月と白いねこが映える、すてきな絵になりました。

同じ場面の絵ではあるのですが、全員が個性的な、全く違った絵となりました。どの子も大満足、自分の頭の中のイメージに近い絵になったようです。
公民館祭りにも、クラスから2名ずつ、展示されます。教室にも掲示します。ぜひご覧になってください。

録音する

2009-10-18 12:30:46 | Weblog
いろいろなCD教材で勉強している。

その中のある教材で、自分の声を録音するというお話があった。

東京のライブの帰りに、そのCD教材を聞き終えたので、
ICレコーダーを取り出し、録音してみた。

いつも頭の中には、様々な考えが瞬時に流れては消えていくが、
録音するとなると、「言葉と文章と発声」に置き換えないといけない。
これが、頭での考えとタイムラグが生じる。

このタイムラグが、論理的に組み立て直す作業になるのだなと思う。

30分ほど、その日の学びを録音した。

家に帰って聞いてみる。
普通の人は、「恥ずかしい」「自分の声でない」
と思う。

でも、私はそうは思わない。
授業などの録音や、録画を時々しているからだ。
(自分の技量アップや、研修のためです。誤解なきよう。)

で、聞き直してみると、これがおもしろい。
自分の思考(脳の中身)を客観的に見ているようで、おもしろい。

声に出す(思考のアウトプット)
録音(機器へのインプット)
聞く(機器からのアウトプット&耳からのインプット)
それに対して様々考える(客観的に見る)

これは、すごい。
昨日、2日目を録音した。
だいたい、30分しゃべると、自分の中で終わりになるとか、
尊敬するB先生のしゃべり方に似ているとか、
いろいろ発見した。

続けていったら、かなりの学びになりそうな予感。