授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

授業が成立する教師の指針10項目

2018-10-28 10:19:01 | 講座・セミナー
1 笑顔で子どもの前に立つ
 日本で1番の社会科教師と言われた有田和正先生は、50才を過ぎても、毎朝鏡の前で笑顔の練習をしてから学校にいったという。
 日大医学部の林先生の基本方針の1番目が、笑顔。
 暗い顔で子どもの前に立つのはダメ。
 笑顔は、教師の表芸。どんなときにも笑顔で。 練習すれば、だれでもできる。

2 ほめてほめてほめる
 愛知のドクター杉山登志郎先生(「発達障害の子どもたち」著者)は、ほめまくるほど発達障害の子にいいという。
 もし叱ったとしても、叱ることの10倍はお目ないといけない。
 でも、嘘っぽく叱るのはダメ。
 昨日と比べ、1歩でも進歩していたら、ほめる。
 「すごいなあ、進歩してるよ。」
 誉めて子どもを育てる。

3 連絡することを忘れない
 向山先生は、娘の担任から、前日に木工ボンドを持ってくるよう言われたという。
 夜9時に町をかけまわって買いいったという。 担任が連絡が遅れれば、どこの家もそうなる。 事前に、何回も、手を変え品を変えて連絡しておく。
 連絡は、朝最初にする。
 プリント等は、もらってきたらその時に配る。 黒板の橋に忘れないように書いておく。

4 約束を守る
 子どもとの約束を2回破ったら、向山先生でも学級崩壊するという。
 特に高学年は、たった1度でも影で「あの先生、信用できない」と噂する。
 教師は、ちょっとしたことだと忘れてしまうが、子どもはどんな些細なことでも覚えている。
 楽しみにしている子がいる。
 約束をするなら、「もしかしたら、ダメになるかも。でも、今週中に時間を取るから。」と先回りして言っておく。
 約束とはそれほど大事。

5.発問・作業指示を短く
 ノートに書きなさい。手を挙げなさい。
 などの発問、作業指示は明確に短くする。
 たとえ、1000回発問しても変わらない、ぶれない発問をする。
 向山先生が、クイズおもしろゼミナールの編集委員をしていたとき、NHKのプロデューサーから、「どうして教師は、同じことを聞くと、毎回違うことを言うのか。」と聞かれたという。
 教師は同じことを言っているいるつもりだが、違うのだ。
 1000回言っても一言一句変わらないようにしないといけない。
 また、長い言い方は、子どもは何を言っているかわからない。
「教科書を出して24ページを開いて、5番をやりなさい。」
 こういっても、「先生!どこやるの!」という子がいる。
 やさしくもう一回言っても、同じことを聞いてくる。
 これは、ワーキングメモリーが1つに集中すると言うこと。
 ADHDの子は、教師の長い発問指示は、何を言っているのかわからないのである。
 教師は言葉を10分の1まで削らないといけない。

6 子ども全員と目線を合わす
 黒板に向かいながら話す人がいる。
 後ろ向きに言わない。
 発言するときは、子どもを向いて言わないといけない。
 目線は、子どもの方へ。
 全員に目線が行くようにする。
 ひとりに0.5秒目がとまるように。
 子どもは「自分を見てくれている、自分に話しかけてる」と思う。
 この視線のチカラで子どもを制することができる。

7 どならない
 子どもがかわいそう。どなるときは、
 ①命に関わること
 ②全体の動きに関わること
 以外は行わない。
 運動会などで、拡声器でどなっている先生がいるが、近所迷惑だし子どもも嫌な気持ちになり、余計動かない。
 どならなくても、子どもを動かすことができる。

8 教えてほめる授業
 授業には2つある。
 ①教えないで叱る授業
 ②教えてほめる授業
 教えないで叱る授業の典型が、算数の問題解決学習。
 授業で活躍するのは塾で習った子だけ。
 教科書を見ちゃダメ。
 1時間で1問しかやらない。
 これで、考える力がつくのだろうか。教師は、「こんなのもわからないのか!」と叱る。
 教えないのだから、わかるわけがない。
 教えて誉める授業の典型が、向山型に代表される、教科書を教える授業。教科書を使うから、みんなわかる。
 みんなが100点を取れる。
 だから、ほめまくることができる。
 誉められるから、その教科が好きになり、好きになるから得意になる。

9 シンプルに授業の組み立てる
 授業をシンプルに組み立てるから、授業が安定する。
 校庭で「ここに座りなさい」といって、大きな円を描く。
 運動会で、円がなくなるとできない。時間割を変えると、混乱する児童がいる。
 どうしても変える場合は、ごく簡単に。
 それも前の日に連絡する。
 基本は時間割通りに行う。

10 知的な授業
 「塚も動け 我が泣く声は~」国語セミナーで、向山先生は「1文字変えてごらん」と発問した。
 それだけで、様々な句となり、そのイメージの違いが議論された。
 すごく熱中した授業となった。
 知的な、心豊かな子どもに育てるには、知的な授業でないとダメ。

「いってみて
 やってみて
 やらせてみて
 ほめてやらねば、人は動かじ」
             山本五十六
2009TOSSサマーセミナー・向山洋一先生の総括講演より

講座案内「TOSSデー千葉」5/9午前中

2010-05-07 22:54:33 | 講座・セミナー
明後日、千葉でTOSSデーを行います。
私は、理科を担当します!

「明日からの授業が楽しくなる 20のネタ」

目玉は、体育名人・根本正雄先生の特別講座です!

5/9、午前10時から、

千葉長沼コミュニティセンター


講座日程

NO 開始時間 教科 テーマ
1 10:00 学活 学級の雰囲気がよくなる 学級経営術
2 10:10 英会話 教師も子どももALL ENGLISH!楽しく話せる英会話
3 10:20 国語 音読七変化。いつのまにかすらすら読める音読指導
4 10:30 社会 社会の導入はこうやる!教科書を使って知的な導入の原則
休憩 (10分間)
5 10:50 理科 「理科は感動だ」感動ある授業に必要なコツ
6 11:00 音楽 いつの間にか子どもが熱中!楽しい音楽指導
7 11:10 道徳 子どもが真剣に考える。本物の資料を使った道徳授業
8 11:20 体育 根本正雄直伝!苦手な子も楽しくなる体育の授業
休憩 (10分間)
9 11:40 図工 図工が苦手なあの子も驚くほどの作品に仕上がる絵手紙の指導法
10 11:50 仕事術 Happyアフター5。5時に帰れる仕事術
11 12:00 学級経営 クリエイティブな活動が活発に 会社活動
12 12:10
(20分) 特別講演 学校を変える!根本正雄流学校づくり

申込み・詳細はHPで
http://www8.ocn.ne.jp/~yu-naka/chiba/chiba2010_day.html

係活動のシステム化 1

2010-05-05 22:29:01 | 講座・セミナー
1.教師がいなくても子どもたちだけで1日過ごせることをイメージする
 教師に成り立ての頃、係活動は子どもたちに自分のやりたい係をあげさせ、自由にやらせていましたしかし、子どもたちは自分たちで立候補した係なのに、全然やらなかったのです。「○君、何で仕事しないんだ!」「窓を閉めてない!□君を呼び戻せ!」などと、叱る場面が多くなりました。やっていない係の仕事は、放課後自分がやる羽目になった。「これは、係の仕事にしておけばよかった」と思うこともしばしばあった。
 今から思えば、自分の力量の低さが恥ずかしくなる。係は、ただ作ればいいのではないのです。きちんとした論理、システムを考えて作るんです。
『なぜ、係活動が必要なのか。』
 係活動は
「教室でのあらゆる仕事を全員で分担する」
ということなのです。そのためには、
「教師がいなくても子どもたちだけで1日過ごせることをイメージする」
のです。
 まず、始業式の前に、子どもたちが朝学校についてから、夕方帰るまでの動きをノートに書き出してみます。窓を開ける、宿題を集める。ハンカチやティッシュをチェックする。
いっぱいあると思います。それらが、係の仕事になります。
 低学年であれば、始業式のあとに、教師が係を示してやればよいと思います。でも、中学年以上であれば、ぜひ子どもたちから、係を出させたいものです。その方が、自分たちで決めた係だ、とやる気になってくれるからです。
 そのために、係を決める前に、子どもたちに朝学校についてから、夕方帰るまでの動きを、去年はどうだったか聞きます。クラス解体があった学年では、様々な動きが報告されます。その中で、「窓が誰があけていたの?」などと聞けば、「窓係!」など、今までの係を教えてくれます。それを黒板に板書していけばいいのです。おおよそ、教師が必要だと思っていた係が出るはずです。それでも出ない場合は、教師から「チョークを持ってくるのは?」などと聞いて、「じゃあ、チョーク係ね」などと係の仕事にします。
 子どもたちは、「それは日直の仕事だ」と言うときがありますが、あまり日直の仕事を増やさない方がいいと思います。やりきれないから。

給食について

2010-05-04 22:54:57 | 講座・セミナー
私が子どもの頃、給食は全部食べないと片付けることができませんでした。
その上、全部食べた子から、おかわりができるのです。
私は、好き嫌いが多かったので、食べるのが遅くなりました。
好きなものが出ても、おかわりはできませんでした。
その上、嫌いなものが食べられずに、昼休みが無くなることもしばしばでした。
給食は、大体好き嫌いのないやんちゃな子がいつもおかわりをしていました。
給食時間は弱肉強食です。
その頃は、給食時間が嫌でした。
食べ物の恨みは恐ろしいのです。

現在、上記のような給食システムは、登校拒否を生みます。
嫌いなものを「食べてご覧」と言っただけで、
「給食が嫌だ。学校に行きたくない」という子どもがいて、
親もクレームをつけてきます。

現在の社会情勢では、嫌いなものを無理矢理食べさせない方がよいです。
だいたい、子どもの頃嫌いでも、大人になって食べられるようになることもあります。
「給食センターの方たちが、心を込めて作ったのですから、ひとくちだけ、食べましょうね。」
その程度でオッケーです。

さて、本題の給食当番ですが、1年間同じシステムで行うことが基本です。
当番の仕事は変わらないので、1年間同じ班で行います。

最初のうちは、必ず教師が給食着を着る所から、
給食室(配膳室)に片付ける所まで、つきます。
全員が給食当番を経験するまでは、教師がついて指導するのです。

特に、食缶は教師がよそります。
子どもたちは、食缶の配膳の量がわかりません。
大体お玉大盛り1杯です。
汁物の時は、具が下にたまっています。
かき混ぜてからよそったり、具でひとすくい、汁でひとすくいの場合もあります。
1ヶ月ぐらいやっていると、大体の目安がわかってきます。


おかわりは教師が仕切ります。
必ず教師がつきます。
人気のないおかずから希望者を募り、じゃんけんでおかわりする人を決めます。
負けたら、他のおかずにエントリーはできません。
やんちゃな子が、じゃんけんに負けて、我慢を覚える場面です。

最後に食缶のおかずをほんの少し残しておき、
どうしてもほしい子にスプーン1杯だけあげます。
そうすることで、やんちゃ君も納得するのです。

給食時間は必ず守らます。
給食委員会や給食室、給食センターの方、
そして遊びたいクラスの子どもたちの時間を奪うことになります。
きちんと趣意説明して、時間内に食べ終わるようにさせます。
そのために、前もってデザートを食べていい時間、おかわりの時間、
最後の1分黙って食べる時間などを確保します。

給食当番でない子の動きもきちんと把握しておきます。
給食時間は休み時間ではありません。
教室や廊下で遊んでいる子がいないよう、前もって趣意説明しておきます。
手洗い係を作って、全員が手を洗ったかチェックさせます。
手洗いが終わったら、この時間は、
連絡帳を書いたり、係の仕事をしたり、読書をしたりする時間にします。

それから、教師は子どもの席で給食を食べます。
私は、各班を1日交替でまわります。
子どもたちとコミュニケーションを取るためと、食事の様子を把握するためです。

教育相談期間などがあれば、一人ひとり教卓に呼んで、いっしょに食べます。
そうすることで、教育相談も一緒にできます。

日直の仕事

2010-05-02 23:05:00 | 講座・セミナー
私のクラスの日直の仕事を紹介します。

日直は、毎日交代で、クラスの生活を仕切ります。

日直の仕事はできるだけ少なくします。
あまり多いとやることがわからなくなります。
多くて10個程度です。

係の仕事にできるものは、係の仕事にします。
逆に、係の仕事にないものは、日直がやるようにさせます。

朝の会、帰りの会は、できるだけ短く。
「今日の反省」や「悪かったこと」などネガティブな内容はしません。

毎時間の挨拶はさせません。
その時間がもったいないです。
やり直しなどしていると、授業時間が減るし、クラスの雰囲気が悪くなります。
毎時間同じ教師に挨拶をする必要はないと思います。

専科の先生には、「教えていただく」のだから、挨拶をさせます。

その代わり、
朝の挨拶、給食の挨拶、帰りの挨拶はしっかりさせます。
これは、礼儀としてしっかり教えます。

やり直しも1回ぐらいはさせてもよいと思います。
1,2回であれば、子どももたちも引き締まります。
しかし、しつこくやると、逆効果です。

日直には学級日誌を書かせる。
これは、教師にとって、とても便利です。
とくに週案を書くときに。 

日直が全員一回りしたら、席替えをします。
30人クラスだと大体1ヶ月に1回席替えとなります。

たくさんの子と仲良くなるために、席替えが多くてもよいと考えます。
ただ、クラスの実情に応じてです。

日直の仕事を、札にして掲示をして、できたら裏返すようにしています。
仕事をした科しないか、一目でわかります。

勿論、これは一例です。
参考になれば幸いです

チャレランで盛り上がる教室作り

2010-05-02 01:23:12 | 講座・セミナー
1.チャレランで盛り上がる教室作り

30人31脚って知っていますか?
あれは、もともとチャレランの種目だったのです。
チャレランは、チャレンジランキングの略です。
日本全国から集められた、たくさんのミニゲームの結果を、
全国的にランキング形式に発表するものです。

結果は、事務局に報告し、ランキング化されるのですが、
報告しなくても、隙間時間に出来るミニゲームは、
教室を楽しいモノにしてくれるはずです。

どんなチャレランがあるかというと、昔はいくつもの本が出されていました。
アマゾンなどのネット書店で検索すると、まだ販売しているかもしれません。
また、TOSSランドhttp://www.tos-land.net/から
「東京教育研究所」にアクセスすると、
「チャレラン・遊びの大百科」という冊子やCDを購入することが出来ます。

やんちゃな子も熱中する10のネタ

2010-05-02 01:16:52 | 講座・セミナー
今日はTOSS全国1000会場一斉セミナーin君津市
「やんちゃな子も熱中する10のネタ」が行われました。

簡単に、様子を紹介します。

ふれあい囲碁、おもしろかったです。
黒板に簡単にマス目を書いて
教えられるのですね。
資料の様々な紹介も参考になりました。

辞書引きは、楽しかったです。
3年生で、辞書を使うようになるので、
最初に楽しく指導して、使いこなしたいと思います。

社会は、地図帳を使ったネタ。
全員が熱中する地名さがしと、
教科書の写真と地図をリンクさせて、様々な情報を読み取る作業。
そして、グーグルアースに地図を貼り付けて活用する方法でした。
(私の講座です。)

算数の難問は、子どもの思考力を鍛えます。
ちょっと難しいから、子どもたちは熱中します。

図工は、スクラッチ技法を行いました。
画用紙に印刷した絵にクレヨンで塗っていきます。
最初に印刷したモノで練習し、
その後に本番、自由に絵を描かせるのが良いと思います。
私もやりましたが、とにかく楽しい。

理科は、給食で出る紙カップの活用。
洗って、干して取ってけば、理科にも使えます。
偏光板を使って、影の万華鏡
分校版を使って、虹の万華鏡
オアシスを使って、ミニ生け花。
実際に作って、参加者から歓声が上がりました。
(私の講座です。)

名句百選かるた。
季語の種類で分けているのがいいですね。
絵でもとれる所がいいです。
低学年向けかな。

学活の係活動、特に会社活動は、
大変参考になりました。
5月に係活動を見直そうと思っているので、
大変助かりました。

チャレラン(チャレンジランキング)、ペーパーチャレランは
盛り上がって良かったです。
大人でも、熱中していましたね。
(私の講座です。)

外国語は、カードを使った会話のゲーム。
違うカードだからこそ、コミュニーションを取ろうとする。
なるほどです。


第8回TOSS全国1000会場一斉セミナー木更津会場

2010-02-27 20:47:51 | 講座・セミナー
例年、全国で若い先生に大人気のTOSSデー、今年も開催です!
午前は、基礎基本を習得する4教科の普段の指導法をレクチャーします!
午後は、昨年大好評だった、TOSS体育代表・根本正雄先生を講師に迎えての陸上&表現指導の講座です!
お席に限りがあります!お早めにお申し込み下さい!!


第8回TOSS全国1000会場一斉セミナー木更津会場( TOSSデー木更津)

午前「教えてほめる国算社理・TOSS型授業の組み立て方講座」
午後「根本正雄の陸上指導のコツ&運動会yosakoiソーラン指導講座」

主催 教育サークルTOSS狸ばやし
後援 千葉県教育委員会

1 日 時 平成19年4月18日(日)
午前  9:00受付開始 9:30講座開始 12:00講座終了 
      午後 13:00受付開始 13:30講座開始 16:30講座終了

2 場 所 木更津市内(申し込まれた方にお知らせいたします)

3 講師 午前 教育サークルTOSS狸ばやし
     午後 根本正雄(千葉市立高浜第一小学校校長・TOSS体育代表・
             「楽しい体育の授業」編集長)

4 資料代 午前1000円 午後3000円

5 定 員 各30名

6 講座内容(予定)
  午前◎研究授業じゃない!普段の授業をどうするかを教えます!
    ・漢字も読解も作文もバッチリ!向山型国語指導法!
    ・基礎基本が定着する!向山型算数のシステム!
    ・資料活用で知的興奮!向山型社会のエッセンス!
    ・どの子も理科が大好きになる!向山・小森型理科の組み立て方!

  午後◎TOSS体育代表・根本正雄が陸上練習・運動会表現に新しい提案!
    ・短距離、リレー、高跳びなど、明日から使える指導法を伝授!
    ・yosakoiソーラン祭り公式教材用ソーラン「侍」のレクチャー
・根本正雄のたっぷり模擬授業

7 申し込み
下記申込書をサークルメンバーにお渡しするか、
  事務局・臼井俊男1140018401@jcom.home.ne.jp
  まで件名【TOSSデー木更津申し込み】で申込書内容のメールをお送りくだ  さい。(必ず午前・午後・両方いずれか明記して下さい。)

TOSSデー公式ホームページ
http://homepage2.nifty.com/87onuki/tossday/2010/index.html
─────────────────切り取り線──────────────────
4/18TOSSデー木更津申し込み

・午前・午後・両方 (いずれかに丸をつけて下さい。)

・名前(よみがな)

・住所

・電話番号

・学校名

・メールアドレス(内容についての連絡はおもにメールで行います。)

11/22理科セミナー

2008-11-24 01:02:38 | 講座・セミナー
検定授業として、いくつもの最先端の新しい授業が
発表されました。
私も、月の探査と開発について提案しました。
・開始1分間のつかみ
・暖かな表情、対応
・授業の組み立て
などを項目として、審査されました。
自分の授業のどこがよいか、どこを直したらよいか、
指摘していただけました。
たいへん勉強になりました。

環境立国法では、学校で観光を教えることになっています。
観光庁の発足にあわせ、理科の観点からの観光の授業が
いくつか示され、どれもすばらしい授業でした。

ブース別講座では、新学習指導要領に入ってくる
「もの作り」の授業がされました。
その場で、5つほどの物作りができ、それを持って帰る事ができるのが、楽しかったです。

講師3名のお話は、観光立国法案、新指導要領を受けて、
これから理科の授業はどうやっていくのか、
詳しく、わかりやすく教えていただきました。

こういった、学びは、探して、実際に足を運ばないとわかりません。
学んでいかないと、時代に乗り遅れた教師になります。

11/23日本教育技術学会

2008-11-24 01:00:03 | 講座・セミナー
地元の教員仲間4名で、参加してきました。
横浜の、有名な中学高校を借り切っての学会でした。

最初の分科会では、体験活動の提案を見ました。
15年前から、ボランティアの教育を行っている岡山の先生の提案は、
たった10分の中に、アイマスク体験と、
15年前、批判を受けながら行っていた福祉体験が、
今やスタンダードになっていることの報告がありました。

次の分科会では、特別支援教育の提案を見ました。
新潟の校長先生からは、誰がどう連携していくか、
栃木の先生からは、教室での支援の必要な子どもへの
実際の対応が、報告され、どちらも深い学びができました。

第1シンポジウムでは、
学会会長と元文科省審議官の新指導要領の教育理念が話されました。
今度の改訂で、私たち教師が何をすべきかが示されました。
端的に言えば、「教師は、活動させるでなく、教えること」「体験すればいいのではなく、習得させること」でした。
やっと、私たち教師の本分を出せるのだと感じました。

最後の分科会では、
理数教育の充実に出ました。
理科の提案は、短い時間の中に、実際にものを使って授業し、
それが実生活で何に使われているのかや、
科学ががどんな職業にも使われていることを教えていこうという提案で、拍手喝采でした。

第2シンポジウムでは、新指導要領が抱える実践的課題について、
5名のパネリストが、意見を述べました。これがどれも痛快!
道徳教育の充実、伝統文化、観光立国、言語活動、外国語活動、など、
現場の先生方の声が、反映された指導要領になったことや、
5名のパネリストの主張が指導要領に入っていること、
多くの教育サークルで行われてきた指導法が、
盛り込まれていることなどが話されました。

閉会の辞では、特別支援教育に対する新たな示唆が、学会会長から話されました。

学び続けている教師が、新指導要領に対応し、すばらしい授業を作っていくのだと、感じました。
いつかはこの学会で、提案をしてみたいです。