授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

毎日5分辞書引きのススメ

2007-02-11 22:40:53 | 国語

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作成者:臼井俊男(TOSS千葉・TOSS狸ばやし)

毎日5分辞書引きのススメ              
           

1.辞書引き競争で,辞書を使いこなす

 短い時間に正確に素速く意味を調べる力がつきます。
  グループ競争にすると大変盛り上がります。
  普段の学習の中でも、調べ学習の基礎である国語辞典を
  どんどん使う子どもが増えてきます。   

 問題の語句は、今習っている教材文から出題します。
  はじめは5分5個程度。早く見つけた子に意味を発表させます。
  慣れてくれば、5分で10個もできます。
  調べた文字に赤丸を付けさせ、ふせんを貼らせることで、
 「こんなに勉強したんだ」という達成感も味わえます。

(指導例)
 自分の国語辞典を常に机の中に常備しておく。
 赤鉛筆や付箋紙もあると便利。

  これから辞書引き競争を行います。黒板に語句を先生が書きますので、
 素速く調べなさい。調べたら「ありました!」と言って立ちなさい。調べる 
 時間は1分間です。                                                                    

 立った順番を告げていく。
 「1位!はやい! 2位! 3位!(10位ぐらいまで)」

  捜せた人は、近くの人にページを教えましょう。                               

 これで、空白時間がなくなる。半数ぐらいが立ったら次の指示。

 では、1位の○○さん、意味を読んでください。                               

 意味は押さえればよい。意味は板書しない。ノートにも書かない。
  違う辞書で別の意味があれば、発表させる。

  引いた言葉には、朱線を引いて、付箋紙を貼っておきます。                     

 こうすることによって、子ども達は調べたと実感できる。
  とくに、付箋紙は有効。
  1年もすると、子ども達の辞典は付箋紙でふくれあがる。

 以下、これを4問実施する。
  慣れてくれば、5分で10個も可能である。
 「辞書引き競争、先生やろう」と言う子どもがいれば、辞書を使う力は高まっている学級である。

  時間で言ってやってもいい。終わり10秒で示してもいい。

  参考:熱中!短時間で行える辞書引き競争(国語辞典)野田 豊
   (TOSSランドhttp://www.tos-land.net/ №1142166)

2.辞典に親しませる実践例①

  自分が辞書をつくる人になったつもりで、次の言葉を説明しなさい。
  ①青 ②右 ③猫 ④先生 ⑤美                                          

 ノートに書かせ、発表させる。そのあと、辞書で児を引かせるのである。
 辞書を引く前にいったん言葉の意味を考えさせることで、速く辞典で調べたいという
  気持ちにさせることができる。

3.辞典親しませる実践例②

  辞書から「あ」のつく言葉のなかで、使えそうな言葉ををノートに書きましょう。 

 辞典から言葉を採集することは、どの子にもできる作業だ。子ども達は無心に取り組む。
  たとえば、「相手、相性、あいだ、合う、兄、姉、安楽」という言葉を採取したとする。

  できるだけ「あ」のつく言葉を多く使って、文を作りましょう。                 

 たとえば、先ほどの例で、こんな短文ができる。

 「姉が兄の相手をしていた。姉と兄は相性がいい。」
                               
 いったん作り方がわかると、自然発生的に別の言葉で言葉遊びを始める。

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