夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

何ともありがたい

2024-05-14 21:28:43 | つれづれ
今日は朝から

たくさんの皆さんが続々とご来場。

色んなところからきてくださり

ありがたいです。




午後もまた

たくさんの皆さんのご来場

私は1人だったのでなかなか皆さんに対応難しく失礼いたしました。

しかし皆さん笑顔でおるごーるの音色を楽しんで頂けました。

ありがとうございます。

またまた不思議のT子さんがきてくださり。

とても楽しい時間。

私が気になってたお隣のアンティークのお人形を何とT子さんがお買いになりました。(これも本当に不思議です)

お隣のアンティークのNさんは

社長のお知り合い。

私が一人になってからもお昼休みや休憩のことをとても心配りしてくださり

何とも優しくしてくださいました。

本当にありがたいです。

T子さんは昨日はお菓子頂きましたが

今日は金沢の油谷さんの新茶頂きました。



本当にこの方は

私の心に元気を吹き込んでくださる方

本当に泣けるほどあたたかい方です。

私は何と言う幸せ者でしょうか。

連日来てくださる事に本当に京阪の方も驚かれてました。

T子さんやNさん達と談笑してましたら

ラインが。

自分の大変な時に

「ご飯ちゃんと食べて栄養取るように」

みんなの前なのに不覚にも涙が溢れる。

自分今食べられないし動けないのに

こんなライン打ちますか?って。

泣けてきました。

人の事ばかり心配されて

色々心配してくださる事に胸が詰まりました。

感謝しかありません。

私の周りには本当にこんな方ばかり。

だからこそおるごーるに愛を込められます。

涙出るほどみんな優しい。

人のことばかり考え

相手の事を慮る

大抵の人は

自分の事を一番にかんがえて

まずはそれを前に出される方が多いんです。

なのに私の周りの皆さんは

人の健康

相手の幸せ

相手の立場や相手の個展の成功等を願われる。

私も自然とそうなります。

あるムーブメント関係の職人さんには

いろんなノウハウを惜しみなくお教えします。

その会社がムーブメント作ってくれなければ立ち行かないからです。

向こうも私の新たな編曲などのことを優先して考えてくださる。

何と言ういい循環だろう。

そういう人ばかり集まられるようになってくるから不思議です。

自分が自分が、と言う考えがないと言うか。自然というか。

不思議と自分のことばかりの皆さんとは縁が薄くなっていきます。

離れていかれるし縁が薄くなっていきます。

周りには自分の損得考えないで尽力、と言うような皆さんがどんどん寄ってくださる。

とても不思議ですね。

ある手術で動けないし食べられない事を私は今までの経験からよくわかっていて

今日明日は大変だろうなと想ってましたが

そんな中

私のご飯の心配しますか?って

私だけでなくその場のみんなが泣き笑いだ。

そんな人が集まるんです。不思議ですね。

いい人たちばかり。

私はどれほど恵まれているでしょうか。

ありがたくてありがたくて泣けてきますね。



T子さんをみんなでお見送りしたあと

さーてホテルに一目散。

今日はホテルも最終。明日はチェックアウトです。

明日の夕方4時にて閉場いたしますので

3時くらいにはお入りくださいませ。



明日もいい日になりそうです💕

最終日ですが

お近くの皆さん

是非お越しくださいね。

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夢の中

2024-05-14 05:33:15 | つれづれ
早く休むため

朝早く目が覚めてしまう。

しかしその後また二度寝してしまうくらい

最近はよく眠れます。

国見に帰る夢を見ました。

京都は私の故郷ですが

夢の中に現れるのは國見でした。

帰って箒で玄関先を掃いていたら

朝練に行く時間がちょっと過ぎてしまい

しまったなと思ってたらみっちゃんが来て

「そんなことじゃないかと思った」

と、迎えに来てくれた。

私はお土産のおかきみたいなのをなぜか大きな缶に詰めていた。

とても田舎っぽい。(笑)

なぜか夢の中で波の音が響いていた。





国東半島は自然の豊かな場所だ

海と六郷満山の山々

里山の美しさ。

風の通るさま

住む人々の情の深さ

私はそこに惹かれた。



新鮮な魚や野菜を毎日頂き

柑橘が育つ

本当の豊かさを享受しています


ここでの1年間は

慣れない事や不安もたくさんでした。

蛇やムカデが出たり

スズメバチ対策に追われたり

鹿に網戸を外されたり

それこそきゃあきゃあ悲鳴をあげることも多かった。

2年目の今は少しいろんなことに落ち着きました。



いつも想います。

ここの自然は母親のような懐を持っています。

英彦山や色んな場所の自然は父親のようですが

ここには子守唄のような風が吹く

秋冬や、風の強い夜は初めは怖くて眠れなかったです。

最近はそんな谷を吹きすさぶ風が子守唄のように夜の眠りを助けている。

朝の鳥たちの賑やかな歌で目が覚め

夏などは朝5時半とかから草刈り機の、音が響くこともある。



H代さんやIみさんからのあたたかいラインが来て

みっちゃんや家主のきみちゃんからのラインが来て

涛音寮のあるじからの電話が鳴る。

かたくなだった自分の心が

ここでの創作人生で柔らかく変化した。

喧騒ではなく

自然の音が響き

いつしかしっかり自分の足で歩き小走りするほどになっていた。

この地が育んでくれているのだなあと感じた。

毎日早寝して7時間程眠れるようになり

時には8時間9時間寝る日もあったりと

都会の日々では5時間睡眠が定着してましたので

こんなにも眠れるのかと驚いています。

夜ふかしはしなくなり

早寝早起きの日々。

毎日毎日身体を動かす幸せ。

草引きやら虫対策等大変なことは多いけど

睡眠導入剤は要らない。

コンビニはないけれども

不便さと言う豊かさを得る。



京都の和菓子は本当に大リーグ級の美味しさだし

抹茶然り

お料理然り。

古い都の豊かさを享受しながら自然と育った私には

賀茂のお祭やら季節のお祭

源氏物語から出てくるようないろんな祭礼や行事は当たり前のものでした。

都を守る神々の結界に守られ

その、豊かな姿の中で育ちました。

京都は都会ではありますが時間のゆっくり流れる不思議な街でしたが

今は喧騒の中で

見たことのない看板やら溢れる人の波にすっかり落ち着きを失くしています

京都を好まれる皆さんがたくさんたくさんおられることは誇りに想うしありがたいなあと想う。

けれども子供の頃からそばにあった自然や

賀茂の流れ

光る川面と伏見に向かいなだらかに下る景色

遠くに三角の伏見城まで見えたあの日

北の峠から見る京の都の姿は

美しかった。

ブランドではなく

誇り高い町の姿がありました。

今も京都人はそれを誇りに想っているし愛していると想います。

私には本当に消えることのない故郷の姿

子どもの頃に育まれたあの町のにおいというか

血の中に流れている何かしらがしっかりありますね。

西陣の機の音

細いろーじでお地蔵さん

わらべ歌

遊んだ日々。

お祭に各家庭で作ってた料理。

毎年欠かしたことのない五山送り火の火

冬の寒さと夏の暑さ

それらは知らず知らずのうちに血脈となっています。



けれども国東半島の日々は

心を癒やし

自然の厳しさと、豊かさを教えてくれ

忘れかけた人の情の素晴らしさを思い出させてくれた。

心のバランスは完全に整い始めました。


京都という故郷の血は消えない。

けれども国東半島と言う不思議な土地は

私に創作の後押しをしてくれる土地で

あれほど眠れなかった日々をすっかり忘れて眠って眠ってしまう自分の心が緩んでいく様を日々見て驚いています。



第二のふるさと

大切にしたいです。




コメント (2)
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