拙著の仮名の指導プログラムの解説、第3回です!
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1分でカナ指導講座① - 特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ
1分でカナ指導講座② 離散試行型指導 - 特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ
【解説第3回、スタート!】
第1回では「カードを見せて読みを言い聞かせる」、第2回では「カードを見せつつ教師が手本を言って読みを復唱させ、徐々に手本を遅らせる」というタイプの指導法を解説しました。
これらだけで十分な子もいますが、さらに「教師が言ったカードを指差す」という指導を組み合わせて行う、あるいは読みよりも少し先行させて行うと、学習がスムーズになる子がいます!
これを反復すると「あぁ、この指差したカード、後で読むんだよね」という構えが児童の中にできるので、指差しながら読みを覚えてくれるようになることがあります。
【以下、マニアック注意】
この指導法は専門的には「MET:Multiple Exemplar Training」と呼ばれる方法です。指差し→発声という組み合わせで反復練習を行うと、指差しの指導のみで初回から発声に成功する子が生じます。
☆マニアックなことを勉強する余力がない方もご心配無用。拙著では誰でもできるようにセッティングされていますので、第1章を読んでください!カードもダウンロード資料としてついてきます!
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では、次回はこれに続く指導法を解説します。
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