↓↓前回の続きです!
1分でカナ指導講座① - 特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ
ひらがな指導プログラム
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カタカナ指導プログラム
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前回、カードを見せて読みを言い聞かせる、という指導法を解説しました。この方法はお手軽ですが、その分子どもの集中を維持するのが困難で、効果が低めに出る子がいたりします。
そこで、組み合わせるのが「カードを見せつつ教師が手本を言って読みを復唱させ、徐々に手本を遅らせる」というタイプの指導法です。
こちらは大きく効果が出ますが「言えなかったらどうしよう」というように心配になっちゃう子もいます。そこで、複数種類をコンビネーションで使い、「正解できた!」という経験の割合を増加させることをお勧めしています。
【以下、マニアック注意】
この指導法は専門的には「離散試行型指導:Discrete trial training」と「Progressive Prompt delay」と呼ばれる方法です。この方法、非常に効果が大きいのですが、密度が濃いので負担も大きい。単体で使うのではなく、前回解説した刺激ペアリング手続きと組み合わせて行うと、負担を調整しながら実施できます。
☆マニアックなことを勉強する余力がない方もご心配無用。拙著では誰でもできるようにセッティングされていますので、第1章を読んでください!カードもダウンロード資料としてついてきます!
では、次回はこれに続く指導法を解説します。
次回はこちら↓↓
1分でカナ指導講座③レセプティブな言語とMET - 特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ
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