自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説7作目、詩3作目

2007-10-02 11:35:21 | 小説

 皆さん、こんにちは。

 今日は非常にハイな気分です。それもそのはず、巨人が本日ヤクルトに勝てば1試合を残して5年ぶりのリーグ優勝が決まるからです。昨夜、中日対広島戦をラジオで聞きながらスポーツマンとしては、心苦しいのですが、中日が負ける事を期待しました。巨人が残り2試合を勝てば文句は無いのですが、勝負は水物です。ひょっとして先発投手の不調や野手のエラーがないとは限りませんから。今年は頼もしい助っ人の谷、小笠原の両選手の大活躍で前半戦を飛ばしましたが、後半戦はハラハラ(原、原)、ドキドキの連続でした。外様部隊とか、外人部隊とかやゆされてますが、現有勢力で戦うしかないのです。この4年間は強いチームが優勝するのだからと仕方がないと、自分を納得させていました。今夜か明日、優勝の美酒に酔える事を確信しております。

 さて、『食書の秋』が真っ盛りですので、お互い書を食べて心に栄養を補給しておきましょう。

 高木徳一の現代小説7作目で、癌シリーズ2作目の『挑戦の座標軸』は、400字詰め原稿用紙で242頁中224頁までワード打ち込みが終わりました。残り18頁です。この後、友人にも校閲して貰いますので、2週間後位には『ホンニナル出版』サイト(http://www.honninaru.com/web_order/publish/)に掲載予定です。結末を2通り考え、どちらにするか迷って、少し進行が遅れました。

それでは『旅愁散文詩』シリーズの3作目をご観賞下さい。

北海道

三.知床半島(心の浄化)、昭和45年8月

 (一) 網走から斜里へ       列車は進む

     オホーツクの砂浜に     笑みを漏らす紅の浜茄子

     穏やかに白波寄せる    原生花園

     流氷の訪れし頃       花は地中に命を預け

     刑務所に入りし人      法務大臣に命を預け

     いでよ、さあ         オホーツクの四季を見よ

 (二) 斜里から宇登呂       バスは揺れる

     知床旅情の碑        声高らかに歌い出す

     樹々映す水の静けさ    知床五湖

     白きウミウの世界      朝の潮風耳を切り

     海に流れ落ちし滝音    かき消すウミウの鳴き声

     若者よ、さあ         共に羅臼に登ろう