自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の執筆状況と『髪』の歌謡詞(文芸賞の書評、巨人戦)

2012-05-03 20:04:52 | 小説

 今日は。

 早や、5月3日になり1年の半分近くが飛び去り、さつき、紫陽花の季節ですね。

 先月、OB総会の懇親会で愉しく旧交を温めて、家に着きましたが、腹部膨満から吐き気がして、胃薬を飲みました。万一を考えて医者に行き、腸の風邪で整腸剤を貰いました。家で3回液体のみを嘔吐し、すっきりしました。実は、一昨年も昨年も同じ症状で医者の世話になったのです。恐らく、立ちっぱなしでの疲れ、食べ過ぎ、飲み過ぎが原因と考え、今回は早昼食を少し、会場でも椅子に座ったり、飲食を控えたりししたのですが。恐らく、立食で立ち話をしており消化不良と老化による消化器機能の衰えと推量し、今後立食厳禁に!10日の大相撲観戦も要注意!

 さて、悩んでいた築28年の木造2階建ての耐震化ですが、金額は張りますが外付けポール耐震にすることにして、業者に施工が可能か打診中です。ポール1本当たりの全ての経費で70万円だそうで、6本必要と考え、総計420万円です。工事は混んでいて契約後3ヶ月先とのこと。震度6、7の直下型地震に耐え、命が助かるなら保険と考えて。シェルターではそこにいなくてはならないし、一部傾いても耐震化新築には坪75万円の20坪で1.5千万円以上になりますので。当初から鉄骨造りにしたと思えば、かなりの額になったのだし。友人の旦那さんはポールが3本必要で210万円の見積もりを取ったが、最終的にキャンセルしたそうです。70歳を越えて先がないし、震度6以上が生きているうちにくるとは限らないからと。マンションを賃貸しているそうで、そこに住めばいいと思っているのかも。

 掛け捨て癌保険も30年近く継続して、安心を得ている。耐震化への投資は家族全員の安心!

1.政治・経済

  小澤元代表の裁判は無罪判決でしたね。土地取引に絡み、秘書が政治資金収支報告書に嘘の記載をした際、小澤氏が謀略に関与していた証拠はないと判断されたのでした。トップは全てに責任を持つのは当然ですが、各部門の長が勝手に虚偽をしていて、それを報告しなければトップは知り得ませんが。でも、道義的、政治的責任はあります。

  東電に兆単位での税金を注入するそうですが、会計上としてりそな銀行のように一度破産させ、関連会社を含め資産、負債などを透明化した後に再生させ、現時点で他企業より多い社員、役員の給与、報酬を下げ、再出発させてから税金を注入すべきと考える。

  消費税増加案は低迷しているが、諸外国より低いし、財政不足で上げざるを得ないのでは。弱者へは還元して。

  日経平均は9500円前後に下がり、1ドル80円前後の円高に戻ってしまった。市場の大きな、インド、インドネシア、ブラジルそして東南アジアへの更なる進出が必要。夏のロンドン五輪で、欧州観光の復活を期待する。

2.社会

  またまた悲惨な交通事故。関越道で7人死亡のツアーバスは居眠り運転。競争激化による運転手の慢性的な過労、運行管理のずさんさが原因らしい。バスが防音壁に激突し、真っ二つにとの記事に驚いた。ガードレールの外側に防音壁があれば防げたとの建築家からの新聞投書あり。原因を徹底究明し、厳しい対応策を! 後半のゴールデンウイークは平穏に。

  芸能界では、オセロ中島さんの教祖が絡んだ家賃滞納問題、小林幸子さんの事務所社長の解雇問題があり、今度は俳優塩谷瞬さんの二股騒動が持ち上がった。相手が世界的モデルの冨永愛さんと料理研究科の園山さん。二人は偶然にも友人同士とのこと。モテ男の本を出版したらと出版業界スズメ。どう対処するかで今後の人気商売に影響は必死。 

3.医療

  岡山大の妹尾昌治教授らはマウスの癌細胞を培養した液にマウスの<wbr></wbr>iPS細胞を入れて4週間育て、マウスに注射した。出来た癌細胞は癌幹細胞であった。癌幹細胞は抗癌剤や放射線が効きにくく、再発の関与も考えられている。これらを解明する材料となり、有用な発見!(2日、朝日新聞) 

  スタンフォード大の児玉桂一研究員らが、糖尿病患者は蛋白質CD44がよく働いていて、糖尿病型マウスのCD44の働きを抑えると血糖値が下がることを発見したと報告した。CD44は脂肪組織の炎症やインシュリンの不活化に関係しているとみられていた。CD44の抑制薬の開発が待たれる。

  市田公美東京薬科大教授らは、高尿酸血症患者の8割に遺伝子ABCGの変異を認めた。ABCGは尿酸を細胞内から外に出す蛋白質を作る。この蛋白質が全くないマウスは尿酸を腸管から便に排出する働きが低下していた。この蛋白質の排出を促進する薬剤開発が待たれる。従来は、尿酸合成の増加と尿酸の腎排泄の低下が主原因と考えられていた。

  辻孝東京理科大教授らは、毛穴の奥にあって、毛を生み出す『毛包』の元を作って移植し、毛髪を再生させる方法をマウスの実験で発見し、毛は神経とつながり、抜けても生え変わると報告し、期待が大ですね。今後は毛包からとった細胞を増殖させる技術の開発が必要とのこと。

  東京医科歯科大の高柳弘教授らは蛋白質『セマフォリン3A』が骨の破壊を防ぐことを確認し、更にマウスに静注した結果、骨の破壊以外に形成も促進され、骨量が適切に増加することも見出したとのこと。血中のセマ3Aは診断指標になるし、骨治療への光明!

4.科学

  4月28日5時半の菅原文太のラジオ『日本人の底力』で、東工大地質学の丸山しげのり先生の報告では生物には炭酸ガス、酸素、栄養素が重要とのこと。人間が他の生物と共存を図り、太陽エネルギーを利用して自給自足するのに適した人口は、日本では江戸時代と同じ3から4千万人、世界では30億人位である。そうすれば自然破壊による人類滅亡をかなり遅らせうると。人間は目先の利益、利便性、奢りを捨てるべきと。故に、脱原発や少子化も良いのではと文太さんのコメントあり。同感!

5.スポーツ

  巨人は一昨日の宮国投手の完封劇があり、ここにきて4連勝し、10勝14敗2分の5位だが、打率0.231の3位、防御率2.14の4位。もう少し上位でも良さそうだが、投打が噛み合っていない。早期に5割にしたい。焦らず、一戦一戦をスタッフ、選手共に頭を使って。本日3日午後三時からの対広島戦をテレビ観戦するぞ! 寿命を縮めないでくれー!結果は3:3の後、8回裏に亀井選手が決勝の本塁打。彼は昨日の守備ミスと今日のバント失敗を取り返したぞ。

  レンジャーズのダルビッシュ投手は1、2戦では点を取られ降板して心配したが、4連勝しやっと本領発揮して月間最優秀新人賞に。更なる躍進を期待するよ。

  大相撲は初の6大関時代に突入し、ここから日本人琴奨菊と稀勢の里の横綱昇進を大いに期待したい。

  五輪関係では、柔道の候補選手が相次いで日本人ライバルに負け、暗雲とのこと。これを薬に精進を。体操、水泳、トラック、フィールド陣はまあまあか。泣いても笑っても後2ヶ月半。

6.文芸賞の書評

 1)第48回文芸賞受賞作『クリスタルヴァリーに降り注ぎ灰』(今村友紀著、文芸冬号、  2011年)

  ① 冒頭で、教室に稲光が差し込み、地響きが起こり、戦闘機や怪物が現れ、パニックになってゆき、何事が起こったかと先が読みたくなった。

  ② 読点が少なく、情景描写が詳細で絵が浮かぶが、中盤からわずらわしくなり、何が起こっているのかを教えて欲しいと思った。

  ③ 戦闘機の機銃掃射で死んだ友人や怪物に食べられた人が隣にいて会話したり、また母が現れ、消えたりして、3次元、4次元、多次元世界が考えられと主人公は考察する。

  ④ 最後まで、何が起こったかは書かれていない。

  ⑤ 作者は何が言いたかったのか。突然の恐怖が現実世界に加えて、異世界を脳で感じてしまうのではないかと言いたいのか・・。

 

 2)第145回芥川賞候補作『ぴんぞろ』(戌井昭人著、文芸春秋、2011年9月号)

  ①受賞作なしの中で、最高点の候補作

  ② 主人公は芝居の脚本書きで、サイコロちんちろりんのいかさまの友に誘われたり、彼の死後、温泉場の劇場司会に引っ張り出されたりして面白いエピソードが目白押し。

  ③ 会話が短く躍動感がある。

  ④ 浅草六区の芸人達の生き様が活写され、何回も訪れた場所で親近感を持った。

 3)第42回九州芸術術祭文学賞最優秀作『おっぱい貝』(小山内恵美子著、文学界、 2012年4月号)

  ① 恋人に振られた女性が転地し、アパート暮らしを始め、身籠った児を産む決心をする。

  ② 産むまでの葛藤、魚屋さんとの交流、妊婦の不安と喜びが経験者と思われる筆致で詳細に描かれている。

  ③ 原爆爆心地での人の生死、魚屋での生物の生死と我が子の誕生を絡めている。

7.小説の執筆状況

  旧作『命下さい』の原稿用紙200枚をワードに入力中だが、只指を動かすだけで、直に飽きてしまう、新作を描きたくて。でも、紙での保存は重いので、仕方ないか。これが5作ある。

8.『髪』の歌謡詞  A. あの笑顔        (七五調)     一. 柳芽吹いた       校門で        長い黒髪        ふさふさと       握る母の手       温もりが       心の芯を         揺さぶるの       何時も変わらぬ     あの笑顔     二. 皐彩る          庭園で       染めた黒髪       歳重ね        夫婦になるの      この私        育ててくれて       ありがとう         何時も変わらぬ     あの笑顔     三. 雪がちらほら      病室で       髪の吹雪に       目を見張り        髪を洗って        整える         にっこりにこにこ     お辞儀する         何時も変わらぬ     あの笑顔   B. ランデブーのリズム             (散文調     一. 髪は女の命             あなたは私の命         二人寄り添いランデブー      ランラランランランデブー        青空青春ランデブー       幸せ溢れるエブリディー      二. 子供は夫婦の宝      三人寄り添いランデブー       ランラランランランデブー         青空買い物ランデブー         子育て愉しいエブリディー    三. 嫁は家族のニューフェース         四人寄り添いランデブー         ランラランランランデブー        青空ドライブランデブー        会話弾けるエブリディー