明けましてお目出度う御座います。
念頭に当り、一首したためましたので、『この写真を見る』を覗いて下さい。
東京の元旦は快晴ですが、他の地方は雪空で寒かったのでしょう。
平成23年は自分にとって、家族にとって、日本にとってどんな状況が待ち受けているのでしょうか。何はともあれ、経済活動の上昇を望むばかりですね。
暮れの30日にやや重いものを持ち上げ、左腰がギクッと痺れ、温湿布で和らぎましたが、以前もあったので、念のため4日に慈恵会医科大学青戸病院で診て貰います。癌などの原因か、骨の間の神経圧迫か、単なる炎症か・・。運転手や作家は椅子に座り続けて腰痛が多いそうです。退職後は、特に気を付け柔軟体操、散歩、運動が大事ですね。
3日には、衣料品店の小岩『いなき』が年賀葉書の下二桁での当選番号を発表し、500円商品券を渡すそうで、4当り2000円ゲット。著作料は1冊売れて100円程度なので20冊分と豪華。早速利用した。
1.スポーツ
2日、3日は箱根駅伝を、ラジオ、テレビで視聴し全力を出し切る姿に感動、興奮しました。結果は下馬評通り、早大、東洋大、駒沢大が優勢となり、早大が全員が高レベルで18年ぶりの優勝、東洋大は3連覇を逃したが、5区の柏原選手の復活と10区の選手の後7、80米までの追い込みで準優勝、3位が復路で頑張った駒沢大、そして来年の参加資格が貰えるシード権を獲得した10位以内の大学の選手にお目出度うを捧げます。以下20位までの学校は更なる精進を!
年末の競輪GPでは、村上選手が初優勝し、1億円を獲得して賞金王に。思い出すのは、後輩の息子さん、内田慶君が一昨年競輪オールスターで両側から挟まれ、落車して27歳の若さで世を去り、個人追い抜き6連覇の偉業を達成した逸材に流涙したものです。彼の活躍を小説にと思っていたら、彼をモチーフにした『花風に魅せられて』が追悼小説になってしまいました。
年末の全日本選手権では、スケートの高木美帆ちゃんが総合で小平選手優勝の次の第2位と大健闘。ご褒美に、連盟からの英才教育の一環として1、2月に外国遠征で、世界トップクラスの選手と競い、吸収して貰う由。勉強も忘れずに!
レスリング女子72キロ級で、浜口京子ちゃんが優勝し、14度目だそうで男女通じて最多タイ記録とのこと。また、世界選手権でも5度の優勝もあると。どうも、五輪では銅どまりのイメージで、吉田選手や伊調姉妹に見劣りしていると思っていたが、大した戦績。ロンドン五輪で最後の花を!
2.政治・経済
小沢元幹事長の動向が気になりますね。それに対する管政権の対応・・。難問課題を一つ一つ片付けて頂きたい。経済は1ドル90円台の円安へと、日経平均も11000円へと期待。失業率の低下で国内需要の伸びを、更なるアジアへの進出を! 全銀行の収益はリーマンショック前に戻った由。
米国の株価の主要指数の年間の上昇率はリーマン・ショック前に戻ったとのこと。成長著しいインドネシア、インド、中国、韓国、ブラジル、上海などへの進出に国が支援して起死回生策を。
3.科学
トラブル続きの探査機はやぶさが迷走の末、小惑星イトカワの極微量の土を持ち帰り、歓喜に湧きましたね。46億円前に太陽が出来、その際チリが飛び散り、集合して星となり、衝突を繰り返して大きくなるそうです。イトカワは他との衝突がなく、土を分析すれば、太陽創世記に存在した元素が分かり、太陽の謎にも迫れるとのこと。夢は膨らみますね。人口太陽も可能かも・・。小学生の頃、図書室から天文学の本を借り、宇宙に思いを馳せ、天文学者もいいかもと。
京大北川宏教授らがレアメタルのパラジウムの代替合金製造に成功した。パラジウムより電子が1個少ないロジウムと1個多い水銀の水溶液を熱し、霧吹き状にアルコールに溶かすと、均一合金が完成。水素を蓄える力はパラジウムの半分だが、触媒作用も残り、代替可能との朗報。中国によるレアメタルの輸出抑制に少資源国日本は知的財産を大いに増やしましょう。
4.文学
水嶋ヒロ作の『KAGEROU』が100万部発行し、50万部売れたとポプラ社。40代女性が購読多し。有名人のトータルの底力には敬服ですね。ある方の書評では、他のレベルの高い新人賞では受賞できなかったとずばり述べていた。同時期に発売された太田光作の『マボロシの鳥』も同様と辛らつな批評。芸能人だから話題性があったと。
三島由紀夫氏の18歳時の書簡が新発見。学習院高等科の先輩、東文彦さんに宛てた手紙。彼との書簡集は既刊だそうですが、二十歳前の書簡は初めてだそうです。大作家は何が出てきても大きく記事に取り上げられますね。
土曜日のNHKラジオの『著者に聞きたい本のツボ』はゲストが千葉大卒の後輩に当たる現役病理医の筆名海堂尊君で、耳を傾けた。近作は薬の開発が間に合わない患者を人工冬眠させておくが、維持に携わる医師らの葛藤。執筆方法は半分を一気に書き上げ、残りを朝晩の空いた時間にと。また、『ジーン・ワルツ』が映画化され、2月5日公開の由。女医と准教授が火花を散らす医学エンタメ。
教育学部卒の辻村深月さんが朝日新聞(12/26)の四分の一面の大きさで青春ミステリーの旗手として紹介。メフィスト賞受賞、直木賞候補と大活躍。
後輩に負けないように頑張りたい。
5.冬の上野公園(その2)
上野公園を散策して携帯写真を撮りましたので、前回に続き8枚を下記のブログに掲載しました。是非、覗いて下さいね。
http://blog.kuruten.jp/tokuichit/148060
6.小説の執筆状況
『武蔵野の氷雨』を2週間温め、再読した。私設編集長の指摘を取り入れ、すっきりした文に。今回初めて、最近知った直接話法と間接話法を挿入した結果、テンポに強弱、速遅が出て、読み易い。先月に文学界新人賞に投稿した。現在、警察庁長官狙撃事件を題材に仮題『金門橋の恵風』を構想中です。
7.『縁人の病気ソング(黄疸)』の5作目 恋の予感 (大学院1年頃、七五調 一. 大学構内 並木道 色付く葉っぱ 赤茶に黄 キャッチボールに 軽い汗後輩女子に 手解きを 笑顔崩れる 青い空 青い空 二. 通りすがりの 同級生 白目が黄色で 驚いた 黄疸だろうと 声を掛け 医者診察を 促した 頷く彼は 渋い顔 渋い顔 三. オペ入院で 胆石取り 顔が輝き 溌剌と スケート遊び 軽井沢 彼の叔父の 高崎で 美人姉妹が にこやかに にこやかに
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