お早う御座います。
東京は現在13度の曇天で、寒いです。
巨人は、第7戦目で2:3で埼玉西武に負けましたね。一言で言うと、先発投手力の差と感じました。何しろ、巨人は2安打で、西武は6安打ですから。
1回裏、西口投手の暴投から運良く1点を貰い、なおも1死2、3塁から5、6番で追加点が無かったので、不吉な予感が走りました。
2回裏に、若武者坂本選手がソロをかっ飛ばし、幸先良いかなと変わりました。
5回表、好投の石井投手に代えたボカチカ選手が先発内海投手からソロを放ち、1点差に迫られました。
そして、魔の8回表、中継ぎの越智投手が俊足一番の片岡選手に死球を与え、次打者栗山選手の初球に盗塁を許し、犠打で3塁に進まれ、中島選手の3塁ゴロで生還されてしまった。正に、足攻で速効なり。その動揺が、中村、野田選手への連続四球となり、平尾選手のセンターへのタイムリーで3点目を献上し、逆転されてしまった。
この際、越智投手の心理状態を察して、1人目の死球あるいは2人目の四球で山口、豊田投手への交替があってしかるべきと思いました。何故なら、苦境を乗り越える試練は、長期戦のペナントレースでは判るけれど、短期戦、まして大一番の試合では、眼前の投手心理を考慮し、交替が妥当と考えます。
9回裏の2番からの攻撃でも、ヒットの無い木村選手に代えて打撃好調の阿部選手を何故送らなかったのか理解に苦しみます。
また、もう一つ李選手はシリーズ13打数2安打8三振(大体の数字)と大不振なので、先発は若手にして貰いたかった。原監督の頭には、あのオリンピックでの不振時に2つの劇的なホームランを産み、韓国を金メダルに導いた残像があったのでしょう。私自身もそろそろ1本が出るだろうと思っていたので。
何はともあれ、MVPを受賞した岸投手が14回2/3を無失点に抑えた事、7戦目で渡辺監督が採用した先発陣の惜しみない投入が功を奏した。
しかし、原監督は、阪神との13ゲーム差をひっくり返し、CSシリーズを制し、また日本シリーズでは西武とがっぷり四つに組んだ争いで、ファンに一喜一憂のハラハラドキドキ感を与え、結果は惜しくも負けになったが、胸を張って1年を総括して頂きたい。
来期は、功労者の上原投手を大リーグに送り、若手投手陣に責任を持たせて欲しい。クルーン投手には制球力の特訓をお願いします。西武片岡選手の足攻を教訓として鈴木選手に続く、スランプのない走力のある選手の発掘、それに2番、5番選手の育成を期待します。
西武ナイン、ファン、関係者の皆様に心よりお祝い申し上げます。来期もまた日本一を争う場でお会いしましょう。
巨人の監督始め、スタッフ、選手の皆さん、大変お疲れ様でした。ファンにはそれぞれの試合、あの場面で感動を与えて下さいまして、有難う御座いました。
十分に休養され、来期に向け、各人が目標を掲げ、更なる精進を期待しております。
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