高木徳一の小説の執筆状況と『行う、行い』の歌謡詞（巨人戦）

今日は。

　今日は９月２日、東京は強い風がありますが、暑いです。早くに涼しさが欲しいですよ。庭の柿の木でオーシンツクが束の間の地上生活を謳歌しています。

　午後２時５分頃、埼玉県越谷で竜巻が発生し、道路沿いの家々の屋根が飛ばされた映像がテレビに映し出されました。市民が撮影した発生当時の携帯画像も。葛飾区の我が家の上空にも積乱雲と黒雲が西から移動して来ています。強固な建物内に逃げる以外はないでしょう。

１．政治・経済

　　　ＴＰＰ交渉の行方が注目されますね。それに、消費税の増税が何時になるかも。

　　　８日に決定するオリンピック開催地に東京が選ばれるかは経済面に多大の影響を及ぼしますね。

　　　シリア内乱において、アサド政権側が化学兵器を使用したかどうかを巡り、国際社会が懸念し、国連調査団の報告が待たれます。人間は悲惨な戦争の歴史を刻んでも、武力で物事を決める不幸を止められないのですね。話し合いの場の国連がしっかり機能してほしいものです。

　　　日経平均は１３５１３円で、最近この前後を推移しています。１ドルは９８．４円でやや円安か。インド、中国ではやや景気の減退が進み、外資が少し撤退しているとの事。米国はやや持ち直しているか。

　

２．社会

　　三重県で中３女子が花火帰りに、行方不明になり、近所で遺体で発見されたとの事。強盗殺人事件らしい。女性が誘拐、強姦、殺害される事件がよく報道されている。これに関連して、先日、テレビで、スイスは売春が公認されていて、流石にその場所が都市の中心部から郊外に移された由。永世中立国のスイスでの売春公認に驚いた。公認理由の報道はなかったが、性犯罪抑止になっているかのデータが欲しかった。米国は禁酒法時代にマフィアがはびこった経緯がある。何でも禁止は反動が多いことも事実である。最古の職業が売春とも言われている。

　　お盆中の1週間で水難死亡者が47人と報告された。毎年繰り返される災難で遺族の哀しみ。防止策は個々人の自覚、大人の監視と周囲の対策か。遊泳禁止地域の表示やロープ張り、監視員の増員などか 。

　

３．科学

　　東京の小河内ダム周辺に『人工降雨装置』があるとは知らなかった。1969年に1800万円で4箇所に設置していたと。21日に稼動させたところ、30分後に雨が降ったが、装置の効果かどうかは不明との事。少しは安心した。

　　東京や大阪などの巨大都市へのゲリラ豪雨や洪水対策に、地下に巨大な貯水タンクの設置済みや建築中があるというが、山間部などは無防備。都市に住んで、山間部へは農業、林業の出稼ぎにするのが、命の安全には良いのかも。

　

４．医療

　　難聴の子は１０００人に１人の割合で生まれるそうです。早期発見には聴力検査と赤ちゃんに音を聞かせて脳波をみる検査があります。信州大の宇佐美教授らは患者やその家族の遺伝子を調べ、重篤難聴、進行性難聴、またストレプトマイシン難聴になり易いなど遺伝子変異で徐々に判ってきたと報告。不安がある場合は早期検査を！　

　　国立癌センターや東京医大のチームが膵臓癌患者の血中蛋白質の２種類が健常者の２から３割減少していることを突き止めた。従来の腫瘍マーカー検査ではある程度癌が大きくないと発見できないが、これは早期癌でも判るとのこと。両検査を合わせれば精度は９９％に。長生きすればするほど医療の恩恵に。

　　京大の小川誠司教授らは骨髄系の白血病患者の遺伝子を調査した結果、１割でコヒーシン蛋白を合成する遺伝子の変異を発見した。この変異細胞に正常な遺伝子を入れると細胞の異常増殖が抑制された。この遺伝子が癌抑制遺伝子と確認出来、治療応用が期待されるという。

　

５．スポーツ

　　群馬県の前橋育英の諸君、優勝旗を関東に運んでくれて有難う。延岡学園を４：３の接戦の末、破り、堅い守りと高橋光成投手の力投で初出場優勝を飾り、おめでとう。準優勝の延岡学園もおめでとう。来年を期待します。同時に東京勢の来期の活躍も！

　　２日現在、巨人は７１勝４１敗６分で２位の阪神に８．５ゲーム差をつけ、残り２６試合でマジック１９を再点灯した。村田選手は月間安打セ新記録の４６安打を放ち、プロ記録のイチロー選手の４８安打に肉薄した。おめでとうございます。村田選手は、７月、８月は打率４割を越え、絶好調だが、坂本選手がここにきて絶不調になっている。好調時のビデオやコーチの指導を受けているだろうに、精神的な問題かな。長野選手はここにきて徐々に打率を上げ、０．２７まで上げてきた。３割にゴー。阿部選手は本塁打、打点とも申し分なく、活躍中。投手陣では、内海、杉内、菅野の勝ち星１０から１１ではまあまあだが、宮国、ホールトン、澤村はもうひと踏ん張り。中継ぎの青木、高木、香月はよくやっている。締め括りのマシソン、山口、西村の三人衆は鉄壁で心強い！　

　　

６．小説の執筆状況

　　『白球と海星（ヒトデ）』に対する鈴木私設編集長のコメントを、列挙します。

　　小説の内容は野球少年が甲子園出場を賭けた地区予選の決勝で足が突っ張り、エラーして負ける。このトラウマと脚の麻痺に苦悩する。印刷会社で知り合った少女と知り合う。少女もまたある悩みを抱えていた。少女からプロポーズされ、結婚し、子宝に恵まれる。或る日、決勝で負けた相手投手が巨人の押さえで登場し、当時のトラウマが蘇り、また給料アップのために自動車免許の検定試験を受けるが３回落ち、教官に無駄だから止めろと言われ、落ち込み、酒浸りになる。妻がリハビリセンターに同行させ、障害に負けずに運動する姿を見せ、改心させた。動きの少ない草野球の投手になり、活躍する。結婚を反対していた妻の父親が家族と観戦しに来て、表彰を受ける婿の晴れ姿を娘と共に見詰める。

１）男と女の二本の幹となっていて、読み手の思考を分散させているので、男が８で女の部分は２位で良いのでは。特に英語の先生や女の祖母のエピソードはいらない。女の部分だけで短篇が出来るので別にしたら。

２）クライマックスは、雨の日の女が痣を告白し、結婚を迫るシーンだと思うので、男がさめざめと泣き、男の決意を見せる。性描写を入れても良いのでは。２、３ページ位さいても良い。雨のシーンを今はやりのゲリラ豪雨、雷鳴を入れ、女が膝に浸かりながら辿り着くでも面白い。

３）男が酒に溺れる根拠として、決勝の相手投手がテレビで活躍し、その時足が攣って負けたシーンを思い出し、仲間にすまないとの思いだけでは弱いのでは。もう一工夫が必要。（帰宅後、給料アップを狙い、自動車免許取得に挑戦するが３回落ちた。路上運転で塀から飛び出したおばあさんを危うく、引きそうに。教官がブレーキを。膝を蹴飛ばされ、危うく殺人犯になるとこだった。無理だからやめろと怒鳴られ、不甲斐なさも入れる）

４）壁に、『太い幹を一本、枝葉にも濃淡を！　無駄、余分は最初から入れないを貼り、心掛ける。これまでの傾向は、横道にそれてそれが何処までも続き過ぎて、本筋はどうなっているかと不安になる。感動が途中で寸断されている。

５）所々煌く表現はある。

６）かつしか文学賞の上限枚数３００枚にしようと考え、今回は男と女の人生を半々書き、最後に合体させる方法を取ったと言えば、ググーと引き込まれたかと思ったら、次の場面で冷めてしまう。両雄並び立たず、船頭二人は不要の例えもあるしと言われた。

　

７．『行う、行い』の歌謡詞　　　Ａ．　あの頃はごめんね　　　　　　　　　　　　（七五調）　　　　　一．　あのころはごめんね　　　　　美雪さん　　　　　　　　デートに誘う　　　　　　　　　　強引に　　　　　　　　抜き打ちキス　　　　　　　　　しでかした　　　　　　　　自分勝手な　　　　　　　　　　僕がいた　　　　　　　　思い出しては　　　　　　　　　痛む心　　　　　二．　あの頃はごめんね　　　　　　美雪さん　　　　　　　　ホテル誘う　　　　　　　　　　　強引に　　　　　　　　あなたの心　　　　　　　　　　　判らずに　　　　　　　　自己満足の　　　　　　　　　　僕がいた　　　　　　　　思い出しては　　　　　　　　　痛む心　　　　　三．　あの頃はありがとう　　　　　　美雪さん　　　　　　　　女心を　　　　　　　　　　　　　　教わって　　　　　　　　大人の付き合い　　　　　　　　出来てきた　　　　　　　　あなたの友の　　　　　　　　　　千鶴さん　　　　　　　　婚約指輪を　　　　　　　　　　　交わしたよ　　　Ｂ．　二行二徳（にこうにとく）の分かれ道　　　　　　　　　　　　　　（七五調）　　　　　一．　善行孝行　　　　　　　この二行　　　　　　　　誇り高き　　　　　　　　頂へ　　　　　　　　愚行凶行　　　　　　　　この二行　　　　　　　　惨め極まる　　　　　　　監獄行き　　　　　　　　アーアー　　　善人悪人　　　分かれ道　　　　　二．　美徳陰徳　　　　　　　この二徳　　　　　　　　功徳賜り　　　　　　　　天国へ　　　　　　　　背徳悪徳　　　　　　　　この二徳　　　　　　　　宿業ありし　　　　　　　地獄行き　　　　　　　　アーアー　　　善人悪人　　　分かれ道