癒しの庭Ⅲ

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坪庭だより~花輪ばやしの赤鳥居改修

2016年07月13日 | ガーデニング

 

 

 

 

坪庭の蹲踞の水音が涼感を誘い

ガラス戸を全開にしたいところですが

まだ塀垣ができてません~


赤鳥居の改修工事もそろそろ大詰めになってきたので

そろそろ塀垣を考えなければならないのですが

もう少し様子をみてから・・・

 

 

赤鳥居

 

国重要無形民俗文化財

花輪祭の屋台行事「花輪ばやし」まで

あと1ヶ月ちょっとです。

 

 花輪ばやしは

土地の守り神「産土神(うぶすな)さん」として

古くから地域の信仰を集めている

幸(さきわい)稲荷神社の祭礼に

奉納される祭礼ばやしです。



 


このお祭りの8月20日の夜には

赤鳥居詰めという行事が行われます。

全町内の屋台が赤鳥居へ詰め

幸稲荷大神様へお祭り終了の挨拶と

手締めのサンサを行います。

 

 

 

この赤鳥居が

道路拡幅工事に伴って

春先から改修工事が進められていました。

 

生まれたときから

この赤鳥居のもとで暮らしてきた

我が家の庭師は

毎日のように

外に出てはこの改修工事を見守ってきました。

というか

楽しんでいたようです。

 

 

 

 

 待ちに待った

赤鳥居が運ばれてきました

なんと

赤鳥居は赤くはありませんでした

 

 

 

鉄工所の工事関係者の方々が

朝、早く

産土神社に向かって参拝をしてから

工事を開始

キッチンからの眺めは最高のロケーションです


 

 

 

 

 

 土台工事はだいぶ時間がかかりましたが

ようやく部品が運び込まれ

いよいよ組み立て開始です

 

 

 

 

 


 1本、2本と・・・


ここでクイズ

この鳥居を支えている2本の太いパイプは

上と下の太さがどうなっているのでしょう。

???

さて、どうなんでしょうね。

 

 


 実はパイプの太さ

 上と下は同じ太さなんですって

下の方が太いのかな~なんて思いましたが

作るときの型枠が大変ですよね。


 

 

 

 

鳥居の部品を吊り下げるために

クレーンには様々な工夫が施されていました

 

 

 

支えの部品の取り付け作業開始!



 


 

午前中のあっという間に

鳥居の組み立てが完了しました

午後には電気溶接を行っていました。 


 庭師は工事が気になって

仕事が手につかないようでしたよ。

鉄工所の方々の智恵の素晴らしさや

見事な設計の正確さに

ことのほか感動していました

 現場監督の方に聞いたところによると

鳥居の高さは

 前の鳥居よりちょっとしか高くないのだそうです。

 それは、電灯線より高くすることが出来なかったからなんですって。


これから赤い色の鳥居にするために

4回塗装をするのだそうです。

またまたその変化が楽しみになってきました

 

 


前の赤鳥居に親しみを感じていたので

まだ鉄筋むき出しの鳥居には

ちょっと違和感がありますが

見ているうちに

 もう見慣れてしまったというか

好感のもてる鳥居の形になってきました


新しい鳥居は

スリムで威厳も感じられるね~

などと赤鳥居に目が話せない癒しの庭の二人。

赤くなった赤鳥居が待ち遠しいですね

 

 


坪庭の方から聞こえる

お祭りのお囃子の練習の音が

聞こえてくるのは

もうしばらく後になりそうです


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