癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

金(かね)のなる木

2008年12月16日 | Weblog

 

  我が家の「かねのなる木」の開花が始まりました。シンビジウムなどと一緒にお正月に向けて我が家のガーデナーさんが開花調整をしているのですが、少々早く咲き始めたようです。

 

 

 

 

 

    「金の成る木」とは変な名前です。5円玉がいっぱいついたものも見たことがあります。昔からどうしてこんな名前がついているのか気になっていました。

 

金の成る木 (かねのなるき)

(花月(かげつ))
・弁慶草(べんけいそう)科。                    
・学名  Crassula portulacea                     
          Crassula   : クラッスラ属             
          portulacea : スベリヒユ属(Portulaca)の
                                          ような
  Crassula は「Crassus(厚い)」が語源。        
                        葉っぱの形から。        
学名 C へ
 
 
・開花時期は、12/15頃~  4/20頃。      
・南アフリカ原産。                              
・葉っぱは多肉質で丸っこく固い。花はうすピンク。
・幹と枝に横縞の線が入っているのが特徴的。      
  木が幼いときに、この横縞の線部分に5円玉か    
  50円玉(穴のある硬貨)を差し込んでおくと、  
  成長すると硬貨がはずれなくなる。              
  これを何年かにわたってだんだんと繰り返すと    
  ”硬貨のいっぱいついた枝”になり、            
  「金がなっている」ような姿になる。            
  「金の成る木」の名前はここからきた。          
    (花屋さんでときどき見かけます)            

・別名  「花月」(かげつ)。              
 
     
 
  我が家の「かねのなる木」はかなり大きな木です。我が家のガーデナーさんが17年3月に知り合いの方から頂いたものです。夏分はさほど大きいとは思わなかったのですが、花が咲き始めたらずいぶん大きいと思います。
 
  お正月にお客様がいらしたときに満開になってくれるのが楽しみです
 
 
 
   附けたり
 
   (1)かねのなる木とは
 
  カネノナルキはベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物で「カゲツ(花月)」とも呼ばれます。色々な呼び名がありややこしいですが本来の和名は「フチベニベンケイ」といいます。属名のクラッスラは「やや厚い」という意味で葉に厚みがあるところから来ているのではないかと思います。茎が太く、大きくなるにつれて枝分かれして大きさは1mを越します。大株のものは一見樹木のようにも見えます。
 「カネノナルキ」の由来は葉が丸っこく分厚い形でお金のように見えるからとか、 新芽に5円玉の穴を通して鉢植えとして売られているからだとか人によっていうことが違うので、はっきりとした由来は判りません。
 花は冬に開花します。品種によって株がおおきくならないと咲かないものや、小さい内からでも花付きがよいものなど様々ですので、花を楽しみたいのであれば購入時に確認した方がよいでしょう。
 
 
 
 (2)かねのなる木の育て方

置き場所

   株を充実させるためには出来るだけ日の当たる場所へ置きます。寒さにも強いですが、霜には弱いので、霜に当てないように注意。

水やり

  葉や、茎に水分を蓄えるため乾燥に強く、逆に、水を与えすぎると根が十分に張りません。初秋から、春前までは特に乾燥気味に管理します。真夏も根腐れさせないように、水を与えすぎないように注意。

肥料

  肥料も多くは必要なく、4~6月に1、2回、緩効性の化学肥料を与えます。

ふやし方

  挿し芽でふやします。葉っぱ一枚から根が出ます。

越冬温度

    3~5℃

                                                                            
 
 
 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿