今日は啓蟄
土の中で縮こまっていた虫たちも
そろり、そろりと
動き始めていることでしょうね。
地面も少しは温んできたでしょうか?
癒しの庭はまたまた
冬モードですが・・・
それでも3月もだいぶ過ぎました。
一雨ごとに気温も上がって
三寒四温
だんだんに春に近づいていくでしょうね。
こんな景色が見られるには
まだまだ時間がかかりそうですが・・・
待ちわびる
「春」
暖かな日差し
心地よい春風
希望に溢れる季節の象徴ですね
木漏れ日の庭の特等席から
春に心ときめかせ
やわらかな光をあびる
クマガイソウを思い描いて・・・
開花間近なクマガイソウ
クマガイソウの世界・・・
エビネとの絶妙なコラボ
この風景も大好きなんです。
南国のイメージにピッタリの花
ハイビスカスですが
雪国のこの時期に咲いてくれると
パワーをもらえるから嬉しいですね
ハイビスカスは
暖かな部屋の日当たりのよい所でないと
冬越しが難しいです。
幹が太く背丈も伸びた我が家のハイビスカス
居間で育てるとなると
それがまた大変なことで・・・
それでも花のない雪国の冬には
楽しみをたくさんもらえるので
ほどよく剪定をしながら愛でているんですよ。
ハイビスカスは熱帯アジアが原産地で
ハワイの州花
マレーシアの国花でもあり
沖縄でもたくさん見てきました。
ハイビスカスの原種は世界各地で約250種類とか
園芸種は実に5000種類以上もあるのだそうです
ハワイで見たハイビスカスは・・・
黄色やピンクの花が多く
白いハイビスカスは初めて見ました
ワイキキビーチ
ワイキキのビーチと
ハイビスカス
また行きたくなってきました
ハワイ島では気になった木がありました。
赤い花を咲かせる悲しい伝説の木
オヒア・レフアの花です
冷えた溶岩の泥流の中でたくましく花を咲かせるこの木に
不思議な力を感じました。
雪国ではとてもこんなわけにはいきませんね。
暖かな所に出かけたくなってきました
真っ赤な、真っ赤な
ハイビスカスが咲きました
今日の日を待っていたかのようです
やっとのこと
今年度の研究のまとめの整理を終え
工房に届けることができました
リタイヤしてから
こんな大変なことがあろうなどと
思ってもいなかったので
結構大変でした
そんな私をねぎらってくれるかのように
ハイビスカスの真っ赤な花一輪
嬉しくなってしまいました
今年度の歩みです。
たくさんの笑顔がひろがってくれたかな・・・
綴りを整理しながら
そんなことを考えてしまいました。
ハイビスカスの花言葉は
「上品な美しさ」
「エジプトの美の女神ヒビスのように美しい」
という意味のようです。
ハイビスカスの美しさに魅了された
エジプトの女王クレオパトラは
衣装をハイビスカスの赤色で染めたり
その美しさにあやかろうと
ハイビスカスのお茶を愛飲したりしていたとか・・・
ハイビスカスティーは
ビタミンCが豊富で
疲労回復や美肌に効果がありますからね。
ほとんどの花が1日でしぼんでしまう
ハイビスカスは
あの情熱的な南国の赤色から想像できないほど
繊細な花なんです。
だから花言葉も
「繊細の美」というわけ・・・
そして
次から次へと新しい花が咲くので
「常に新しい美」
そんな花言葉もあるハイビスカスです
なんと、 まあ
かわいい子、アブチロンも
蕾をとき始めました
おつかれさま~
昨年「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が
全国900ヶ所以上の名所旧跡を対象に実施した
「2013年日本庭園ランキング」が
発表されてから
ずうっと
気になっている庭があります。
この日本庭園ランキングは
米国の日本庭園専門誌「Sukiya Living(数奇屋リビング)」が
日本の庭を規模や知名度によらずに
純粋にその美と質によって総合的に評価しているものです。
ただ「大きい」「有名」であるだけの庭園よりも
ゆったりとした美しい空間に人々の目を向けようと
日・米・豪の専門家たちが日本全国の日本庭園を調査し
庭そのものの質、建物との調和
利用者への対応などを総合的に判断して
順位をつけた
世界が認めた庭園なのです。
《2013年日本庭園ランキング上位5位》
1位 足立美術館(島根県)
2位 桂離宮(京都府)
3位 常盤ホテル(山梨県)
4位 平安会館(京都府)
5位 山本亭(東京都)
さすが足立美術館の日本庭園は
「11年連続庭園日本一」に選ばれています。
納得です
足立美術館
我が家のある場所にも
足立美術館のポスターが貼っているんですよ~
あまりの美しさに感動した思いが
忘れられなくてね・・・
桂離宮
泣きたくなるほど素晴らしい
桂離宮
一、二の順位をつけられないくらい・・・
究極の日本の美です
そして
気になるのが・・・
三位の常磐ホテル
庭師も
私も
とても気になっている庭なのです。
山本亭
無燐庵
書院庭園の山本亭や
七代目小川治兵衛作庭の
あの無燐庵をおさえて
堂々3位の庭園
常磐ホテル
ぜひ見てみたいなと思っています
そのうち
ご報告できる日がくると思います
きらきら輝く氷の結晶
小屋の前にできた
雪のトンネル
庭師が始めた雪消し作戦です
今は山中
今は浜
今は鉄橋渡るぞと
思う間も無く トンネルの
闇を通って広野原(ひろのはら)
つい口ずさんでしまいそうです
トンネルの~闇の中・・・?
いや、いや
やっぱり
アーチがいいですね
フィリスバイド
池の周りの雪解けも
どんどん進み
緑色の苔が目に優しく飛び込んできます
春はどこまで来ているかしら・・・
今日は隣の市で行われた
シンポジウムに行ってきました
道路はすっかり雪が融け
春気分でした
飛び石をわたって
小屋へ行けるのはまだまだ先なんですが・・・
飛び石がひとつ
またひとつと
姿を現してくる景色を眺めるのも
楽しいものです
庭師は
待ちきれずに
水道のホースをのばし始めました。
雪消しの始まり、始まり・・・
小屋の入り口までの雪消し
道のりは
大変でしょうねぇ。
この小屋の戸は
私が嫁ぐ前に
昔台所で使っていたという
戸棚の戸をはめ込んで
大工さんに作っていただいた
オリジナルのものです。
昔のものを簡単に捨てることができない私です。
古き良きものはしっかりと残しておきたいと
いつも考えてしまうんです。
小屋の屋根から落ちてくる雪で
痛めつけられている
ハナズオウはまだ雪の下で眠っています。
もう少しの辛抱ですよ~
やわらかな日差しが心地よく
池のまわりの雪解けが進んできました
池の氷も周りから融けだしてきました。
今年は、滝から流れ落ちる水が滞ることもなく
3月を迎えます。
昨日は氷が張っていた蹲いも
今日は落ちる水音が聞こえています
それでも
小屋の北側に置いている積雪計は
40㎝くらいかしら・・・
今度はもっと雪の少ない所に置きたくなります
飛び石が見え始めただけで
気持ちはもう春気分~
キクザキイチゲ
スイセン
カタクリ
プリムラ
庭に咲き出す
キクザキイチゲや水仙
カタクリ、プリムラ・・・
早春の花へと
思いをよせています