☆美馬市美馬町「寺町」にある「安楽寺」の能舞台での「美馬能」の開演!
出演は、観世流 京都 川村晴道他、 能:須磨源氏、舞囃子:玉鬘、仕舞:野宮 となっておりますが、 ちんぷんかんぷん ちごゆりです・・・が、
始めてみる方もあろうかと、開演に、先立ち、今日の能について、あらましの手順などを、説明くださったので、なんとか、書き留めて置き、分ったのでした! とてもありがたかったです
能で使用する楽器は、管楽器の笛と打楽器の小鼓、大鼓、太鼓の4種類で「 四拍子」なのだそうです。
多分でしょううが、始めてみる方もあろうかと、開演前に、このように、あらかじめ、今日の能について、物語手順などを、説明くださるという事は、通常ない事だと、思います。
なんとか、書き留めて置きまして、分ったのでした! 初めて能を観る私たちにとっては、ほんとにやさしい心遣いで、あり難い事でした!
ですから実際の能舞台では、開演すれば、能の演舞が静かに始まっていくものでしょうと思われます。
須磨源氏 作者 世阿弥元清と云われる。
主題 死んで極楽の菩薩となっている光源氏が、兜そつ天 から天降って、須磨(ひなびた所)の生活の思い出に青海波を舞ふといふ筋で、美的生活の賛美だそうです。
まずは、前まわしと云われる、衣装つけずに、紋付袴姿で、「仕舞」が舞われ! 語りはどっしりと低い声で会場によく通る声で、驚きでした! 仕舞は、短く物語を語っていきますから、たとえば、絵画でいわば、デッサンのようなものですが、謡 (うたい)と楽器演奏 ともに、舞われました。
一枚目は 本格的能舞台 二枚目は、お能の説明をしておられる方です。 三枚目は、謡と楽器の演奏者。 四枚目は、仕舞で、かたっているところです。
☆続いては、ワキとツレの登場で、序の段の始まりです 昔言葉で、馴れない者にとっては、分りづらいのでは有るものの、笛 小鼓、大鼓、の音と ともに、静かに舞い語っていく姿は、 吸い込まれていくようで、ワキの舞語りは、もう美しく、観客を引き込んでいき、素晴しいものでした!
続いて一声で、いよいよ左側からの登場するは・・「シテ」! そろりそろりと登場!です。 初めて見る、能面をつけての艶姿ですから、なんと云って紹介すればよろしいやら・・・言葉が見つかりません! 頭がくらっと打たれた感じの、感動でした! 下手な説明さておき、画像をどうぞ!