トイレを、どう受け止めるか?
「たかが便所」と用をたすだけの厠と見るか、
用のついでに口紅を直す「お化粧室」と捉えるか、これは男女の差ですね・・・
私は、女性の来客者を意識して、快適な空間作りを心がけました。
位置関係では、
旧宅が寝室からトイレまで、余りにも遠く、夜中目が覚めてしまい、
寝室にトイレを近接させました。
これで、風呂上りに、人目に触れずに、寝室で涼むことができます。
内装では、まずは、窓のお話。
「中を覗かれない様に、上下可動で、網戸は全面で」と要望を伝え、
「上下」に引違いの曇り窓で、普段は上を開放していますが、
換気の時、中央に寄せても、網戸が全面張りなので、蚊が入って来ません。
普通、このタイプは上もしくは下の戸が固定され、可動側の片方のみ網戸がつきます。
照明は、天井と足元灯。
真夜中にトイレに起きたとき、「まぶしくて目が覚める」ことがないように、
足元をぼんやり照らします。
これは、住林の方々にも、来客の皆さんにも、感心されました。
ホテルのベッドの「フットライト」を参考に、「あればいいな~」と。
「防音も気になる」と住林に伝えると「断熱材を壁に入れると、簡易防音になる」
実際、ジョロジョロ音が一切漏れませんので、安心です。
バリアフリーについても、万一の車椅子に備え、
全室の扉を引違戸の、ワイド80cmタイプ(標準は70cm)。
更に、トイレと洗面所の間の壁を、取り払える構造にしておきました。
また、気分が悪いときや、腰を痛めたときの経験から、
便器の右側に、手すりつきペーパーホルダー、左側に手水鉢台を配置し、
両側にもたれたり、両手で体重を支えられるようにしました。
壁紙は、他の部屋が塗り壁のため、
トイレと洗面所の2箇所しか壁紙を使用せず、気合を入れて探しました。
国産、輸入品、ホームページでサンプル写真を見続け、輸入代理店に足を運び
「花鳥風月柄で、チーク製の手水鉢台と合うもの」をテーマに
スウェーデン製の壁紙を選びました。
偶然ですが、
中国の蘇州で買いました、絹のテッシュホルダーと、柄が似通っています。
いわゆる「シノワズリ」「中国趣味」「東洋趣味」と申しましょうか。
食器で、日本の「柿右衛門」有田焼の紋様が、ドイツ・マイセン食器で真似されて、
逆に輸入されるのと同様で、
東洋の花鳥風月柄が、北欧の人の目を通して、壁紙という素材で帰ってきたのです。
カーテンも、似たような状況で、日本には優れた伝統柄・デザインがあるのに、
洋間という現代空間に活かしきれていないな、と残念に思いました。
話は我が家のトイレにもどり、
このような大柄で大胆な柄の場合、壁の4面全てに使用するより、
1面か2面に、アクセント使いするほうが、スッキリしていいです。
最後に、機能面ですが、
TOTOにしないで、INAXにして、思いっきり後悔しています。
「大」を流すとき、便器を「汚しながら」去っていくのです。
こんな便器があるのか、驚き呆れ、不愉快極まりない!です。
お風呂も、
「蓋」にご注目下さい。
単純な形、左右同じ、表裏同じ「でない」ため、
「右専用の蓋」を「裏表間違えなく」置かないと、隙間から水蒸気が漏れ出ます。
風呂場では、手も濡れており、蓋を「正しい向き」に裏返すとき、
蓋が滑って自分に当たり、夫も、私も、痛い目に合いました。
床も「TOTOのカラリ床と同等機能」と住林は言いましたが、劣っていました。
実家がこれより7年も前にTOTOにリフォームしましたが、
床はカラリとして水捌けよく、蓋も左右・上下・表裏区別無く、無意識に置けました。
利用者に「正しい向きに置けよ」と要求する
INAXの企業風土が、透けて見えます。
10年後、TOTOにリフォームしたいです!!!(怒り)
「たかが便所」と用をたすだけの厠と見るか、
用のついでに口紅を直す「お化粧室」と捉えるか、これは男女の差ですね・・・
私は、女性の来客者を意識して、快適な空間作りを心がけました。
位置関係では、
旧宅が寝室からトイレまで、余りにも遠く、夜中目が覚めてしまい、
寝室にトイレを近接させました。
これで、風呂上りに、人目に触れずに、寝室で涼むことができます。
内装では、まずは、窓のお話。
「中を覗かれない様に、上下可動で、網戸は全面で」と要望を伝え、
「上下」に引違いの曇り窓で、普段は上を開放していますが、
換気の時、中央に寄せても、網戸が全面張りなので、蚊が入って来ません。
普通、このタイプは上もしくは下の戸が固定され、可動側の片方のみ網戸がつきます。
照明は、天井と足元灯。
真夜中にトイレに起きたとき、「まぶしくて目が覚める」ことがないように、
足元をぼんやり照らします。
これは、住林の方々にも、来客の皆さんにも、感心されました。
ホテルのベッドの「フットライト」を参考に、「あればいいな~」と。
「防音も気になる」と住林に伝えると「断熱材を壁に入れると、簡易防音になる」
実際、ジョロジョロ音が一切漏れませんので、安心です。
バリアフリーについても、万一の車椅子に備え、
全室の扉を引違戸の、ワイド80cmタイプ(標準は70cm)。
更に、トイレと洗面所の間の壁を、取り払える構造にしておきました。
また、気分が悪いときや、腰を痛めたときの経験から、
便器の右側に、手すりつきペーパーホルダー、左側に手水鉢台を配置し、
両側にもたれたり、両手で体重を支えられるようにしました。
壁紙は、他の部屋が塗り壁のため、
トイレと洗面所の2箇所しか壁紙を使用せず、気合を入れて探しました。
国産、輸入品、ホームページでサンプル写真を見続け、輸入代理店に足を運び
「花鳥風月柄で、チーク製の手水鉢台と合うもの」をテーマに
スウェーデン製の壁紙を選びました。
偶然ですが、
中国の蘇州で買いました、絹のテッシュホルダーと、柄が似通っています。
いわゆる「シノワズリ」「中国趣味」「東洋趣味」と申しましょうか。
食器で、日本の「柿右衛門」有田焼の紋様が、ドイツ・マイセン食器で真似されて、
逆に輸入されるのと同様で、
東洋の花鳥風月柄が、北欧の人の目を通して、壁紙という素材で帰ってきたのです。
カーテンも、似たような状況で、日本には優れた伝統柄・デザインがあるのに、
洋間という現代空間に活かしきれていないな、と残念に思いました。
話は我が家のトイレにもどり、
このような大柄で大胆な柄の場合、壁の4面全てに使用するより、
1面か2面に、アクセント使いするほうが、スッキリしていいです。
最後に、機能面ですが、
TOTOにしないで、INAXにして、思いっきり後悔しています。
「大」を流すとき、便器を「汚しながら」去っていくのです。
こんな便器があるのか、驚き呆れ、不愉快極まりない!です。
お風呂も、
「蓋」にご注目下さい。
単純な形、左右同じ、表裏同じ「でない」ため、
「右専用の蓋」を「裏表間違えなく」置かないと、隙間から水蒸気が漏れ出ます。
風呂場では、手も濡れており、蓋を「正しい向き」に裏返すとき、
蓋が滑って自分に当たり、夫も、私も、痛い目に合いました。
床も「TOTOのカラリ床と同等機能」と住林は言いましたが、劣っていました。
実家がこれより7年も前にTOTOにリフォームしましたが、
床はカラリとして水捌けよく、蓋も左右・上下・表裏区別無く、無意識に置けました。
利用者に「正しい向きに置けよ」と要求する
INAXの企業風土が、透けて見えます。
10年後、TOTOにリフォームしたいです!!!(怒り)