智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

「全部マズイ」のか?

2013年10月25日 | 釣り吉さん
お夕飯をいただいていると、

夫が 「全部 マズイ」と怒りをこめて言った


私、「えっ?」絶句しつつ「どういうこと?」と聞くと?

夫が 「全部だ・・・ 」「もういい・・・」「出て行け・・・・」

1年ぶりに聞くが、いつもの全否定のパターンが始まる。



普通の妻は、家族の喜ぶ顔を見たくて、日々料理の腕を振るいます。

これを「全否定」されると、妻としての価値も「全否定された」気持ちになり、

心底傷つきます。


私、「お正月、K子姉さん夫婦は、おいしいって、いつもお代わりするじゃない?」


夫 「遠慮して、まずい、っていえないからだ」


私 「まずかったら、おかわりしないよ」

  「木登り講習会の時、なんで8人分の昼食を、私に用意させるのよ?」

  「私の料理が、全部マズイなら、あなたの「恥さらし」になるじゃない?」


夫 「もういい、頼まない」



今回は、徹底抗戦することを、瞬時に決めて・・・

私 「住林のキッチンの打ち合わせで、大勢がいる前で、

  「たいした料理を作らないくせに」って言ったでしょ。」

  「大勢の他人の前で、公然と侮辱するのは、ひどいじゃない」


とこれまで、貯めていた「恨み」を、出すことにしました。

夫 「他人の前なら、言っても、それで、終わりじゃないか」


私 「住林とは、3年も顔を合わせて、恥をかかされたまま、名誉挽回のチャンスもない、
  「まずい料理を平気で出す女」と評価を下されたままよ」

  「友人のFさんにも、妻の料理はマズイ、って吹聴したでしょう!」


夫 「言ったかもしれない・・・・・」


私 「寿司屋で、私の卵焼きを、あなたが「おいしい」って珍しく誉めたら、

  Fさん「おいしいから、買ってきたものだ、と思っていた」って言ったじゃない!

  あなたが、まずい料理を作る妻、という先入観を与えるからよ!」


夫 「もういい、作らなくていい、離婚だ!」と部屋を退出。


第一ラウンド終了。  私は怒り心頭に達して、眠れなかった・・・・