走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

愚陀仏庵誘致活動

2010年10月13日 22時09分24秒 | 地域情報/その他
 今日の愛媛新聞の3面に掲載されていましたが、7月の豪雨で倒壊した正岡子規ゆかりの愚陀仏庵を道後地区に誘致しようという活動が、「道後温泉誇れるまちづくり推進協議会」を中心に始まったそうです。

 誘致先としては、同地区内の色街だった「ネオン坂」を宝厳寺(一遍上人の寺)の方にのぼる途中の用地2箇所を、候補地としてあげているそうです。
 そして、単に愚陀仏庵の建設誘致だけでなく、これを機会に坂の「ネオン坂」という通称をやめ、「上人坂」にしようということまで決めたそうです。
 地域の人や関係者にアピールするために写真のような大きな垂れ幕まで作ってしまう。
まさに、取り様によっては滑稽と思われてもおかしくないくらいの行動を、大真面目でやってしまいます。

 愚陀仏庵が観光資源になることを踏まえた、道後地区ならではのしたたかさ(?)ではありますが、私はこういう動きが住民自ら出てきたことを誇りに思います。
地域が元気になるには、まず何でもやってみるという貪欲さみたいなものがいると思うのです。
道後地区に根ざし始めて半年が過ぎましたが、こういった活動を苦に思わず、むしろ洒落っ気でやってしまうこの地区独特の風土がとっても好きですし、その思いは深まっています。

 どうか、地域の思いが叶いますように...