この季節になると上司が贈ってくれた詩を思い出し、自分を奮い立たせている。
「竹よ」
竹が割れた
こらえに こらえて倒れた
しかし竹よ そのときお前が
共に苦しむ仲間達の背の雪を
払い落としながら倒れていったのを
私は 見ていたよ
ほら 倒れている おまえの上に
あんなに沢山の仲間が
起き上がっている
富弘
「竹よ」
竹が割れた
こらえに こらえて倒れた
しかし竹よ そのときお前が
共に苦しむ仲間達の背の雪を
払い落としながら倒れていったのを
私は 見ていたよ
ほら 倒れている おまえの上に
あんなに沢山の仲間が
起き上がっている
富弘