初めて会った人の印象は、当然、人によって異なってきます。
そのほとんどが一期一会になってしまうケースが多い中で、どうしてもまた会いたい人がいます。
私にとってのまた会いたい人とは、「社会のために何か役に立ちたい」と思い、行動している人。
そういう強烈な志を持っている人と接すると、なにかホッとするからかもしれません。
あまり、利益追求の話をされると、こちらとしては引き気味になります。
当然、利益を追求することは悪いことでもなく、排除する気もありませんが、その根底の部分に「社会のために」というのを持っておいてほしいものです。
私のまた会いたくなる人は、決して大きなことをしているわけではありません。
毎日、コツコツと「いいこと」を積み重ねている人なのです。
むしろ、その人の歩みは遅いと思います。
時に立ち止り、時に後退しながらも、それでも諦めず、着実に一歩一歩前へ歩みを進めています。
そして、本人も気づかないうちに、言動や立ち居振る舞いが洗練されてきています。
さらに、無視できない存在感も出てきています。
よく外見を気にする人たちがいますが、私のまた会いたい人の洗練さや存在感にはかなわないと思います。