走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

いじめの対応について

2012年08月21日 23時54分48秒 | いじめ関連

 いじめについては、過去に何回か「いじめは起こる」というところからスタートさせる必要があると述べた。
 つい先だっても、その発生メカニズムが脳の障害かもしれないと書いたところ、Facebookにリンクしたら友人のYさんから科学的な観点からの発想だけではいけないんじゃないかという意見をいただいた。

 そのとおりである。

 ただ、このことに関してはさまざまな観点から考察していく必要があるように思う。

 「いじめは起こる」

 その原因の一つとして病気かもしれないということである。
 ならば、このことに関していえば原因が明確になれば治療方法が見つかるかもしれないということである。

 ほかにも考えられるのは、突発的に起こる「怒り」という原因である。
 「怒り」という脳から発生する信号は、「暴力」という行動に結びつきやすい。
 では、「怒り」はどのようにして発生するのかというと、これには様々な外部環境から影響を受け、ストレスとして蓄積していき、ある臨界点で一気に噴出するのではなかろうか。
 また「嫌悪感」から、「暴力」という行動に結びつくこともあるだろう。

 そして、それらを「理性」といった抑制物質で抑えられる場合とそうでない場合があるような気がする。

 ならば、この「理性」をつかさどる抑制物質を迅速かつ大量に分泌する訓練を平素からしておけばいいのではないかと、勝手に思ってしまう。

 具体的には、「こころ」穏やかにする。
 一日に、朝・昼・夜と5分間程度「瞑想(めいそう)」する。
 それだけでいい。

 そして、一日一回(せめて週二回)、教育委員会時代に事業化した「キッズタクティール(スウェーデン方式)」を20分程度行うと鎮静作用が働き、子どもたちが随分と穏やかになったことを覚えている。
 このケア手法はスキンシップが基本にあるので、相手の体温が伝わってくる。
 そして、自分と同じように温かい血が流れているということに気付く。
 この気付きこそが、人としての尊厳やプライドを守らなければならないという考え方を自然と身につけさせることにつながる。

 ここまでが、いじめを防止する「予防」の部分である。
 しないよりは、したほうがい。
 騙されたと思って一ヶ月くらい続けてもらうとその違いがわかってくる。
 ぜひお試しあれ!!

 次回は、「早期治療」についてまとめたい。
 


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