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昨夜のテレビ番組「情熱大陸」を観ていて、いたく感動した。
内容等については、ホームページから次のように引用する。
村田吉弘、料理人。
タイトルは、ミシュラン7つ星を持つ京料理界のドン!還暦を迎えた料理人が挑む“イギリス初出店”の舞台裏とは?
内容は、次のとおり。
世界の名だたるレストランが名を連ねるミシュランガイドで、極めて高い評価を受けている京都の料亭「菊乃井」。
東京にも店を構えるほか百貨店でも弁当などを展開しているため、その名前をご存知の方も多いだろう。
今年創業100年。
伝統守りながらも「極東のエスニックである日本料理を世界基準に」と世界に向けて発信を続けているのが三代目主人の村田吉弘だ。
折りしも現在、世界では寿司を中心とした和食ブームが起きているが、その店の多くは海外資本。
「今だからこそ本物の日本料理を伝えなければならない」と、村田はイギリスへの初出店を決意する。
番組では厳寒のスコットランドでの食材探しから京都での20皿に及ぶ試作など、還暦を迎えた村田が異文化の壁にぶち当たりながらもオープンに漕ぎ着けるまでを追った。
「伝統に胡坐(あぐら)をかいていては日本料理に未来は無い」と今回、ロンドンの客に出すために生み出した華やかかつ革新的な日本料理の姿とは?
※村田吉弘プロフィール
1951年、京都生まれ。祇園の老舗料亭「菊乃井」の長男として生まれ、立命館大学在学中、フランス料理修行のため渡仏。
大学卒業後、名古屋の料亭で修行を積み76年「菊乃井木屋町店」を開店。
93年、菊乃井の代表取締役に就任する。「日本料理を正しく発信すること」をライフワークとし、海外エアラインの「機内食」の提案や、医療機関や学校での講演を通じた「食育活動」なども行う。
関西のテレビ番組「魔法のレストラン」などのバラエティ番組にも出演、明るく毒舌をふるうキャラクターから「京料理のドン」と称される。
現在NPO法人日本料理アカデミー理事長も務める60歳。
私が一番驚いたのは、村田さんが60歳にしてまだまだアグレシブルなこと。
そして、伝統文化をなによりも重んじる日本料理を根底からひっくり返してでも挑戦する姿は、同じ日本人として誇らしく思いました。
新たな挑戦には、常に批判や中傷が付きまとう。
村田さんは、そのことをよくわかっておられ、それらに耐えられるのは若者よりは年寄りのほうがむいているとも言われた。
常に時代は若者が切り拓く。
それが若者の特権でもあると思っていました。
しかし、むしろ、若者よりも年寄りの方が向いているようです。
なぜなら、年寄りの方が失うものが少ないからかもしれない。
本当に村田さんの一言一言に勇気づけられました。
自分が進もうとする夢に向かって、がんばれるような気がしましたので紹介しました。