明日は、この生石地区で野志市長を交えたタウンミーティングが19時から生石公民館で開催される。
時間のあるときに、案内文をもって回ってみる。
主だったとこしか回れないが、それでもこれを機会にさまざまな人たちとこの地区のまちづくりについて話をしてみる。
異口同音、共通したテーマがいくつかあった。
その中でも一番多かったのは災害対策である。
昨年の東日本大震災のような大地震が来た時に、仙台空港に押し寄せたような津波がきたら同じような状況がこの地区でも発生する。
さらに、もともと土壌的には脆弱なため、液状化現象も発生する可能性がある。
液状化が起こった時に一番怖いのは、人が逃げ惑う中、電柱がバタバタと倒れること。
倒れて人に倒れ掛かるだけでなく、道を遮断する可能性もある。
電気、通信などのインフラが機能しなくなる可能性もある。
そんな時に誰が助けてくれるのか...
あまり知られていないが、自衛隊のヘリはアメリカ大統領の許可がなければ松山空港にはすぐに降りられないことをご存知だろうか。
恐らく自衛隊よりも岩国基地から来てくれるであろう米国のヘリの方が早い可能性がある。
きしくも岩国基地への米国海兵隊の移設の話が起こっている。
災害時最も迅速に機能するのは自衛隊よりも米軍の方のような気がする。
地元には申し訳ないが応援部隊は少しでも多いほうがいい。
この地区には、未就学児童が800人もおり、その半数が空港の近くにいる。
その施設を経営するN代表とお話した時に、災害に備え施設を3階建てにしたり、避難訓練をやっているが、東日本のような大災害に巻き込まれたときには対応しきれないのではないかと危惧されていた。
その時に、周辺地域の人たちが駆けつけて、子どもたちを脇に抱えて走って逃げてもらう訓練を平素からやっておく必要がある。
そのための連携強化のためならば、地区のまちづくりにも積極的に参加したいとも言ってくれた。
まちづくりは、その地域の人たちのためだけでなく、事業所や団体なども含めて考えていくことが重要だと考えている。
その人たちが望むことや希望することをかなえるだけでなく、もしものことをさまざまな予測し、その対処方法を平素から準備しておくこと。
例えば、N代表から帰り際に言われた「施設の前の横断歩道が消えかかっているので何とかならないか」という依頼を受け、帰りに現場を見てみる。
確かに見えにくい。
でも見なくもない。
勝手に判断し、そのままなおざりにすることもできる。
しかし、なぜ、それを望まれるのかを自分の中で咀嚼(そしゃく)してみる。
横断歩道は、単に渡るだけでなく、遠くから認識できるので人が渡る可能性があることを認識させられるという効果があることに気付く。
ならば他はどうか。
小学校の前の横断歩道も同じような状況であった。
セットにすれば個人的なお願いから地域のお願いにできる。
所管は、本市の道路管理課だと思って連絡すると警察の管轄と教えてもらう。
ただ、警察も予算がないはずだからどう切り出すか迷っていた。
前任のM支所長(既に定年)に相談してみる。
「地域の中の交通安全協会や青パトの団体は警察にいっぱい貸しがあるから、そちらから頼むのがいい」とアドバイスをもらう。
早速、青パトのF代表に相談すると、快く快諾してくれたが、作文をしたものが欲しいといわれたので写真つきの依頼文を私の方で準備することにした。
「子どもたちの命を守る」その切り口で活路を見出す。
こんなことが現場では繰り返されている。
時間のあるときに、案内文をもって回ってみる。
主だったとこしか回れないが、それでもこれを機会にさまざまな人たちとこの地区のまちづくりについて話をしてみる。
異口同音、共通したテーマがいくつかあった。
その中でも一番多かったのは災害対策である。
昨年の東日本大震災のような大地震が来た時に、仙台空港に押し寄せたような津波がきたら同じような状況がこの地区でも発生する。
さらに、もともと土壌的には脆弱なため、液状化現象も発生する可能性がある。
液状化が起こった時に一番怖いのは、人が逃げ惑う中、電柱がバタバタと倒れること。
倒れて人に倒れ掛かるだけでなく、道を遮断する可能性もある。
電気、通信などのインフラが機能しなくなる可能性もある。
そんな時に誰が助けてくれるのか...
あまり知られていないが、自衛隊のヘリはアメリカ大統領の許可がなければ松山空港にはすぐに降りられないことをご存知だろうか。
恐らく自衛隊よりも岩国基地から来てくれるであろう米国のヘリの方が早い可能性がある。
きしくも岩国基地への米国海兵隊の移設の話が起こっている。
災害時最も迅速に機能するのは自衛隊よりも米軍の方のような気がする。
地元には申し訳ないが応援部隊は少しでも多いほうがいい。
この地区には、未就学児童が800人もおり、その半数が空港の近くにいる。
その施設を経営するN代表とお話した時に、災害に備え施設を3階建てにしたり、避難訓練をやっているが、東日本のような大災害に巻き込まれたときには対応しきれないのではないかと危惧されていた。
その時に、周辺地域の人たちが駆けつけて、子どもたちを脇に抱えて走って逃げてもらう訓練を平素からやっておく必要がある。
そのための連携強化のためならば、地区のまちづくりにも積極的に参加したいとも言ってくれた。
まちづくりは、その地域の人たちのためだけでなく、事業所や団体なども含めて考えていくことが重要だと考えている。
その人たちが望むことや希望することをかなえるだけでなく、もしものことをさまざまな予測し、その対処方法を平素から準備しておくこと。
例えば、N代表から帰り際に言われた「施設の前の横断歩道が消えかかっているので何とかならないか」という依頼を受け、帰りに現場を見てみる。
確かに見えにくい。
でも見なくもない。
勝手に判断し、そのままなおざりにすることもできる。
しかし、なぜ、それを望まれるのかを自分の中で咀嚼(そしゃく)してみる。
横断歩道は、単に渡るだけでなく、遠くから認識できるので人が渡る可能性があることを認識させられるという効果があることに気付く。
ならば他はどうか。
小学校の前の横断歩道も同じような状況であった。
セットにすれば個人的なお願いから地域のお願いにできる。
所管は、本市の道路管理課だと思って連絡すると警察の管轄と教えてもらう。
ただ、警察も予算がないはずだからどう切り出すか迷っていた。
前任のM支所長(既に定年)に相談してみる。
「地域の中の交通安全協会や青パトの団体は警察にいっぱい貸しがあるから、そちらから頼むのがいい」とアドバイスをもらう。
早速、青パトのF代表に相談すると、快く快諾してくれたが、作文をしたものが欲しいといわれたので写真つきの依頼文を私の方で準備することにした。
「子どもたちの命を守る」その切り口で活路を見出す。
こんなことが現場では繰り返されている。