TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2012.11.10 “正倉院展”

2012-11-24 13:23:43 | 奈良

〈2012.11.11 sat〉
ダンナが“第64回正倉院展”のチケットを貰ってきた

既に会期終盤で今日しか都合の良い日が無い
05:50 起床
    ダンナは4:50起床したらしい

07:10 出発
    観光シーズンのせいか、早朝なのに高速道路には車が多い安全運転で
08:30 高畑駐車場到着
    少し肌寒い
    ダンナはフリースの上に薄手のダウンジャケットを着用
    私もフリースの上にダウンベスト
    会場の奈良国立博物館に向かう
    開場時間20分前なのに既に長蛇の列で、列は見ている間にどんどん延びる
   

      
09:00 開場後も行列にゾロゾロ並びようやく入場
    人人人・・・身動きが取れない程の人
    フリースもダウンも脱いで小さく小さく畳んで仕舞って準備 
    イヤホンガイドで説明聞きながら
    今回は、聖武天皇ゆかりの北倉の宝物が多数出陳
    紫檀(したん)の黒い地に螺鈿(らでん)の白さが映える「螺鈿紫檀琵琶
    (らでんしたんのびわ)」は行列に並んで見学
    18年ぶりに出陳される「瑠璃杯(るりのつき)」はまたまた行列。
    最前列で見学できる列と、2列目以降で見学できる列とに別れて並ぶ。
    前者は待ち時間約30分
    後者の行列に並び見学
    伝世される最古の戸籍
大宝2年(702)「御野国山方郡三井田里戸籍
    (みののくにやまがたぐんみいだりこせき)」が出陳。
    大宝律令で戸籍が整備された時代のもので、男性も女性も戸籍に記載されたらしい。
    奈良時代の男女平等スゴイ
    木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)・
双六の駒や賽子(さいころ)等が
    まとめて出陳。
   
宮廷での音楽や遊びをとおし貴族の楽しみの世界が伺われる
    NHK大河平清盛の伏線にすごろくが登場し、時代が異なるものの興味を感じる
    判断できない人間の弱さを占う道具が貴族の生活の場に身近であったという事に
    不思議で遠い時代を想像
    奈良国立博物館には“なら仏像館”が併設されているが、
    残念ながら時間の都合で次の機会とする。

10:40 見学後ランチのためにまたまた行列に並ぶ
    釜飯の名店“志津香
    「志津香公園店」には既に数名のお客様が行列。
    開店時間の少し前に注文をお願いするシステム。
    松茸は二週間程前に終わったらしい。
    旬は栗と蠣。
    蠣釜飯と蠣フライを注文。
   
    お米から炊き上げるので時間がかかる。30分程待ち御膳が運ばれた。
    木製の蓋が磨きこまれており、釜飯をいただく前から丁寧な仕事ぶりが伺われる
    “志津香”は30年くらい前、小西にあった間口の狭い木造店舗の頃から訪れる名店
        
   
    蠣釜飯
    薄味のお出汁が効いて蠣の香が美味しさ倍増
   
    蠣フライ
    大ぶりの蠣
       
    赤出汁味噌のお味が美味しい。
   
    奈良の電柱に鹿
   
13:20 昼食後は再び奈良公園内の“興福寺”へ
    2012特別公開“興福寺仮金堂”と“国宝館”を見学
   
    五重塔
   
    東金堂
   
    東金堂と五重塔
    
    国宝館で拝見した「阿修羅像」と「銅造仏頭」

   
 
   
   
    南円堂
    

   
    南円堂のおみくじは鹿
   

   

   
    北円堂
    “北円堂特別開帳”を見学
   
14:20 アルテ館前のスタンドで休憩
    不思議と合う羊羹と
    隣では奈良漬トーストを注文するお客様
    カウンター越しに作り方を観察
    普通のバタートーストにたぶん溶けるチーズをのせて焼き、
    最後に刻んだ奈良漬をトッピングして出来上がりのよう
    注文したお客様が「美味しい」と
    自宅で試してみよう
    ダンナ「帰ろか」※突然ダンナの発言
    tomtom「
       「もう
    ダンナ「はい
    tomtom「もうちょっと遊んでこ
    奈良漬買ってから奈良公園一帯を一巡する「奈良公園ぐるっとバス」に乗車する事に

        
    “今西本店”で奈良漬購入    
    江戸時代末期創業。
   
日本で唯一「純正」の呼称が許された今西本店の奈良漬は
    国産の材料を厳選し
、熟成期間3年~13年。
    幾度も漬け替えを繰り返して塩分と水分を抜く昔ながらの製造方法に拘る。
    甘味料・保存料・着色料等を全く使わず清酒粕だけで丹念に作った本物の奈良漬。
    “今西本店”は私のご贔屓の奈良漬屋さん
      
    奈良県庁正面玄関前の「せんとくん」

   
    「奈良公園前(県庁前)」から「奈良公園ぐるっとバス」に乗車
    東大寺・若草山・春日大社を巡り、高畑駐車場から奈良教育大に向かい
    奈良ホテル前を通り奈良県庁に戻るコース。
    「奈良ホテル・ならまち」で下車。乗車時間約40分。
   
    名勝大乗院庭園
    庭園の向こうに望むのが奈良ホテル
   
    ならまちの“春鹿”でお土産購入
    ならまちで犬の散歩中の奥様にお店の場所を尋ねたら、
    わざわざ近くの床屋さんで尋ねて教えていただいた。親切に感謝

   

   
    仕込み水が春日山系の湧水で、奈良県には、珍しい硬水。
       酒質は辛口で深みがあり喉ごしのキレが良いのが特徴。
    まろやかでほのかな甘味の
漂う奈良酒が多い中、個性の際立つお酒。
   
吟醸酒のレベルは高く海外でも高い評価を受けているとのこと。
     
    蔵の隣には重要文化財“今西家書院
    室町中期の書院造りの最も古い遺構を残しているといわれる。
   

   
    ならまちを散策しながら高畑駐車場へ
   
    ここにも古い酒屋さん
   

   

   
    市内循環バス
   
16:00 高畑駐車場から奈良を後に帰路につきました。
    ダンナ「5時半着や
    tomtom「安全運転で
17:30 無事自宅に到着
    近鉄奈良駅前の“平宗”で買った柿の葉寿しを夕食に
   
    蓋を太いゴムで縛り柿の葉寿しに重しがかかる工夫
   
    鯖・鮭・鯛 三種の柿の葉寿し
   
紅葉の美しい奈良公園を巡る佳い日になりました。