TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2015.07.12 “石水博物館”

2015-07-16 00:03:00 | 音楽・絵画・観劇

〈2015.07.12 sun〉
暑い
でゴロゴロしていても暑いので
以前から気になっていた場所へ行ってみました
“石水博物館”
伊勢商人川喜田家伝来の美術品や川喜田半泥子の作品を展示した博物館
「石水博物館40周年記念 所蔵名品展Ⅰ 川喜田半泥子展」

・唐津手茶碗 銘「薄氷」(シスライと読むらしい)

・灰釉茶碗 銘「ぼたもち」
・粉引茶碗 銘「雪の曙」
・片身替茶碗 銘「寝物語

・伊賀水指 銘「欲袋」
・焼締茶碗「猿のしり」
・呼継茶碗 銘「ねこなんちゅ」
・竹の子図(どの草の 芽も貴しと 思ひけり)
・至誠 店定目(たなじょうもく)
・高麗手茶碗 銘「雅茶子」(がちゃこ/上野動物園の象)
・赤楽大茶碗 銘「閑く恋慕」(かくれんぼ)
・灰釉茶碗 銘「園城寺」(オンジョウジ/利休/竹花入)
・波和遊(How are you)
・喚阿巌(Com again)
・仁和寺山門図(山門の 仁王ほほえむ 五月晴)
・竹茶杓 銘「冬ごもり」(森有節/萬古)
・竹尺八花入 銘「みのむし」
・茶わん膳
・虎図(仙)
・無茶
 (仏教用語では「無作/むさ」が転じたと考えられている。
 無為、無作為、自然体など「そのまま」の状態を表す。
 半泥子の世界観を表現するにふさわしい言葉。)
・苦茶 etc.


作品が表す形や色に惹きつけられましたが、銘の付け方がユニークで
半泥子の人柄に触れることができたように感じました
陶器の展示は絵画の展示とは異なり、
存在感を主張する三次元空間が眼前に存在します
展示室は茶碗や水指などと気持ちを交わすとこができる異空間でしたが、
私語を交わす方が多数いらっしゃった事が残念でした