オタトマリ沼での撮影を諦めて島の東側に位置する南浜湿原に移動したことは大当たりでした。
山に掛かっていたガスは見る見るうちに取れて行きました。
海抜0メートルからこういった変化が見れるのも島ならですね。
まるでアルプスの稜線で朝を迎えているような気分です。
ラッキーだったのは無風で湿原が鏡の様になったことでした。
北海道から帰ってから山仲間から連絡がありました。
彼は、数年前に利尻島でネイチャーガイドをしていたそうで、南浜湿原は花ガイドコースの人気スポットだそうです。
一番の撮影季節はゴールデンウィーク辺りだそうで、水芭蕉とミツガシワの花が咲き乱れ見事だそうです。
でも、風がいつもあって湿原が鏡になることは少ないのでいい日に当たったねという内容のものでした。
そうです。私たちはラッキーな日に巡り会わせたのでした。
takayanさんと口々に
「日本の風景ではなくて
ヨーロッパアルプスに来てるみたいですね」
と話しました。
あまりにも見事な朝を迎えたので
もう一度、先に行ったオタトマリ沼に戻ることにしました。