今回の東北旅のメインは「男鹿半島のなまはげまつり」です。
ちょうどこの日はなまはげ柴灯(せど)まつり初日でした。
コロナで人数制限していて事前予約しての入場でした。
まつりが始まる時間までかなり時間があったので男鹿半島を海沿いに観光してから
会場の真山神社へ向かいました。
しっかり時間潰ししたのですがそれでもかなり早い時間帯についたので
なまはげ館や男鹿真山伝承館にてこの地方の大晦日 毎年行われているなまはげの実演を見聞しました。
早い時間に着くとここで「なまはげ」の予習が出来る事で旅情も増して来るのでした。
木彫りの実演コーナー
曼荼羅があって神様の位置付けなどが説明されたものです。
男鹿半島に根付いた信仰も厚いものがあるのが伝わって来ました。
伝承館にて30分ほどなまはげの実演を見ることが出来ました。
寒くて寒くて外ではじっとしているのが苦痛でしたので助かりました。
なまはげとは「道徳」そのものです。
親や年配者を敬い言われたことを素直に聞き入れることが大事だと
子供の頃に叩きつけられる
その経験をした子が親になり
自らの子にもその事を継承していくことで
仲間意識や自治が養われていく
何かあったら助け合う精神も育まれていくのです。
父ちゃん母ちゃんのいう事をよく聞けよと言ってる感じです。
外に出ると薄暗くなって来ていい感じになって来ました。
地元の若い衆がなまはげと化す入魂の結界です。
始まりますよ〜
なまはげ柴灯まつりはコロナで3年ぶりの一般公開でしたので
関係者の挨拶にも気合が入っているをひしひしと感じるのでした。
そして雪はいい感じに深々と降り始めたのでした。