Internet黎明期のエンドユーザーを牽引したメールソフトEudoraがオープンソース化されることが決定した.
私もかなり古い時代から使っている方だが,ユーザが減ってきているので先々心配していたところ.
日本の販売代理店もクニリサーチからlivedoor,そしてソニック・ロキシオと次々と変わった.
今は6.2を使っているが,もはやメインのメールソフトはBecky!になっている.
Eudoraは一時は,広告付きの無料版があったりしたが,結局ビジネスモデルとして成り立たなかったのだろうか,結構早くにやめてしまった.
いろいろあったEudoraだったが,相棒のqpopperがデファクト・スタンダードとなった現在のInternet状況を考えると,その出現はInternet史において非常に重要であることがわかる.
Mozilla Foundationとの共同プロジェクトになる今回の転機もまた,Internet史において重要な出来事になるのだろうか.
Windowsに最初から入っている問題のメールソフトもあるし,いろんなところでWebメールも使われるようになっているし,そもそもMozilla FoundationのThunderbirdもあるわけで,どれだけシェアが伸びるかはわからない.
でもオープンソースになったことは非常に意味がある.
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