黛まどかさんの新しい書籍「ニュージーランド 真夏の聖夜の旅」がこの土曜日(2008/6/28)に発売になるとの連絡が来た.
大学生時代に三重県の「海の一句」で評価してもらったという(こちらが一方的に思っている)縁があるので,その後もちょこちょこ活躍を気にかけている.
先日も何だったかのTV番組で俳句を詠んでいた.
月周回衛星「かぐや」から撮影した月面から現れる地球を観て詠まれたものだった.
TV用の即興とはいえ,私にとっては実にビミョーに感じられた.
字余りや字足らずは,句に新しい流れを呼び込む効果があるというのが私の考えだが,上級者や権威がやたらめったら使いまくる昨今の風潮は「テクニックに溺れている」とついつい感じて,食傷気味になってしまう.
「ロマンチストとナルシストの区別がつかない世の中になっちゃったのかなぁ」と思ったりする.
とはいえ,彼女が彼女の心を素直に詠んでの結果ならそれでOK.
たくさん詠んで,その中から後世にも認められる句を残してほしい.
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