おかげ様で無事に平成29年度 三重県障害者技能競技大会,通称「アビリンピックみえ」を12/2(土)に終えることができました.
その大会趣旨には
「障害者が日ごろから培った技能を互いに競い合うことにより,その職業能力の向上を図るとともに,企業や社会一般の人々が障害者に対する理解と認識を深め,その雇用の促進を図ることを目的として開催します.」
とあります.
私もこの大会に関わって,その理解と認識が深まったと感じているひとりです.
競技種目は
・パソコン文書作成
・パソコン表計算
・電子機器組立
・喫茶サービス
・ビルクリーニング
・製品パッキング
があり,私はパソコン表計算部門で3年目の審査員を務めました.
何年も競技に参加される方もいらっしゃりますが,前回よりも上を目指す向上心でもって入賞を勝ち取ったケースが目立ち,彼等の努力の継続が実を結んだのを見ることができて,審査員冥利に尽きました.
近年の雇用率の高まりを受けて,政府の雇用創出事業が減っていく傾向にありますが,障害者雇用に関してはまだまだの日本です.
彼等が評価を高めるために必要な「理解と認識」.
このイベント「アビリンピック」が担う役割は小さくないと思います.
競技の合間には一般の方が楽しめる参加型アトラクションや,障碍者支援施設で作られたジャムやお弁当などの販売もあります.
もっと多くの人に来ていただければと思いましたが,私の方も広報の努力不足でした.
駐車場も少し足りないくらいだったので,運営側も大変だったと思います.
でもいろんな課題を次につなげ,よりよい社会を築くための一助になれればと思います.
今後もアビリンピックをよろしくお願いします.
個人的にもうれしいことがありました.
三重大学の編入仲間のひとりと22年ぶりに再会しました.
彼も忙しい男で握手と短い会話だけでしたが,競技中は興味を持っていろんな写真を撮影していました.
当然,私は審査員として立ち会っているので,その間は言葉を発することはできませんでしたが,昔の友人がこのイベントとかかわりを持ってくれていることが非常にうれしかったです.
なかなか苦労の少なくないこのイベントですが,来年また彼に会うことも高いモチベーションを保つのひとつになりそうです.
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