ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

お乞食さん。

2018年02月11日 07時49分36秒 | 日常生活
お乞食さん、という
職業??または、人種??って

今の日本にも
あるんですかね?

あっしは
日本を離れて、約20年。

学生の頃に。
電車通勤してた時には。

駅で、浮浪者を
見ることは、あっても

お乞食さん、って
ほとんど、見かけなかったなあ。

わしの記憶の中の
お乞食さん、って。

もっと、もっと
小さい時、にね。

多分。
小学生の頃とかに。

道端に座った
人がいて。

前にお皿?かなにかが、
置いてあって。

その、お皿の中に
いくつか、小銭の入ってたのを

ぼんやり
覚えているのと。

どこかの、駅前で
両脚が、

腿より下がない
初老?の人が

軍服を着て
自分は、戦争で脚を失ったから

国は賠償しろ、とか
なんとか

はいずりまわりながら
叫んでいて。

彼の周りにも
たくさん、小銭が落ちてたのを

これまた、ぼんやりと
覚えてる。

そんなもんかな。
その程度の、記憶。

戦争って
第二次世界大戦?って

驚かれる方も
いらっしゃるかも、しれませんが。

あっしの、
おじいさん、にあたる年齢の人は

第二次大戦で
皆、徴兵に行ったわけだから。

わしが子供の頃に
そういう人がいても

おかしいわけじゃ
なかったのよね。

翻って、トルコ。
トルコには。

現在も、立派な
お乞食さん、という

商売??をしてる
人達がいる。

こないだ。
繁華街の方を歩いていた時に。

人の流れの
ど真中、に

杖をついた
おばあさん、が立っていて

道行く人に
手を差し出して

お金をせびって
いるわけ、だよ。

そうか、と思えば。
バザールでは。

赤ん坊を
腕に抱えて

「この子のために、お恵みを」
みたいな事、言いながら

若い女性が
道行く人から、
お金をせびってた。

思わず、その
赤ちゃんを、見たんだけど。

これが、また
丸々太っててね~。

どう見ても。
お金に困ってて

栄養失調気味です、って
赤ん坊では、なかったんで(爆)

小銭をあげるのは。
やめましたw

ってか。
本当に困ってる人に

小銭をあげるのなんて
全然、構わないんだけど。

中には、
それを商売、として

詐欺まがいの
乞食行為をしてる人も、いるからね~。

そういう人には
あげたくないんだけど。

かといって。
素人には、区別がつかないしね~??

ついつい、そう思うと
あげたくなくなっちゃうんだよね。

以前に、ニュースにでた
女性は

背中に、
人形を背負って

それを、おくるみで
くるんで、わからないようにして

うちの子に、食べ物を買うために、と
お乞食さんを、して歩いているところを

警察につかまって
おくるみを、はぎとられると。

なんと、中身は
お人形だった、てね。

結構、そういう人も
多いらしい(爆)

もっと、
きまりの悪いのは。
子供の、お乞食さん。

最近は、
シリア難民の子供が

お乞食してる事も
多いみたいだけど。

手に、ペットボトル水や
ポケットティッシュをもって

街角に
立ってる子供ね。

これが、本当に
見るに耐えない。

もちろん。
人間の良心に働きかける

一番、効果的で
てっとり早い方法、なんだろうけど。

果たして、親が
やらせてるのか?

自主的に
やってるのか??

いずれにしても
小さい子供が

寒空の下、そうやって
街角に立ってるのを見るのは

本当に
ココロが痛む。

時々、警察の
摘発があるんだけど。

子供を
誘拐したり、または

出稼ぎに行かせる、と
親に少量の、現金を渡して

田舎から
連れ出してきて

組織的に、
お乞食さん、をやらせて

その、ウワマエをはねる
悪魔のような、くそ大人たち。

本当に、そういうヤカラも
トルコには、存在するらしいっす。

以前に、もう、ずいぶん前だけど。
一度、ブログにも

書いたような
覚えもあるんだけど。

両親が、自分の子供に
街頭で、乞食をやらせていて

彼らは、4人兄弟だったかな?
でも。

一番小さい子は
5歳、だかなんか、で。

ティッシュ、そっちのけで
遊びに目がいっちゃって

一つも売らずに
夜まで、遊びほうけてた、と。

夜になると、
家に帰る前に

お兄ちゃんが、弟を
迎えに来るんだけど。

そこで、売り上げが
まったくないのを、知る。

お兄ちゃんは。
家で、両親に殴られるのを恐れて

何で、一つも
売らなかったんだ!と

怒りに任せて
弟を、殴るんだよね。

で、瀕死の状態に
なった弟を

街頭の、ゴミ箱に
放り込んで、行ってしまう。

それを、早朝に
ゴミ回収に来た、

清掃員の人が
見つけて

事件が発覚
するわけよ。

すんで、のところで
弟は、命を取り留めて

兄弟は、揃って
養護施設に、引き取られて

両親は、逮捕される、という
とんでもない、結末の事件でした。

そんな事が。
今も、

起こっているんだよ。
トルコって。

今日。
カイセリで。

長男が、道を歩いている時。
道の、真ん中の方は

ちんたら歩いている人が
多いからって。

脇の方を
歩いてたら。

何か、を
踏んずけたような、
感触があった、んだそうだ。

ゴミか何かだろう、と
気にせず、歩いていると

後から、
子供が追いかけてきたんだって。

何事か、と思って
聞いてみたら。

何と。
さっき踏んずけたのは

その子供が
置いていた、体重計だった、と。

体重計で何をしているのか、と
問われれば。

時々、酔っ払いとかが
おもしろ半分に、立ち止まって

体重計に
乗ってくれるわけよ。

で、小銭を
払っていくと。

要するに、彼らは
体重計屋さん、という名の
お乞食さんなわけだ。

ところが。
長男が、蹴り飛ばして

体重計が壊れたので
弁償してほしい、と

走って、後から、
追いかけてきた、らしい。

長男、
弁償したそうだけど。

なんかね~。
今、このご時勢で

イマダニ、
そんな事をしてる
子供がいるのか、と

本当に。
悲しくなりましたわい。

ついつい
お乞食話、が
長くなっちまいましたけど。

こういう。
底辺に生きる子供達を

救えるような、政策を
ぜひ、お役人には
考えて欲しいよね。





本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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コメント (2)
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