心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

劔岳  もう一度

2010-05-05 | 日記
劇場で観たのはつい最近のような気がしていましたが、もうテレビでも放映されたのですね。
友人がビデオに録画しておいてくれました。
何回観ても感動します。
素晴らしい映画です。
劔岳 点の記
測量隊の柴崎(主人公)は明治の末、日本地図の完成のために劔岳に登ることを軍から命令されます。軍の命令で仕事として参加するのですが、険しい山に挑み「何のために」と考えます。
そして、「人のために」「人が自分の生まれた場所、自分の居場所を正確に知ることは大切なこと」と思うようになり、「ただ劔岳に登頂する事だけが目的ではない、正確な地図の測量のために」と意義を見出します。
大変な思いをしての登頂ですが、そこには先駆者がいました。
そのために、周りの評価は得られませんが、やり遂げたという満足感を味わいます。
「名誉の為でもなく、地図を作るために」の言葉には、人の生き方を示唆しています。
目的のために一生懸命になることは、どう生きたかが問われます。
改めて、自然の美しさ、険しさを画面を通して教えられました。
コメント (3)
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