心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

疲れました (>_<)

2010-05-07 | Weblog
私の都合でボランティアの施設の変更をしました。
予定していた日に他の用事と重なった為なのですが、
その前に、障害者施設のバスに乗っている人たちと出会って、一瞬気持ちが揺らいだのです。
そんな気持ちを見透かされたように、のっぴきならぬ用事と重なりました。
変更された施設に昨日・今日と2日間行ってきました。(8時20分~5時30分)
そこは、認知症の人ばかり100人を預かっている施設です。
職員の大半は20代のように見受けられます。
学童と同じで様々な症状を呈しています。

一人一人にコミュケーションを取りますと、昔の話をされます。
辻褄の合わない話でも、相槌をうちますとどなたも笑顔になられます。
そんなことが出来るのはボランティアだからであって仕事としては成立しません。

私は常に老後は穏やかな顔でなくてはいけないと思っていましたし、
そして、そのようにさせるのは家族の責任と考えていましたが、
現在のように核家族となり、離れ離れで暮らしていては難しいようです。
1日おきの入浴で今日は50人近くの入浴でした。
私は、髪を拭いてドライヤーをかけながら、
「綺麗になりましたね。花嫁さんみたい」と声をかけました。
すると、殆んど全員顔をほころばせ喜ばれます。

この経験は、日々の生活を一生懸命に生きることを教えてくれました。
なぜなら、認知症が出たときその人の生き様がもろに現れるような気がしたからです。
ちなみに、男女の比は3対7で女性が多い。

「話ができる施設」を準備してくださっている方がいます。
ボランティアで聞き役が必要なのですが、果たしてどこまでやれるか・・・??




コメント (6)
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