奥駆の初日の宿は、二蔵宿、無人の避難小屋。久し振りに一人の静寂を楽しもうとワクワクしていたら、夕方、二人ずれのアメリカ人とニュージーランド人が現れた。私の目論見は見事に外れ、外国の小屋になってしまった。トホホ。
バスの駐車場から歩いて約１０分、「天山天池」に着いた。
ここは、中国の「スイス」とも言われ、風光明媚な事で
知られる。湖の先に「ポゴダ峰 5445m」が見えている、はず。
その後、こう言いうツアーでは、定番の「カザフ族」
の村？、を訪ねる。観光の為の施設だが・・・。
沢は、殆ど水量が一定なのだろうか？ 苔の緑が
美しい。 歩道は、完璧に整備されている。
登り切ると、大量の観光バスが駐車していた。
中国らしい。登山口からここまで約１時間２０分。
午前１０：１８、ウルムチ空港着。遅れを取り戻そうと
世界遺産の景勝地「天山天池」に直行。登山口に到着したのは
お昼も大分過ぎた１３：４６。すぐ、レストランで昼食。
翌朝、「旅館」を出発するのは、６時だった。他のグループも
含めて、日本人６０名ほどが、「旅館」の外に出て、迎えのバス
を待つ。が、バスは６時を過ぎても、来ない。疑心暗鬼とはこの事
なのだろう、「バスは本当に来るのか？」、と不安心理が広がる。
約１５分遅れてやってきたバスに、拍手が起こったことが、その
心理を物語っていた。
「女洗手間」とは、女性用のトイレの事だ。
機内食。
蘭州の空港に着いて、再びウルムチに向けて出発する
寸前の、午後１０時前、ウルムチ空港が砂嵐の為閉鎖中
と告げられ、その日は飛ばないことになった。あれよ、あれよ
と言う間に、預けた荷物を受け取り、航空会社がアレンジした
バスに乗って、空港近くの「旅館」へ。いやも応もない！
「旅館」に入ったのが１１時前だから、「素早い」と言うべきだろう。
多分「砂嵐慣れ」しているのかも。
