旅の6日目、最初に訪れたのは関所「陽関」。
wikipedia に依れば、「陽関」とは、
陽関(ようかん)は中華人民共和国甘粛省敦煌市の南西約70kmにある、かつて建設されたシルクロードの重要な堅固な関所の1つ。併せて設置された玉門関より南に位置し、そのため「陽関」と称された。玉門関と併せて「二関」と呼ばれる。漢代に武帝が河西回廊を防衛する目的で建設した、西域交通南ルートのでの要所であった。
陽関は、中国で古代より孤独な生活を思い詠嘆する地で、特に唐代の詩人王維の詩「送元二使安西(元常の安西に使ひするを送る)」が有名である。「西出陽関無故人(西のかた 陽関を出づれば故人無からん)」の句は三度繰り返し吟じられることが多く、「陽関三畳」と呼ばれる。
「出入国管理官」、往時は、もっと威厳あり、引き締まった
顔をしていたのだろう。
手配書、
日本の新幹線。車内の掃除は始発電車の発車までに
熟練の技で、短時間で終わる。東京駅では、風物詩
の一つでもある。さて、中国の新幹線。日本と同じ事は
色々な意味で出来ない。第一、電車が走っている間に
ひどく汚れて見苦しくなってしまう事は必定だ。では
如何するのか? はて、さて、と思ってしまうのだが、
それを見事に解決していた。流石、中国人、と言った所か。
「汚れたら、その場で奇麗にしてしまう」、と言うのが
その方法。恥ずかしながら、お弁当を食べている最中、
箸の先から、ご飯粒を、パラパラと床に何度も落として
しまった。そこに登場するのが、掃除をする人。食べ終
えるまで、2回も来て、足下の床を奇麗にしてくれた。
かくして、新幹線の中は、常に奇麗、と言う事になる。
天井にはテレビと、これは欠かせない
監視カメラ。