道成寺のHPより
和歌山県最古の寺、天音山道成寺は大宝元年(701年)に創建されました。本堂など重要文化財の建造物や、国宝、文化財指定の仏像などをお祀りしています。
紀州路第一の古寺、文化財の宝庫として道成寺の面目躍如たる宝佛殿は、国宝3点、重要文化財11点、県指定文化財4点を収め、年中ご参拝いただけます。
上写真は宝佛殿の内部本尊千手観音、脇侍日光、月光菩薩
千手観音と日光菩薩はヒノキの一木造り、月光菩薩はカヤの一木造りです。いずれも西暦800-850年頃の作とされるので、安珍清姫の事件も目撃なさったはずですね。
本堂
承平12年(1357)建立
大宝元年(701)頃に創建された講堂650年ほど使われ、南北朝時代にこの本堂に立て替えられました。再び650年の歳月が流れて老朽化が進み、昭和63年から平成3年にかけて解体修理が行われました。修理中に講堂の遺構も調査され、この敷地が1300年間にわたり一度も雨風にさらされていないことが確認されました。
1753(宝暦3年) 「京鹿子娘道成寺」が初演される