゛ほつほつと蛍火追ひた古里のせせらぎの水甘き頃゛
゛幼きは今夜は蛍掴もふと茂みの中で光り待つらん゛
蛍とは幻想の中に連れ込んで
輝きを放つ魅惑の夏夜を告げてくれる
掴んでみると
干し草に身を隠れているコウロギのような
黒く小さなあまりにも素朴な昆虫に
な~~んだー
幼心が萎んでしまった
そして老いの身には
この小さな昆虫の夜の魅惑に
故郷の風を団扇で近く遠くに寄せ
ちびりちびりと飲む酒
古里は゛ありがたきかな゛
山川せせらぎ
今年も夏の便りが届く
゛幼きは今夜は蛍掴もふと茂みの中で光り待つらん゛
蛍とは幻想の中に連れ込んで
輝きを放つ魅惑の夏夜を告げてくれる
掴んでみると
干し草に身を隠れているコウロギのような
黒く小さなあまりにも素朴な昆虫に
な~~んだー
幼心が萎んでしまった
そして老いの身には
この小さな昆虫の夜の魅惑に
故郷の風を団扇で近く遠くに寄せ
ちびりちびりと飲む酒
古里は゛ありがたきかな゛
山川せせらぎ
今年も夏の便りが届く