何も無ければ
近くて遠いのが親の家だろう
逆風の嵐のような奴がやって来た
今迄水平保っていた所に
波紋が走った
テレビを見ていた病夫
久しぶりの出会いに何を話しても
口が重く視線はテレヒで上の空
あ~の
こ~の
嵐のような娘がバーゲン品を広げ
着せ見せてくれる内に
その場がそよ風に変わった
お父さんの楽しみはテレビだけと
事情を察してか
急に娘は無言になり
いそいそと玄関に立った
娘が追いの身の私達に
そよ風の匂いを残してくれた
その場の空気をブンガワンソロ( 一一)
流れを
ブンガワンソロ(^-^)
起点を変えられるのだから
゛若いっていいな~゛
玄関で娘を身送りながら呟いた