秋の入口 2012-08-27 08:28:19 | Weblog 通り 花が咲き実を結んだ 庭の園生 ひと夏を過ごし徐々に土壌に戻って行く 夕焼け小焼 季節の新しい出会い フエンスで羽を休めている蜻蛉 いつの間に背が赤く染まっていた 飛び立つ行方を追って行くと 水平を保っていた夏の出口の海 其処はもう秋の入口で白く波だてている 浜辺の棹には 故郷の川へと産卵をする鮭が 糸に釣られて行く銀鱗の秋の充実に変わり 豊魚と裏腹の虚しさに矛盾を感じつつの至福時 店頭に並べられた プチプチの大粒のすずこと白子の出会いに 今年も、、、、 味覚の秋の入口のあの日 哀愁の夕日に染まる釣り人達の姿が見えて来た