陽が正午を狭間に晩秋の秋晴れを意識する
こんな日は
疎遠になっていた里の方にと向きを直すと
゛おふくろさんの漬物゛
今年も漬物好きな夫の誕生日が近づいて来た
゛箸休めのおふくろさんの自慢の漬物゛
舌づつみながらきっと母さんに甘えたいだろう
脳梗塞になり惚けたふりをしているが
゛いつも渡る世間は鬼ばかり゛の肝っ玉母さんのホームドラマを見ているので
幾つになっても産んでくれた゛母さん゛に
心は傾いているようだ
゛今年は漬物は既製品にしょう゛。。。。。と
昨日夫との会話だったが
お店の並んでいた太く水々しそうな大根をみると
(1本100円で5本 購入)
やはり今年も漬けようと心変わりがし
細い腕をま捲りながら勇気が湧いてきた
2Lサイズの洗い大根5本
油切れの自転車に買い込んで
荒漬けにと自宅と急ぐ主婦の至福時
塩梅良く水が上がっているか
(老いの二人住まいなのでこれで良い(*^_^*))
明日の朝私にも楽しみが待っている
あの日の旭川市民文芸の本が木枯らしに弄ばれて
私の佳作のこんな短歌が日の目を捲る
軒下に吊るせし白きダイコンに冬近かからむ霜の降り居つ