夕焼け小焼けの赤蜻蛉
羽化したばかりの敏感であった
あの夏の日
棹で羽根を休めていた出会いの姿のトンボも
今は秋。。。。。。
真っ赤な米寿の衣を背に
自分のさだめを意識してか
自然への惜別を意識してか
私の手に身体付いて離れない人恋しさ。。。。。。
それを見た
電線に止まった鴉のハーミング
、、、、、、
夕焼け小焼けの赤トンボ
負われて見たのは何時の日か
15でねいやは嫁に行き
お里の便りもたえはてた
この人なっこさは
この世の別れを告げたいのか
物心を語りたいのか
私の手に掴まった赤蜻蛉
綺麗な夕焼け空へ返してやった
5連休最後のシルバーウィークディーの日
私の身体から付いて離れなかった赤トンボ
懐かしい郷愁心を思い抱かされた
この赤トンボの愛しさ、、、、
きってきっとビオロンの鐘の音が聞えていたのだろう。。。。。。