金魚cafe

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超高速参勤交代あともう一回観れるかな??

2014-07-14 23:52:34 | 佐々木蔵之介さん
3回目ぐらいまではちょっと映画観に行ってくると言って出かけましたが、4回目となると「どこ行くの?」「う~ん、ちょっとそこまで。」ゴニョゴニョ。(◎_◎;)

と出かけていきました。

先週休みがありまして観に行けるのはこれで最後かなあと、あとは仕事が詰まってて休みなし、20日すぎると上映回数が減って時間が合わないかもと、「ちょっとそこまで。」とまた出かけていきました。

感想を書こうと思ったら次の日から仕事が忙しくてそのまま寝てしまい、何日か遅れで書いてます。

客席はずっと年齢高め男性多しで、まあ時代劇だからかなあと思ったのですが、幕府を親会社、湯長谷藩をその子会社と考えれば会社乗っ取り、買収に立ち向かう社員と思えなくもないですね。

そしてご家老の相馬サマが上からも下からも挟まれて中間管理職の悲哀を漂わせていると思えばその苦労もわかるわかるとなるのでしょうね。

仕事ができる~~というオーラ漂わせる社長じゃちょっと窮屈な感じがするので、仕事がしやすいのは殿のような普段はおおらかで細かいことはご家老に任せ、イザという時は自分が責任を取る。

そして上からものを言うのではなく、みんなと同じ立場になって考えられる。

また理想の上司で蔵之介さんランクインしそうです。

大名行列について「思えば江戸は」 稲垣史生著 大和書房を読んでみますと、大名行列は織田信長の時代に明智光秀が点数稼ぎに考え出したことだそうです。

三列または四列編成で足並みそろえて行進させた、しかしまだ天下が統一されていないあの時代では敵から狙われて役に立たなかったそうです。

江戸時代大名行列が行われたのはまあ平和といえばそうだったからかもしれません。

湯長谷藩クラスでは馬四騎、足軽二十人、中間三十人、五十人いれば体裁は整えられたというのは映画の通りです。

それと映画の中の殿は駕籠に乗るのが苦手でしたが、実際殿さまはずっと駕籠に乗りっぱなしは窮屈とみんなと歩いたり、馬に乗ったりすることもあったそうです。

「下に~~、下に~~。」と行列が通ると皆平伏して通るのをすごしますが、空の駕籠だった~ということもあったそうです。

天候に左右され日にちが延びると予算がなくなってしまった~ということも珍しくない、まあそれだけ大変なことだったのですね~。

五日で江戸~と六十里、一日十二里(48キロ)進むので泥だらけでボロボロになってましたが、それでも凛として清々しい、そんな殿と湯長谷藩のみなさんをまた観たいのですが、もう一回観に行けるかなあ。