金魚cafe

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LIFE~夢のカタチ~洋のエッセンスを詰め込んだ新作和菓子

2014-10-23 00:36:32 | 佐々木蔵之介さん
阪急沿線はスイーツの有名なお店が多いところです。

武庫之荘の駅の近くに和と洋を融合させた新しい感覚の和菓子屋さんの坂井さん。

こちらの看板メニューはコーヒーわらびもち。

あっという間に売り切れてしまうほどの人気です。

今は秋なので季節限定でモンブラン大福やチョコ大福など美味しそうです。^^

和菓子屋さんに生まれた坂井さん和菓子の道に進まず洋菓子のパティシエになりましたが、お父様から自分の技を伝えたい戻ってこないか?と言われて和菓子の修行をされました。


そんな坂井さんが新しい和菓子に挑戦されます。

食べたら羊羹、味わったらチョコレート、口の中でアロマの香りがするような。^^

選んだチョコは日本ではまだ珍しいスペインのメーカーのチョコ。

TVで観ただけですがかなり美味しそうです。^^

そして羊羹の型のシリコンをを選ぶのにフランスの調理器具メーカーさんを訪れます。

シリコンの型は50種類ぐらい置いてあります。

坂井さんから「羊羹が出来上がった時の抜け(型から)が良くて奇抜じゃない、羊羹って感じから角を取ったような型。

と出来上がりのイメージを説明されただけでメーカーさんがその50種類の中からこれはどうですか?とスッと出してこられたシリコン型がピッタリだったのです。

こういうお仕事はお菓子のことをよく理解していて、センスが必要なのだなあと、プロだから当たり前のことだと思ってもやはりすごいわ~と思ってしまいます。


試行錯誤して出来上がったチョコレート羊羹、最初に食べてほしい方は、坂井さんが洋菓子コンクールの出場したときの審査員長だったエス・コヤマのオーナー小山さん。

小山さんは世界的なコンクールで連覇したスゴイ方です。^^(超有名ですよね^^)

坂井さんがコンクールで食材を忘れてしまい本来ならば失格となるところを審査員長の小山さんが出場者に坂井さんに少しずつ材料を分けてあげてくれないかとおっしゃってくれたことで今の自分がある、チャンスをくれたことにぜひお礼が言いたいと。

出来上がった羊羹を持って小山さんに会いにいきます。

これが実現できたのはLIFE~夢のカタチ~という番組があったからかもしれません、小山さんご自身もLIFE~夢のカタチ~に出演されましたので夢をカタチにしようとする番組の意図はわかってらっしゃったのでしょう。

一国一城の主であっても世界的なパティシエの前ではやはり緊張気味の坂井さん。

快く出迎えた小山さん、羊羹を食べてチョコレートはスペイン産であること、羊羹の隠し味的に使われた調味料までピタリと当ててしまいました。

これが世界の実力っていうのを見せられた気がいたします。

一人のプロの周りには何人ものプロが存在してその人たちがいるからこそ仕事ができる、皆つながっているのですね。^^