人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

季節のない国

2018年03月05日 | 日記

庭のほんの片隅に

クロッカスが地面からいつの間にか

顔をだしていました。

ちょっとした驚きです。

こんなところから?

けれども、これは小さくて大きな喜びです。

季節が確実に移り変わってゆくことを

小さな花が教えてくれます。

季節があるっていうこと

とりわけ

もうじき暖かい春が来るというお使いのような

小さな花を眺めていると

季節のない国もあるんだろうなと

とりわけハワイなんかを思い出します。

ちっとも魅力を感じなかったあの思い出です・・・

季節のない国(住んでる人にとっては多少あるのでしょうが)

って

侘しいものではないかしら。

常夏とか常春なんていうけれど

移ろいのない国や場所なんて

味気ないだろうな

しばしクロッカスと話しました・・・