庭のほんの片隅に
クロッカスが地面からいつの間にか
顔をだしていました。
ちょっとした驚きです。
こんなところから?
けれども、これは小さくて大きな喜びです。
季節が確実に移り変わってゆくことを
小さな花が教えてくれます。
季節があるっていうこと
とりわけ
もうじき暖かい春が来るというお使いのような
小さな花を眺めていると
季節のない国もあるんだろうなと
とりわけハワイなんかを思い出します。
ちっとも魅力を感じなかったあの思い出です・・・
季節のない国(住んでる人にとっては多少あるのでしょうが)
って
侘しいものではないかしら。
常夏とか常春なんていうけれど
移ろいのない国や場所なんて
味気ないだろうな
と
しばしクロッカスと話しました・・・