お囃子の練習より
掲示板に貼られた重柳八幡宮祭典案内
重柳八幡宮の祭りまであと14日、ちょうど2週間前ということになる。区民の方々への祭りを知らせる文書も間もなく配布されるという。祭りを取り仕切る「重柳八幡宮祭り保存会」は、その名の通り、祭り保存が主旨になる。お船の保存会ではない。にもかかわらず、宵祭りに曳かれる舞台には保存会としては手を出さない。これは保存会が祭りを仕切るようになった昭和53年時、舞台は伍長会が仕切っていたが故のことなのだろう。伍長会が担っている部分まで取り上げて保存会が口を出すのを避けたと考えられる。簡単に言えば継続性のあったほかの人たちが担っていた部分はそのままにして、衰退しそうな祭りのほかの部分を保存会として担うことにしたわけである。
お船祭りの調査だから、お船とは無縁な部分は調査対象にはならないのかもしれないが、そもそも祭りの全容を知らないわたしには、それらも把握しておく必要があるのだろうと、昨日のことは今日は忘れて重柳に向かった。
今年の祭りの日程は下記のようだ。
9月23日
午後7:00~ スマイリーフジ「大マジックショー」
午後7:00~ 富くじ受付開始 重柳八幡宮境内本部にて
午後8:15頃 伍長の皆様による舞台の奉納・神事
午後8:30頃~ 「しげやなギッズ」による楽器演奏
午後9:00~ 会長挨拶~子供の太鼓披露
午後9:30まで 富くじ受付終了
午後9:30~ 富くじ抽選会
9月24日
午前10:00~ 宝探し(無料)、輪投げ・お楽しみくじ(1回50円)
午後12:00~ 保存会員・小3~6年生 公民館集合・記念写真撮影
午後 0:30~ お船曳き出し(青年会館前から)
午後 2:30頃~ 「ソーレあづみの」様によるヨサコイの演舞
午後 3:00頃~ お船お宮入り・神事・お宮祭り
午後 3:30頃~ 神餅・福銭まき
今年の宵祭りにおける余興はマジックショーだという。昔も必ず余興を外部に依頼したという。今日はそうした余興の舞台となる小屋掛け作業が小屋掛け班によって行われた。本祭りに大雨が降ると、小屋掛けをしても観客が雨天下になってしまうため屋内に移行して行われるという。それでも毎年小屋掛けすることに意味があるのだという人もいる。やはり地域内の人の関わりを重視していると思われる。祭りまでの物語がまさにこの1ヶ月に詰め込まれている、そう思った。
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