初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

クスノキ    ソラにつづく      東京都江東区恩賜の森

2023-11-03 00:01:28 | 東京都江東区恩賜の森

 

日本でいちばん大きくなる樹

 

ソラにつづく

 

聖なる樹

 

 

 

新潟の実家、道を挟んだ正面にクスノキがそびえていた。

寺の参道につづく場所で、幼いころからソラにつづくトクベツな樹だと感じていた。

高所は苦手だったのに、よく登ってはソラや遠くを眺めるのがお気に入りだった。

いまだに樹にハグするのは、この遠い記憶があるからかも。

今そこは道路になってしまった。

僕が大人だったら止めることができただろうか・・。

 

 

(楠) クスノキ科ニッケイ属。

原産地、インド、東アジア。本州中南部以西に分布。

花期、5月。花径、3~8mm。

樹齢1000年以上、樹高、50mにも。

日本でいちばんの巨木。聖なる樹と。

木部を蒸留し、防虫剤、医薬品になる樟脳油を採取。

名の由来、その香りから、奇(くす)しき木、訛ってクスノキ。

 

ショカ

ヒト科ミンハナホシノヒトミ属

 

アーカイブ

4月上旬。

 

5月中旬。

  

 

 

 

 

6月中旬。

千葉県長生郡、国の天然記念物指定「笠森寺自然林」にて。

 

 

11月中旬。

 

 

11月下旬。

 

 

 

 

仲間 アーカイブ

タブノキ

(椨)クスノキ科タブノキ属。常緑。

日本(東北以南)東・東南アジアに分布。神社に植えられる。

花期、4~6月。花径5mmくらい。樹高、30mくらいに。8~9月ころに果実。

古より「天より降る木」と呼ばれ食用にも。

樹葉は線香の原料や、八丈島の「黄八丈」染料に。

名の由来、古来より神事との関わり深く、

霊(たま)が宿る木、「タマノキ」から転訛したという説。

 

 

 

  

  

 


シダレザクラ    千年のちも うつくしく     東京都江東区恩賜の森

2023-04-12 00:01:01 | 東京都江東区恩賜の森

 

 

ヒトのイノチのはかなさ

ゆえのうつくしさ

 

それでも

シダレザクラにあこがれる

 

夢でいいから

千年のちも うつくしく

 

 

 

(枝垂れ桜)バラ科サクラ属。

ソメイヨシノの親、エドヒガン(江戸彼岸)の派生種。

枝が垂れ下がるサクラの総称としても使われる。

花期、3月下旬~4月上旬。 花径、2~3cmくらい。

サクラで最も寿命が長く1000年以上のエドヒガンの特性を受け継ぎ、

樹齢長く、樹高20m、幹が10m近くに達する。

 

 

アーカイブ

4月初め。

 

 

4月中旬。

 

 

 

仲間 アーカイブ

千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

推定樹齢1000年超の国の天然記念物、日本五大桜、三大巨桜、

福島県の三春滝桜(みはるたきざくら)の子。

 

  

 


ラクウショウ    あたたかい胸、ソラにつづく入口      東京都江東区恩賜の森

2023-02-11 00:01:29 | 東京都江東区恩賜の森

 

 

あたたかい胸

ソラにつづく入口

 

 

 

 

(落羽松)ヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属。

北アメリカ原産。

明治20~30年に、初めて東京・新宿御苑に。

花期、4月ころ。雌雄異花。

樹齢は長く、1000年を超える。樹高、50mにも。

水辺や湿気の多い場所が適地。 呼吸を助ける気根が生じる。

名の由来、秋に鳥の羽のように落葉することから。

 

 

アーカイブ

2月下旬。

 

 

3月上旬。

 

 

3月中旬。

 

   

 

 

4月中旬。

日本で最初のラクウショウの森、東京・新宿御苑。オオアマナの大群生。

 

   

 

オオアマナ

(大甘菜)キジカクシ科オオアマナ属。

原産地、ヨーロッパからアジア南西部。

明治末期に渡来。

 

4月中旬。ほどけてゆく春。

 

5月上旬。

 

 

5月下旬。

 

 

7月下旬。

 

  

 

 

寄りそうように、ヒヨドリジョウゴ

(鵯上戸)ナス科ナス属。つる性多年草。

ヒヨドリジョウゴ  アーカイブ

 

 

8月下旬。

 

 

 

9月中旬。

 

 

10月上旬。

 

 

10月下旬。

 

 

12月下旬。

 

 

1月中旬。

  

 

2月末。

 

 


ウツギ    もれふるひかりの下に      東京都江東区恩賜の森

2022-12-16 00:01:36 | 東京都江東区恩賜の森

 

ソラ指す空木。

もれふるひかりの下に。

 

 

(空木)アジサイ科(ユキノシタ科)ウツギ属。

原産、日本、中国。 北海道南部以南に分布。

「卯(う)の花」は頭文字から。

旧暦4月、卯月は「卯の花の咲く季節」の意。

『夏は来ぬ』で歌われる初夏の風物詩。

花にほとんど香りはなく、古語でにおうはうつくしいという意で使わている。

おからを「卯の花」と呼ぶのは、咲いてるようすや空(から)の茎からの説。

花期、5~7月。 花径、1cmくらい。樹高、4mくらいに。

茎が中空のため空木(うつぎ)。

科や属の異なる種でも幹が中空な植物はウツギと呼ばれる。

 

 

アーカイブ

5月初め。

 

 

 

5月下旬。

 

 

 

6月中旬。

 

 

7月上旬。

 

 

 

池の縁に朽ちかけた切り株。

アカメガシワ、エノキ、ケヤキ等が育ってる♪

このまま剪定したら、森の盆栽に。

 

 

10月初め。

 

 

10月下旬。

 

 

 

1月初め。

 

 

 

 

ショカ園 栽培記録

2016/5 挿し木。空木の茎。

 

2016/11。

 

2019/5。

 

 

2021/2下旬。

昨年夏に水切れしてダメージ。

陽射しきつくない場所に移動したのに、

ちょっと陰になってて、晩秋にまたもや水切れ、が~ん!

生きてる気配が薄いけど。

ちょっと切ってみると、まだ生きてるような・・。

植え替えて、春の若葉待ち。

神様お願い。

水をほしがるアジサイ科。 

 

2021/3/下旬。

復活♪

 

2021/4/末。

元気にはなったけど、今年は咲かない。

マタライネン。

  

 

2021/7中旬。

剪定は最小限に止め、来春期待。

 

2022/12現在。

全体の様子はあまり変化ない。

それなりに元気ではあるが、春に咲かなかった。

もれふるひかりの環境にしてるんだけど・・。


ヤマボウシ    ソラから降りて      東京都江東区恩賜の森

2022-11-10 00:01:38 | 東京都江東区恩賜の森

 

もれふるひかりのなか、

花も実も葉も、

ソラから降りて。

 

 

 

(山法師)ミズキ科ミズキ属。

東北南部以南、東アジアに分布。

山の谷筋環境などに自生。

ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)は近縁。

花期、5~6月。 総苞径、10cmくらいに。

若葉、果実は食用。 樹高、15mにも。

名の由来、総苞片を坊主頭と頭巾に見立てて。

 

アーカイブ

5月上旬。

 

 

ホシノヒトミも見上げてる。

ゴマノハグサ科クワガタソウ属。越年草。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

 

 

5月中旬。

 

 

 

5月下旬。

 

6月上旬。

 

 

 

7月下旬。

 

 

 

9月上旬。

 

 

 

 

 

仲間 アーカイブ

ベニバナヤマボウシ

(紅花山法師)ミズキ科ミズキ属。

野生種から生まれた色。