初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ウォーターマッシュルーム    笑っているみたいで    東京都江戸川区小川の辺

2021-07-12 00:01:29 | 東京都江戸川区小川の辺

 

花が咲くことに、去年、初めて気づいた。

20年くらい観てるのにね。

しかも、花期がすごく長くて。

 

ほらって、笑っているみたいで。

 

 

(Water mushroom)ウコギ科・チドメグサ属。抽水、湿生植物。

原産、北アメリカ。1960年ころ熱帯魚とともに渡来、野生化。

別名、ウチワゼニクサ。

花期、6~10月ころ。花径。2~3mm。

名の由来、葉のカタチから。

 

 

 

アーカイブ。

7月下旬。

 

  

 

 

12月末。


カクレミノ   観てほしいヒトにだけ気づくように咲く   東京都江戸川区小川の辺

2021-07-09 00:01:42 | 東京都江戸川区小川の辺

 

樹の花に多い、辺りに溶け込んで、

観てほしいヒトにだけ気づくように咲く。

 

 

 

(隠蓑)ウコギ科カクレミノ属。

本州東北南部以南から沖縄に分布。 

花期、7~8月。数ミリの両性花、雄花。

樹高、8mくらいに。

名の由来、

葉が隠蓑(付けると姿が消える架空の蓑)に似ていることから他。

しかし、若い樹にしか観られず、次第に普通の楕円形に変化。

ウコギ(五加木・五加皮)は、根皮を干した漢方薬、五加皮 (ごかひ)から。

 

 

アーカイブ。

7月中旬。雄花。

 

7月末。

 

 

 

8月上旬。

 

8月中旬。

 

 

11月下旬。

 

 

 

仲間。アーカイブ。

キヅタ

(木蔦)ウコギ科キヅタ属。

常緑のようすから、別名フユヅタ。

日本(本州以南)、東アジアに分布。

花期、10~12月。花径1cmくらい。

 

 


コムラサキ   三つの時間     東京都江戸川区小川の辺

2021-07-08 00:01:04 | 東京都江戸川区小川の辺

 

一つの枝に、三つの時間がならんで。

花も、葉も、実もうつくしい。

 

 

 

(小紫)シソ科(クマツヅラ科)ムラサキシキブ属。

日本、中国や朝鮮半島にも分布。

花期、6~8月。 花径、3mmくらい。

樹高1.5mくらい。実は3mmくらい。

名の由来、ちいさいムラサキシキブ。

紫式部は、紫の実が敷きつめられた「紫敷き実」か

「紫茂実」が訛った説。

 

 

 

アーカイブ。

6月上旬。

 

 

 

7月下旬。

 

 

 

8月上旬。

 

9月上旬。

 

 

9月中旬。

 

10月下旬。実がこぼれるとガクが咲く。

 

 

 

11月中旬。

 

 

 

12月初め。

 

12月下旬。

 

 

 

仲間。アーカイブ。

 

ムラサキシキブ

(紫式部)シソ科(クマツヅラ科)ムラサキシキブ属。

日本、朝鮮半島と台湾に分布。

山野の林に生育。

花期は6〜8月。高さ3mくらい。

 


イヌツゲ    いつかのどこか   東京都江戸川区小川の辺

2021-05-24 00:01:05 | 東京都江戸川区小川の辺

 

剪定しなければ10mくらいになると。

出逢ったことがなくて。

例えば仲間のクロガネモチのようになるのだから、

ワクワクする。

でも、山野では、花や実のない時期、

気配消えてて気づけていないのかも。

 

いつかのどこかが楽しみ。

 

 

 

(犬黄楊)モチノキ科モチノキ属。常緑。

原産、日本。全土の山野に分布。

花期、5~7月。花径、5mmくらい。雌雄異株。樹高、10m以上に。

強剪定、潮風、大気汚染にもつよい。

古代ローマ時代からある、草木で造形物に剪定して飾るトピアリー (topiary)。

日本ではイヌツゲが多用されている。

ツゲはツゲ科ツゲ属で仲間ではない。

「ツゲ」の語源には、葉が次々と出てくることから「次ぎ」や、

木目が細かく詰まって丈夫で「強木目木(つよきめぎ)」の説。

モチノキは、樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることから。

食用の餅の語源。

成長遅く高級材のツゲに対してイヌツゲは成長早く蜜なため、

生垣、庭木に使われる。

役に立たない、劣るからイヌという世界観は

宇宙の果てに捨ててきたい。

花も犬も、ヒトのたいせつなともだちだから、イヌツゲ。

ショカの花図鑑。

 

 

アーカイブ。

5月下旬。

 

 

10月下旬。返り咲き。

 

 

11月上旬。

 

 

 

モチノキ科モチノキ属。アーカイブ。

 

ソヨゴ   風からもらったうつくしいなまえ

(冬青)モチノキ科モチノキ属。常緑。

新潟、宮城以西、中国、台湾に分布。英名Soyogo。

雌雄異株。花期、5~6月。花径、5mmくらい。果実、5mmくらい。

樹高、8mくらいに。 幹30cmくらいに。葉はタンニンが多く褐色の染料に。

 

 

 

ウメモドキ

(梅擬)モチノキ科モチノキ属。

日本固有種。本州以南九州に。

花径は3~5mm。花期は、5月中旬~6月。

樹高、2~3mくらい。雌雄異株。

 

 


ソヨゴ     風からもらったうつくしいなまえ       東京都江戸川区小川の辺

2021-05-14 00:05:27 | 東京都江戸川区小川の辺

 

風からもらったうつくしいなまえ。

初夏の風がいちばん好きとソラにささやく。

 

 

 

(冬青)モチノキ科モチノキ属。常緑。

新潟、宮城以西、中国、台湾に分布。英名Soyogo。

雌雄異株。花期、5~6月。花径、5mmくらい。果実、5mmくらい。

樹高、8mくらいに。 幹30cmくらいに。葉はタンニンが多く褐色の染料に。

緻密で白い材は楽器などに、枝は祭事用に。

名の由来、葉が水分保持能力高く、厚くて縁が波状なため、

風で特徴的な音からソヨゴ、と。

冬青は常緑の意。 別名フクラシバは火に当たると膨らむことから。

モチノキは、樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることから。

食用の餅の語源。

 

 

アーカイブ。

5月下旬。

 

6月中旬。

 

9月下旬。

 

 

10月中旬。

 

11月中旬。