初夏に観察したときの、薫る風を思い出す。
長くて短い、はやくておそい時の船。
(西洋水蝋)モクセイ科イボタノキ属。常緑。
原産地、ヨーロッパ~アフリカ北部。
別名ヨウシュイボタ(洋種水蝋)、プリベット.他。
花期、5~7月。芳香。樹高、4mくらいに。
欧米の代表的な生垣種のひとつ。
イボタの名の由来、寄生するイボタロウカイガラムシが
樹皮に分泌するイボタ蝋から。イボ取り、止血の薬効。
アーカイブ。
5月下旬。
仲間。アーカイブ。
トウネズミモチ
(唐鼠黐)モクセイ科イボタノキ属。常緑。
中国中南部原産。明治に渡来。全国に分布。
花期は6 -~7月頃。花径、4mmくらい。
果実、10~12月に熟す。1cmくらい。薬用。
樹高:15mくらいに。
ネズミモチ
(鼠黐)モクセイ科イボタノキ属。
関東以西中心に分布。
花期、5~6月。 花径、5mmくらい。果実、10mmくらい。
樹高、6mくらいに。
名の由来、葉が似ているモチノキ(モチノキ科)からモチ。
モチノキとは樹皮から、鳥黐(とりもち)を採取することから。
黐とはイネ科植物の種子にみられる、
炊いたときに粘りが強く,ついてできる餅のこと。
薬用となる有益な実を、ネズミの糞に似てるからと解説されている。0点。
ネズミが食べやすい、ちいさな焼きモチのような果実の樹、でいいのでは。